I WANT YOU I NEED YOU

39108収録。

2006年夏のフェス、黒のスーツで歌ったRIJFRSRでのアクトもたいへん印象深いのだが、それよりもやはりTHANK YOU YOSHII KAZUYAのオープニングで、LEDをバックに浮かび上がる、片手を天に突き上げたあの姿と共に始まる曲、として脳裏に刻み込まれてしまった感じ。 I Want You、I Need Youと歌いながらのあの振りも、そういったこと自体が非常に久しぶりで、新鮮で楽しかった。私はこのツアーを都合5回見たことになるが、そのいずれでも、エマがこの振付をやる瞬間を見逃さずにいたことが少々の自慢である。

 

THANK YOU YOSHII KAZUYAツアーではホールで最前の客の手を取り、その手にキスするというパフォーマンスがあったが(しかし武道館でやるこたないだろう、とDVDの映像を見るたび思う。ああいうのはホールやライブハウスならではのお楽しみではないか?)、吉井の体調不良で年明けに延期され、実質最終日となった静岡市民文化会館で、このキスをもらったひとの指に「マリーさんの指輪」が輝いているのを後に雑誌のライブレポで見たときはなんというか、思わず唸らされた。それを最前でしていた客も、それを見つけた吉井も、まさにGJ!だと思う。

寒い朝にこっそりおにぎり握るように、といいながらはっきりと股間を握っていたGENIUS INDIANツアーでのこの曲もたいへん良かったです。しかしおにぎり・・・うまいこと言うな(今更な感心)。

オレは足りない 何か足りない 生まれつき毛並みはベルベット