吉井和哉Dragon Head Miracle Tour ZEPP SENDAI1日目レポート

仙台初日に行ってきましたん。

うひー!楽しかったよおお。

松山とセトリの違いは欲望が消えて黒馬、ブロナップのかわりにHATEという感じ。いまのところまんべんなく聴けてるなー。

整理番号は半分より後ろ、という感じだったので、今日はゆったりめで見ようかね、と話をしていたのですが、前回下手側でけっこう楽しかったので今回も下手で見ようよ、と話をしていたものの行ってみると思いの外視界がわるく、上手サイドに移動したら2ブロック目のバー前あたりに行けたので開演まではそこに待機。でも、そんなにひとが詰まってなかったみたいで、開演直後にいっせいに観客が中央に集中したためブロックの後ろが空いて1ブロック目にはすんなり行けました。そこのジュリアン前、6列目ぐらいかな?後ろからも押されないし前にも当たらない、なのに視界はちょうクリア!という絶好のポジションをキープ。

初っ端から吉井が上手のほうに来て客を煽ってたんですが、上手に来てくれるとすげー近い!!中央にいても逆サイドに行ってもちゃんと目で追えるし、あーこれは楽でいいわ、と(笑)

今日のお召し物は黒のシャツでございました。上に黒のジャケット。インナーは白。

3曲目にサイキックがきて、くるなってことは余所様のレポなどで知っていたのでよっしゃサイキック!と飛び跳ねていたら私の二人隣ぐらいの子がぱっと振り返って手を高くあげて誰かを呼んでいて、何だ?と思ったら足下にひとが倒れていた。慌ててスペース明けて(周りの子も一斉に場所をあけてた)みんなで手を貸しつつ、係員のひとが担ぎ出していました。そんなに猛烈な押しがあったわけでもなかったので、体調なのかもしれないなあと思いつつ。でも周囲のひとがライヴハウス慣れしていたのか、運び出すまで非常にスムーズだったのはよかった。

ほんとねー、皆、無理しちゃだめだよ、この先も・・・もっと密集したところで倒れてたりしたら、ほんとにほんとに危ないもの。運ばれた子、大丈夫だったかなあ。

松山の時音響がすごく残念だったんだけど、今日は気にならなかったなあ~。私まだパンフを買っていないのでスタッフのお名前確認していないんですけど、PAは今回宗さんじゃないんですかね?帰り際PA卓の前通ったけど宗さんいなかったし。でも、だんだん各人の癖とかも把握してうまく合いつつあるのかなーと。

吉井の声も絶好調で、よく出てました。歌詞もフレーズもアドリブでガンガン変えていて、あー楽しいんですねよっすぃさん!みたいな。後半になればなるほど声が良く出てたような。今日はTacticsのコール&レスポンスもばっちり。最初からもうかなり汗だくで、サイキックの時歌いながらジャケットを脱ぐというちょっとレアな風景も。そうだ、ルーザーの時だったかな?ジュリアンとバーニーにチューしようとしてジュリアンには拒否られてました(笑)バーニーはどうだったんだろ、歓声があがっていたから完遂したのかも(笑)

MCでは厄年の話。明治神宮に厄払いに行ったらしくて、「俺別に回し者じゃないけど、あれだよ、明治神宮で厄払いして貰うと、祈祷のさ」というと「きとう」という言葉に吉井自身が喜んじゃって、「きとうのさ・・・ほら、きとうだよ」と必要以上に連呼(笑)最初のMCでも、下半身も元気、みたいなネタに観客から思いがけなく拍手が湧き起こっちゃって、今日の客は全体的に下ネタどんと来い!みたいな空気だったせいか、吉井も調子に乗ってる感がありあり。結局「祈祷の時に使う枝」のことをなんて言うかわからなかったらしく、最後まで「きとうのアレ」で通してました(多分玉串のことを言ってたんだとおもいます)。それで明治神宮でお祓いしてもらうと頭から白い煙みたいなものがぼわああっ!って出るのがわかるらしい。

「マジで!」←超強調。

で、オチの無いまま次に行こうとしたらすかさず客から「オチはー?」のツッコミ(ちなみに男子)。そしたら吉井が

「オチはないよいつも!」←逆ギレ(笑)

「もう、俺は国際的なんだから・・・日本だけなんだよオチがあるのなんて!」(どんな言い訳だよ)

そんなグダグダのままCALL MEに入ってしまったせいか最初ほとんど半笑いでやってたし!

