THE YELLOW MONKEYライヴ映像収録数総選挙【アルバム編】

せっかく集計したんだから味なくなるまでしがむタイプのオタク、それが私。「THE YELLOW MONKEYの楽曲で販売された円盤のうちもっともライヴ映像として収録された回数が多い曲」のデータ(このいっこまえのエントリを見てネ)から、9枚のオリジナルアルバム+インディーズのBUNCHED BIRTHを加えた10枚それぞれの収録数について架空の解説者がああでもないこうでもないいうやつです(どんなやつだよ)。アルバムご本人からのコメントも交えてどうぞ、ってアルバム本人…?架空の解説者とは…?みたいな真顔になってちゃこの先ついていけないぞ!君もいますぐ目をぐるぐるさせてこの粉を吸うんだ! 

BUNCHED BIRTH

「総得票数24票、収録楽曲7曲、平均3.4ポイントで、収録楽曲の少なさから総得票数では全体の10番目でも平均は第7位につけています」

「WELCOME TO MY DOGHOUSEが稼ぎ頭であることは間違いないですが、SLEEPLESSにLOVERSと良い看板が揃ってますね。ただこのアルバムは収録される曲はめっちゃされるけどされない曲はまったくされないという面があり、7曲中1度も収録されてない楽曲が3曲あるというのもインディーズ盤ならではの特徴といえるでしょう」

「ご本人の談話入ってきています。『3枚看板は言わずもがなだが、FAIRY LANDにももう一延び期待したい。PENITENTが30周年に突然スポットライトが当たったことを考えれば、HANG ON TOやカメレオンの涙にも十分ワンチャンあると思っています。』」

「個人的にもTEARS OF CHAMELEONの巻き返しは期待したいところですね」

 

THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE

「総得票数44票、収録楽曲11曲、平均4.0ポイント。総得票数第6位、平均で第5位につけています」

「ROMANTIST TASTEが一枚抜けてるといったところですが、初期のころから名曲と名高いTHIS ISや真珠色、再集結最初のリハでやった曲としてツアータイトルにもなったSubjectiveが平均して高いポイントを取っていますね。」

「FOXYやCHELSEA GIRLなど、ライブでの定番曲もなかなかの高得点ですよね。一方で収録数0または1という楽曲もいくつかありますが…」

「その中にNeurotic Celebrationがあるのが意外ですねえ。ほんとにメカラ9だけ!?と集計者はDVD BOXをひっくり返して調べたそうです」

「コメントです。『ま、ま、こんなところなんじゃないでしょうか。個人的には満足しています。名曲が多いんで今後も順調に票を伸ばしていけるメンバーじゃないかなと。SLEEPLESSさんとうちのFOXYの抱き合わせには今後も期待しています』とのことです」

「名曲が多いって自分で言っちゃうところがさすがデビューアルバムの貫禄ですね!」

 

EXPERIENCE MOVIE

「総得票数55票、収録楽曲13曲、平均4.2ポイント。総得票数で第3位、平均で第4位の成績です」

「言うまでもなく、SUCK OF LIFEの票がかなりの割合をしめています。そしてアバンギャルドで行こうよがSUCKに続き9票を稼ぎ、この2曲でほぼ全体の半数ですね」

「このアルバムの特徴としてはいわゆるキャラの立った名曲であるがあまりになかなか披露されない、という楽曲が多いところでしょうか」

「そうですね。代表的なのが4000粒、シルクスカーフ、そしてフリージア。いずれも楽曲としての評価は最高、いわゆるトラウマ級のナンバーだけにおいそれとセトリに入らないところが如実に出たというところです」

「ご本人談話です。『うちの2枚看板さすがに強力ですし、これからも間違いなくポイントを重ねていってくれることが期待できる、この安心感は大きいですね。4000粒のような箱入り娘ものんびり育ててやれるというものです。ところでPUFF PUFFにワンチャンはあるんでしょうか。』こっちが聞きたいですね」

「SUCKとアバンギャルドのないTHE YELLOW MONKEYのライヴなんてクリープを入れないコーヒーみたいなものですからね!このコメントもむべなるかなです」

