斉藤和義 LIVE TOUR 2010 "STUPID SPIRIT"@ZEPP NAGOYA 11/28レポート

せっちゃんのアルバム発のZEPPツアーでございやす!お友達にチケットを取ってもらったため、わりと前方のほどよいところで待機待機。今回はサポートでフジファブリック山内総一郎くんがはいるということだったので上手寄りに陣取ってみました。そうそう、ついったでも書いたんだけど、私の前にツアーTを来てる女の子がいて、背中のKAZUYOSHIがだんだんKAZUYAYOSHIIにも見えてくるという未視感現象。 全然関係無いけど↑このジャケットデザイン、ブックレットのやつがちょっと吉井善哉のぜんざいステッカーと似てるんですよね、ってだからなんだっていう(吉井病です)

そういえば、開場が開演の45分前という刻み方だったんですけど、これは待ち時間を少しでも短く・・・という配慮なんでしょうか。だとしたらなんてありがたい。開演もほとんど押してなかった、これもありがたい。  

最初に観たのはホールだったので、ハコではまた違う感じなんだろうな~と想像してはいたのですが、思った以上に違った!ホールでのせっちゃんが「男」なら、ハコのせっちゃんは「漢」というぐらいに違った!アグレッシブだし、ちょっとSっ気も感じるし、とはいえMCのほわほわ感はハンパないし、いやーホールはホールで手練手管にめろめろりんだったけど、このちょっと強引に押し倒される感じ、嫌いじゃないぜ!むしろ好きだぜ!ってそもそも押し倒されてないしね!(妄想乙!) しかもあれだ、お衣装が黒のジャケットだったん!ジャケットー!マジでー!せっちゃんはもちろんチェックのシャツもTシャツもお似合いだけど、ジャケット背広スーツ大好きっ子ですからわたし!最初出て来たとき一瞬赤!?って思ったんだけど赤でもいいよね…っていうか、赤、見たいよね… アルバムでもいっぱつめのAre you ready? からスタートして、2曲目のポッキーソングで早くも躍りまくるフロア!これ、CDよりもライブで聴いたほうが楽しいかも!でもってこの曲の時にだな、せっちゃんが後ろからなにやら取り出したぞと思ったら マラカスだったんです しかも両手 しかもそれを二丁拳銃のようにくるっと回してみせるとか この 女 殺 し ! そしてさらに途中に決めポーズまである!せっちゃんも総くんもかわいいったらないよーもー!