CALL MEとHATEのとき、位置的にちょっと吉井が見づらかったんだけど、音を聴くのと、あとジョシュのドラムをここぞとばかりにガン見してしまいました。いやーもう、音がいいのはもちろんだけど、叩き方そのものも絵になる!ジョシュって叩くとき身体がちょっと上手に開き気味になっているので、うわー今、あたしジョシュと目があってるんじゃ・・・みたいな錯覚に(妄想と言え)。

このあと後半怒濤のナンバーが続くわけだけど、いやーこっから先、記憶かなり飛んでます。飛び跳ねすぎたってのもあるけど、もー吉井が上手のサイドに来てえろいことばっかやんだもん!ウィンクだキスだ(実際にするんじゃないですよ)、ムービングライト相手にバックから腰振るわライトに向かって舌出し攻撃だわマイクフェラだわ腰振って振り返ってにやりだわ下手向かって歌いながら手を背中に回して背中でエロ指攻撃だわすいませんほんといただきます!ごちそうさまでした!みたいな。今日は周りの客にも恵まれていてみんな吉井が来たら前に押し寄せるけど無理に押すような人はいないし吉井が中央に戻るときれいにみんなも後ろに下がるし、ほんとすっごい快適。

最前列みんなとハイタッチしたりとか、お水のサービスしたり(コップから垂らした)とか、自分が含んだ水を吹きかけようとしてボタボタこぼれただけだったりとか、そのコップを投げたりだとか、なんかいろいろありましたけどそれめがけて突進!みたいなひとが周りに皆無だったので、ほんとにこの日は楽ちんでした。ついてたなあ~~。それにしても口から水をだらだら零す吉井ちゃんはたいへんに可愛くてえろくてよかったです(えええ)。

全体的に音をあげて歌う場面がこの日は多かったんだけど、マンチーなんかほぼ全編上で歌ってたんじゃないだろうか。喘ぎ声攻撃もはいりつつ、爆発の股間なのに「爆発の予感」を繰り返させたりしてたけどアレは素ですか(笑)「俺も早くこんな風にしたい、って思っていたけどなかなかそうも出来なくて、一歩ずつしか進めない男だから、ってそれは君達が一番よくわかってるよな!」って言ったのはここだっけ?ハジマッタ!のコール&レスポンスもかーなり長くて、途中で「今夜はしつこいぞ」「ジョシュが疲れた」とかのアドリブもあり。

WEEKENDERのとき「朝からね 朝からね 朝からね」と三回言うので、えー歌詞忘れたんか、どうすんだ、と思ったらそのあと「吉井和哉は 雪をも溶かすぜ」と続けてオーディエンスもうおおおお!!!と大歓声。今日はほんと全体に歌詞のアドリブ多かったけど、中でも印象的だったのはこのWEEKENDERと、人それぞれのマイウェイのとき「3年前まで平凡な人生がいいと思ってた」と歌ったこと、黒馬で「俺の歌は宇宙の歌 誰のものでもないぜ」と歌ったことかな。

本編ラストのシュレッダーはもう、どんどん神がかってるといってもいいすごさ。この曲ばかりは微動だにせず聴き入ってしまう。

そうそう、これZEPPはどこも同じ仕様なのかわかんないんですけど、ZEPP仙台って照明のバトンが観客の上にも一本あるんですよ。そこにもかなり吊していて、なのでなんていうのかなあ、ライティングにすごく奥行きがでる感じがするんですよね。今回の照明、すっごい好みだった。

アンコールではインナーを黒に、シャツをピンクにお着替え。見てないようで見てるでは、モバでのお約束通り、買ったばかりのギターを持って下さったんだけど、自分でモバで見せびらかしておきながら「恥ずかしい!」とか言ってましたよ。でも、意外とこの間のテレキャスの方がしっくり来てたかも・・・とかちょっと思いました、すいませんすいません。とはいえ、吉井がギター持ってくれると嬉しいよそれだけで。もっとたくさん練習して、もっとたくさん持ってくだぱい。

アンコールラストのShine and Eternityが終わったあと、マイクスタンド持ったままじーっと微動だにしなくて、鶴ちゃんも立ち上がる気配無いし、何?何?と思ったら足下のセトリ表じーっと見て吉井が「あれ、今日一曲多い」。わーーーー!!!と盛り上がるオーディエンス。「この間のツアーでね、仙台だけ1曲少なかったから・・・こう見えても律儀な男なんだよ」って。気にしてたんだなあ、やっぱなあ、吉井ちゃんの優しさライセンスだよなあ、と。というわけで、GENIUS INDIANの初日で披露されなかったバッカを。このときの照明もちょう良かったんだ、全員にひとつずつ斜めからのピンスポがあたっていくのがすごくきれいだった。その前のShine and Eternityでの「明日もまた続くLIFE」で叫んでいた声と、このバッカの「音楽を軸に回る俺のLIFE」のやさしい声が重なって、ほんとうに幸せな気持ちでエンディングを迎えることが出来ました。

吉井もほんとにすっごく楽しそうで、声は絶好調だし、バンドの息もだんだん合ってきているのがわかるし、ジュリアンとかめっちゃ楽しそうだし(Painの時のジュリアンの横ヘドバン?あれ最高笑った)、ジョシュはアンコールでロールキャベツ食べながら出てくるし(それを見て吉井が「飯食ってんじゃねえよ!」「ロールキャベツ食べてます、今日盛り上がったから腹が減ったんだって!」「ロックンロールキャベツ!」)、みんな楽しそう、それがやっぱりライブを見ていてほんとに一番嬉しいことだと思う。いや、また何年後かに「あの時は」とか言われるかもしれませんけどNE!(爆)でもそれはそれでいいの、先のことなど考えない、ライブは楽しめばいい、好きな数だけ見るのがライブだ、ってそんな適当な替え歌でなんですがほんとに最高最高でした。楽しかったです!