コトダマ

先日のFCライブの1曲目で演奏された曲の中で非常に印象的だった歌詞。
ガソリンスタンドの店員が「オーライオーライ」と言った 本当に俺はオーライか?
同じようで全然違うのかもしれないですが、先日「ヴァージニアウルフなんかこわくない?」というお芝居を見たときの感想で書いたこと。
私は英語が喋れないですけども、でも毎日仕事で「英語を話す人」と対面しなければならないのですが、ある時ふと「この人達こんなにしょっちゅうokとかfineとか繰り返すことに疲れたりしないのかな?」と思ったことがあります。深い意味なんてなくて、本当にただの慣用句なんでしょうけど、私だったらfineじゃないときはfineじゃないと言いたいよ、とかしょうもないことを思ってしまったわけです。
昔友人が好きだったバンドの歌詞で
I'm OK I'm OK I'm OK・・・I'm not OK!
というのがあったなあとかいうことも頭をよぎったり。俺は大丈夫だ、俺は大丈夫だ、俺は大丈夫だ、俺は大丈夫なんかじゃない! 使っている言葉の意味と状況が全然違うのにそれを使い続けるっていうのは鬱積すると結構デンジャラスだったりするわよね、ということをちょっと思ってみたりね。 いや、あの歌詞がそういう意味だとは思わないんだけど、なんとなく普段自分が考えていることを思い起こさせました。 ともあれ、吉井らしい歌詞だよなあと思います。