昨日のライブのあと味仙に行った、って話したのこの時だったかな?となりの総くんに向かって「辛かったねえ」「辛かったですねえ」「ほらあの小袋が・・・小袋っていっても凸凹コンビのほうじゃないよ」(うんわかってるよせっちゃん)「おかげで今日はケツが痛いね♪」(うんせっちゃん総くんに同意求めないであげてその子はまだ花なら蕾) 「ずっと好きだった」のときの観客がわああっ!という感じで応えて、そうそうこういう「これが聴けてうれしい」っていう新鮮な声っていいよねとおもったり。そういや武道館で初お披露目だったなー。次のFIRE DOGのときの雄叫びとフェイクかっこよかった! いつもはキーボードがあるんですけど今回はギター3人という構成でギャンギャンうるさくやっております、というお話のときに総くんが紹介されて、観客からの歓声に応えて総くんがピースしてちょっとアイドルっぽくてへ☆みたいなポーズしたのさ、そしたらせっちゃんが「ちくしょうかわいいな!」w「なんだよもーそんなサラサラヘアーしちゃって!」「明日パーマかけちゃえば?」ってせっちゃんかわいいよせっちゃん 途中にアコースティックコーナーがあって、このコーナー用にアレンジしてきました!といってらっしゃいました。せっちゃん曰く、「わいわいやってるときはねえ、気をはってるからだいじょうぶみたいだけど、いつもこのコーナーで貧血になるひとがいるからね!静かな曲になると気がゆるんじゃうのかな?いつも歌いながら『あ、運ばれてる』と思ってみてます…みんな、気をしっかり持って!」はーいw あと突然「河村さんてさあ…」と名古屋市長の話をしだしたので一瞬河村?どの河村?と頭のなかをサーチしてしまったよ。「急にやめちゃったんでしょ?」でわかったけど。「名古屋市民的にはどうなの?」ってせっちゃんここで振られても答えようがありません(笑)かと思ったら「グレート前川が市長になったらさ・・・」と話の舵を急に切る斉藤さんなのであった(笑)「市役所のひととか全員オーバーオールだったりしてね!」なんというシュール市役所ww このアコースティックコーナーの最後にやった「彼女」がもう、べらぼうに良かった。べらぼうに良かったのだ。かなりハイトーンになる部分のある曲だけど、そのちょっと掠れた感じの声と、背景のLEDに映し出される風景と、歌詞の中で歌われる自分との対話が、なんともいえず切実で胸に迫った。忘れられない瞬間。 表参道、Small Stone、名前を呼んで、とニューアルバムからの曲を3連発。 わたし何を隠そう(隠してない)、Small Stoneと名前を呼んでがめちゃめちゃお気に入りなんです。すいませんわかりやすく壮大なロックバラードが好きですいません。LEDの朝焼けの風景もいい仕事してたなあ。 しかしさっきのせっちゃんの「静かな曲になると気が緩む」じゃないけど、曲間にドリンク飲もうと思って下向いたら、いつもそんなの感じたことないのに血が下がってる感じが妙に実感できてしまってはえーやばいやばい水飲んで気をしっかり持って!とせっちゃんの言葉を反すうしつつ。でも私の隣にいた彼氏連れの女の子もそのあと後ろにさがってたので、結構場内の気温高かったのかな~なんて思ったり。せっちゃんも汗だくだったもんねえ。 しかし、そんな気を緩ませてるばあいではないのである!せっちゃん自ら「ここからだよなー!」「貧血コースです!」「おまえら準備はいいか!」←この煽りに正直失神 せっちゃんのアコギが文字通り唸りまくるI Love Me、そして続いて聞こえてきたのがななななんと、「ダーリング」!!覚えてる方いらっさるだろうか、かつてこのblogでやった妄想エントリで私が妄想した組み合わせが今!まさに!目の前で!しかもライブバージョン!!ぎゃああああ。いんやもう私もだけどフロアの盛り上がりったらない!そこに「歩いて帰ろう」投下とかなんなのこの畳みかけ。でもあれなのよ、こんなもんじゃなかったのよ、ここらあたりのせっちゃんのオラオラ感たるやだよ、もう這々の体になりつつある我々にさらに「COME ON! 」「Hey! Mr. Angryman」、もうしぬ!だれか!酸素を!と息も絶え絶えな我々にこれでもくらえと最終兵器「社会生活不適合者」のお出まし、なんなのこの絨毯爆撃は、もうやめて!いややめないで!我々の身体の水分量はゼロよ!と訴えるまもなく本編ラストは「罪な奴」!もう、言うだけオギャーオギャー言うてきたったし。関係無いけどこの歌の「ほらぷーさん」って言ってるせっちゃんの口調萌えるし。いやマジでテンションストップ高ストップ高のあまりしばし茫然自失&水分補給にいそしんでしまいましたよ。 アンコールのMCだったかちょっと記憶があやふやなんですけど、翌日の月曜日、いいとものゲストで呼ばれるということでオーディエンスからそんな声も飛んでたんですが、前日もこの話は出たらしく「あの手拍子(の〆が)揃うわけがわかったようなそうでもないような(笑)」と言って思わず練習。わーーっ、パン、パンパンパン。綺麗に揃いますね!と、せっちゃん何を思ったかすんげええ嬉しそうな顔で「これは揃うのに、FIRE DOGの6拍子はノれないんだねww」←この時のせっちゃんの顔!もう、めっちゃS!たまらん!「なんか見てるとさ、おっとっと、みたいになってるよみんな」「でもそういうの、きらいじゃないよ(はあと)」どんだけ女殺しなんですかこの44歳はほんとうにけしからんもっとやれ アンコールはベリーベリーストロングとDon't cry baby。やっぱりアルバムのラスト曲をもってくるんだなあ。でもって、せっちゃんはダニエルとメロディーが好きだなあ。「小さな恋のメロディ」ってでもなんとなくせっちゃんに似合う映画だよなーとおもう。 緩急自在といった感じのライブで、やーほんとにいい汗かきました。ときおりオフマイクで聞こえてくる雄叫びやフェイクが先に書いた「漢」感を増していた気も。それなのにあのぽわぽわトークだもんね・・・そりゃクラっとくるよね・・・しかもぽわぽわでありつつドSな佇まい醸し出してくるしね・・・最後の曲です、といったときに男性から「いいいいいやああああああ!」みたいな声が飛んで、「・・・男に言われると、最後でよかったって気になりますね」とか(笑) ライブハウスだったからっていうだけじゃなく、キーボードなしのバンド編成だったからこそというのも大いにあると思うんですが、ドカドカうるさいR&Rをぞんぶんに楽しめた!という感じです。最後に「5年ぐらい主夫業に専念しようかなw」なんて冗談も飛ばしつつのせっちゃん、またなんやかんややってると思いますので会いにきてください、とのこと。行く行く!愛に行く!恋なんてカミナリよけらんない!←言いたいだけ