「喩えが昭和であることをお詫び申し上げます」

 

jaguar hard pain

「総得票数75票、収録楽曲12曲、平均6.3ポイント。総得票でも平均でもぶっちぎりの第1位です。強い!他を寄せ付けません」

「王者ASIANが強いのはもちろんですが、続くROCK STARが13票、赤裸々とA HENが各7票、麗奈、SECOND CRY、FINE FINE FINEも各5票とまんべんなく点をとれるまさにオールラウンドプレーヤーですね」

「ライヴに強いナンバーが揃ったということでしょうか」

「そうですね。メカラウロコシリーズでどの楽曲にもスポットライトが当たったというのも大きいでしょう。ちなみにこのアルバムは全曲もれなく収録されており、ポイント0の楽曲がありません」

「コメントです。『いやいやいや、まあまあまあ、なんだか申し訳ない感じですけどやっぱこうなっちゃいましたかね!ほんとどこに出しても仕事をする盛り上げ上手のやつらばかりで鼻が高いです。ASIANにはこれからも王者として君臨し続けてもらいたい!』ジャガ兄さんのドヤ顔が浮かんでくるコメントですね」

「ジャガバタみたいな呼び方してるやん」

 

smile

「総得票数38票、収録楽曲13曲、平均2.9ポイント。得票数で第8位、平均でも同率の第8位という結果になりました」

「ラブコミと熱帯夜というシングル陣が頑張っていますが、なにしろ収録数0または1の楽曲が6曲と全体の約半分にわたっているところがつらいですね」

「しかし楽曲的には収録されててなんらおかしくない顔ぶればかりですよね?」

「そうなんです、とくにヴィーナスの花が0ポイントなのはにわかに信じがたい。絶対見たはずだ!と集計者はこれもDVD BOXをひっくり返して調べたそうです」

「Liveyで見たのと混同してるんですかねえ…」

「エデンの夜にとかね、ラブコミが出てくる前は吉井くんのイチ押しシングル候補だったとものの本で読みましたよ」

「ご本人談話きております。『いつかsmileの時代が来ると言われてここまできましたが、来たのか来ないのかこれから来るのかわからないままシーズン2も終わりました。とはいえなんだかシーズン2の終盤にアレが出たりコレも出たりしたので未来はきっと明るいといいなと思ってます!』健気!!!!(ハンカチで涙を拭いつつ)」

「エデンの夜にはぜひ私からも直訴を!直訴をいたします!!!」

 

FOUR SEASONS

「総得票数51票、収録楽曲11曲、平均4.6ポイント。総得票で第4位、平均で第3位にランクインしました」

「意外なことにベスト10入りするような2桁得票の楽曲がないのにこの上位成績。いかに全楽曲の足並みがそろっているかという現れでしょう。最高点はTacticsの8票、空の青、FOUR SEASONS、太陽が燃えている、I LOVE YOU,BABYがそれぞれ7票から6票を獲っています。SWEET&SWEETもいいところに食い込んでますね」

「追憶のマーメイドはあんなにもライヴで披露されない時代が長かったにもかかわらず、シーズン2後半の固め打ちふくめて4票もぎ取りました」

「立派ですねえ。っていうか追憶のマーメイドってこのアルバム収録だったんですね」

「ご本人コメントきております!『あざっすあざっす!平均で第3位て上出来なんじゃないッスか?アルバム楽曲がシングル曲と完全に互角に渡り合ってるのもウチららしいっていうか?ともかく今後もぐいぐい上位を狙って行きたいッスね!』」

「…この人こういうキャラでしたっけ?」

「わかりません。たぶん作者のネタ切れだと思います」

 

SICKS

「総得票数61票、収録楽曲13曲、平均4.7ポイント。総得票、平均いずれも第2位です」

「天国旅行と楽園が肩を並べますが、そのほかも平均して収録率が高いですね。唯一0ポイントの楽曲は「薬局へ行こうよ」ですがこれはまあやむなしでしょう。逆に言えばそれ以外の楽曲はすべて複数回収録されています」

