spitz jamboree tour とげまリーナ2011@大阪城ホール  感想メモ

最初は行く予定じゃなかったんですけど、あまりに名古屋初日のセトリがツボすぎて、あの曲がもう一回聴きたいよ~、もし行けるとしたら大阪ラスト…どうせ実家帰る予定だったんだしねじ込もうと思えばねじ込めないこともないかもしれないかもしれない…みたいな逡巡のすえ行ってきました(やっぱりな!)ちょっと時間も経ってしまったので、レポっていうか、メモ書きです、すんまそん。

・ぎりぎりまで行くかどうか迷っていたうえにぎりぎりまで間に合うかどうかもわからなかったので、席についてもしばらくは現実感があったりなかったり(笑)

・スタンドの上の方から観てました

・私が観に行くときはたいてい鉄壁の演奏力を見せつけるスピッツですが、最終日だからということもあったのでしょうか、ちょっとハメをはずしたかんじなところもあって新鮮でした

・というかマサムネくんが、なんか、どうしたの?って感じだった(爆)

・テッちゃんに「どうしたの今日、いつにも増してグダグダだね!」と言われていましたけどw

・そういいながらすかさず「でも楽しそうだからいいんじゃない」とフォローを入れるテッちゃんのやさしさライセンス

・それに「うん、楽しい!」とかいうマサムネくんはほんとあれだよね…かわいいよね…

・でも私のなかではじめてマサムネくんのめんどくささがかわいさを凌駕した瞬間もあったことをここに告白しておきますww

・やーだってリダやテッちゃんの話の腰をポッキポキ折るからさあw

・決めポーズの練習のときの「S!」つって自分がSの形になるのはまあかわいかったですがその話をかなり引っ張るのもどうしたどうしたって感じでしたw

・リダのメンバー紹介のときに、リダが「このおしゃべりのコーナーで…」と言いかけると「他のバンドもこんなおしゃべりのコーナーやってんのかな」とかやおら言い出すマサムネくん

・マサムネ「たいてい、ドラム誰々!ベース誰々!とかで、こうちょっとかっこつけて会釈したりして終わりじゃない?」

・それを受けて(話の途中なのに)「田村です…がんばります」と渋く言い放って話を終えるフリをするリダ

・「俺もうじゅうぶん付き合ったからな草野!」←この言い方萌え

・しかしそのおしゃべりのコーナーでロックロックの宣伝をしてくれたのはリダだけだった件

・そのほかにも唐突に真矢みきの物真似をしたり「北国の春」をひとふし歌って満足げだったり若干不思議ちゃん入ってると言っても過言ではないきょうのマサムネくん

・最新アルバム「シロクマ」とか言っちゃうしね!

・テッちゃんがすかさず突っ込んであげてました

・リダのときにも話に出ましたが相変わらずスピッツには「気づかれないネタ」が多い

・これだけ手を変え品を変え出てくるってことはほんとにそういうエピソードに事欠かないってことなんですかねえ

・リダの、DJのひとに握手をすっ飛ばされた話もだけど、テッちゃんとマサムネくんが機内でCAに「もしかして…お笑いの方?」と聞かれたってエピがすごい。もっとすごいのがそれに対するテッちゃんの返し「おもしろくないんですけどね~w」嘘はついてない確かにww

・日替わり曲はナナと田舎の生活でした。イエイ!名古屋初日と最終日だけ田舎の生活だった!私の引き、ハンパねえ!

ラズベリー聞きたかったなって気持ちもあるにはありますがやーナナと田舎の生活聞けて文句は言えんでしょ。今回はマサムネくん歌詞間違えなかったし!

・しかし改めてナナへの気持ちの歌詞はすばらしい。聞いていて思ったけど、ナナに限らずマサムネくんの歌詞は恋愛のことをうたったものがとても多いですけども、それは恋愛っていうより「恋」の「衝動」だけを瞬間的に切り取っているような気がする、愛とか情とかじゃなくて。スピッツエバーグリーンなところもそういうことと関係あるのかな

吉野朔実さんが「カプートの別荘へおいで」で書いた「恋だけが/ひととき/人の孤独を忘れさせる/ただ恋だけが/一瞬/愛の無力を忘れさせる」というフレーズを思い出したり

・その作品の「善良で怠惰な動物におなり」っていうのもどこかマサムネくんぽいな、そういえば

・田舎の生活はもうただうっとりと聴き惚れてました私

・ソングライターズにマサムネくんに出て欲しい!とずっと思っていますけど、もし出たら佐野さんがリーディングで選ぶのは田舎の生活に違いない(勝手に断言

・マサムネくんは低音のときよくイヤモニをおさえる仕草をするけれど、高音のときは逆にまったく頓着しないですよね。高音に圧倒的な自信があるんだろうなあ

・名古屋の時リダがあまり見れなかったので、今日はわりと田村さんにロックオンになる時間が長かった!そしてリダやっぱりかっこええ。つーかスピッツのリズム隊の底力ハンパない

・崎ちゃんがときどきツーバスでもないのに物凄い速さでバスドラ踏んでるときとかどうなってんだ…とぽかーんとします

・そうそう、トンガリのときリダくるくる回り過ぎちゃって、エフェクターボードに突っ込んで音消えてたwwなにがって、おもわず「あっ」みたいな感じで立ち止まって下向いちゃうリダに爆笑しましたわたし

・ローディーさん飛んできたんだけど、リダがくるくる回ってたからちょっとマサムネくんにぶつかりそうになってて、それを止めに来たのかなって思ったらそっちはほっといて足元に飛びついてましたwさすがプロww

・そのまま間髪入れず8823に入るのですが最初ベース無音でしたねwやーそういうのも含めて「タムフルタイム」は楽しい!

・最後の挨拶でテッちゃんがスタンディングでも、ホールでもアリーナでも変わらずやっていきたい、と言っていた挨拶がとてもよかった。マサムネくんの「どこか片隅にスピッツを置いていただけたらうれしいです」といういつもの挨拶もなんだかじーんとしたなあ

・デビュー20周年なのに、この瑞々しさってなんなんでしょうね。繊細さ、ナイーブさを語られることが多いスピッツだけど、それと同じくらいか、それ以上に強靱さを感じるきょうこの頃です。まーどんだけしなっても折れないねこのひとたちは。その強さはなんなんだ。そしてそれをどうしてもうらやましいと思ってしまう自分もまだいるのだよ

スピッツも夏のイベントのあと、冬には振替公演ですね。そして来年はゴースカだ!楽しみすぎて震えます!でもその前にロックロックじゃー!にゃおーー!