39108収録。
吉井和哉の名前で最初に切られたアルバム「39108」のラストを飾る曲で、後のインタビューによれば「アルバムの最後の言葉がいちばん言いたいこと」だそうだから、この場合は「どうにもならないとは思わずに 今を駆け抜けたい」ということになるのだろう。それを語った時には本人は笑っていたが、それはあまりにもその時の自分の状況を言い当てすぎていたことに笑ったのだと思う。確かに「どうにもならないとは思わずに今を駆け抜け」ているのが、今の吉井和哉の原動力のような気がする。
リリース当初のインタビューなどでは、この曲の詞についてよく語っており、本人にとってもこの作詞は会心の出来であったようである。 THANK YOU YOSHII KAZUYAツアーの、アンコールラストに演奏されたが、駆け抜けよう、と決めることのできたひとだけにゆるされる笑顔を、彼はしているように思う。
人は皆星になる そのわけはその時わかる