「しかし再集結後に限っていうとちょっと偏りがある感もありますね。特に人生の終わりなんかは再集結後いまだライヴで披露されていないという」

「そうですね。3.10の例を引くまでもなくここぞというところに出ていただけに残念ですが、紫の空、淡い心といった顔ぶれと共にシーズン3に期待しましょう」

「談話です。『ジャガ兄さんの後塵を拝しましたが結果には満足です。天国旅行はあれだけ尺があるのに常に椅子をもぎとっていて愛を感じますね。え?誰の愛かって?もちろん吉井和哉のですよ。こうなったら薬局へ行こうよも含めて全曲足並み揃えて高みを目指したい。』なんて意識の高いコメントでしょうか」

「吉井愛されアルバムであることを自覚しきったコメント、さすがですね」

 

PUNCH DRUNKARD

「総得票数46票、収録楽曲13曲、平均3.5ポイント。総得票で5位、平均で第6位となりました」

「BURNが10票、ラブショーが9票、球根が8票でシングル曲が着実に点を積み重ねたというところです。それ以外で頭一つ抜けてるのは意外にもパンチドランカーなんですが、さらに意外なのは再集結後の怒涛の出現率で5票を獲得しているというところ。」

「このアルバムは3.10の円盤に集約されすぎてて他に顔を出せてないというネックもありますね」

「その通りです。離れるななんかはまさにその最たるものかもしれませんね。それだけにパンチドランカーの健闘は光ります。個人的には甘い経験はもっといってもいいだろ!!!と思っています」

「完全に個人的な感想ありがとうございます。ご本人談話です。『よもや、よもやだ!ライヴアルバムとして不甲斐なし!穴があったら入りたい!ともあれ収録本数は少なくても演奏本数では引けをとらんぞ!これからも大いにライヴを盛り上げたい!わっしょい!わっしょい!』」

「なんという見様見真似の煉獄さんでしょうか。よもやよもやが言いたかっただけ感すごい」

 

「総得票数40票、収録楽曲14曲、平均2.9ポイント。総得票で第7位、平均で同率の第8位です」

「何と言ってもバラ色の日々の君臨ぶりがすごいですね。文字通り再集結後にリリースされた円盤はほぼ100%の収録率です。他にシングル曲もありますが、その中ではパールがバラ色に続いて気を吐いているというところでしょうか」

「聖なる海とサンシャイン、カナリヤあたりはリリース時よりもこれから頻度があがりそうな空気があります」

「そうですね。8収録の楽曲は不在の時間を経ていい具合に醸されたところがあるのではないでしょうか。SHOCK HEARTSやサイキックにももっと荒ぶってもらいたいところです」

「コメントです。『バラ色の日々がうちの子でホッとしてます。なんだかあの子にばっかり出稼ぎにいかせているような気になって申し訳ない。仕事のできる子たくさんいるんで是非いつでもお声がけしていただけたら…。』健気!!!!(2回目)」

 

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「総得票数31票、収録楽曲13曲、平均2.4ポイント。総得票で第9位、平均では10位となりました」

「リリースからの時間を考えれば順位としては当然ともいうべきですが、逆にリリース後間もないのにここまで詰めてくるか!?という驚きがあります。もしGRATEFUL SPOONFULの4パターンBOXが出ていたら一気に上位に食い込むところでした」

「ALRIGHT、それから天道虫はすでに6票、5票をそれぞれ獲得していますね」

「そうなんです。リリースされて以降ほぼ演奏され、かつほぼ映像として収録されているわけで、これはなかなかすごい打率といえます。そして収録数0の楽曲なし!これもすばらしい」

「ご本人からのコメントです。『えっえっえっと、あんまりよくわかってないですけど、とにかくたくさんのおにいさんたちといっぱいライヴができてすごくたのしいです!これからもがんばります。あと、ぼくもはやくおとうとがほしいです!』」

「おあとがよろしいようで!!!!」

 

よろしくない!!!!!!(脱兎)