走れ電圧

静岡にいる間は吉井くんゆかりのCDショップで吉井くんの音源を買おうと決めていて、ところがこのVOLTのフラゲ日に出張が入ってしまって、バタバタと慌ただしく駅からダッシュしてお店に向かったんだけど、閉店時間をすでに3分ほど過ぎてしまっていて、お店の人が看板をさげているところだった。ああ。万事休す。ダメ元で「あの、予約してあったCDを引き取りにきたんですけど、だ、だめですよね・・・」と聞いてみたところ快く(少なくとも表面上は)お店の中に招き入れてくれて無事入手できたのでした。ありがとう、すみや静岡本店のみなさま。3年間お世話になりました。ジャケットやっぱりかっこいいですね。全体的に音がクリアで、パキッと鳴っている感じが好きです。10曲と短くて、あっという間に終わってしまうのも個人的にはマル。

さて、個人的にはVOLTはノーパン一点買いといって差し支えないのであって、そりゃおめえ吉井がノーパン好きだっつってるからだろ、とお思いの向きもあるでしょうが、いやアーティストがいいと言ってるからわたしもそれがすき!なんていう可愛げはこの10年近くの間にすっかり失われ苔むして後方に転がっているのでね。

VOLTの発売前にスペシャで特番があって、その特番すっごくよかったんですけど、そのときに初めてVOLTのCMを観たんですよ。それであのギターの音、もうなんつーのか これだ!!!!!! っていうか、ktkr!っていうか、ともかく一目惚れというか一聴き惚れというか。そしたらそのあとでそのギターがノーパンだってわかったんですね。その時に「ライブではもっと長く展開させたい」みたいなことを言っていて、うおうマジか!っていう。もうそんなの絶対かっこいいことが約束されているじゃねえかよおい、っていう。にゅ~にゅ~にゅ~どうぐもの~あたりで響いてくるギターを聴くと自分の血が一カ所にぐおおおおおって集まってくる感じがします。興奮。

モバイルサイトでやっていた好きな曲アンケートも、なんならノーパンに2票入れる勢いだったんですが、それはそれでつまんねえなあと思いもう1曲は「またチャンダラ」にしました。これはねー、そのスペシャの特番で吉井が歌詞を朗読したのを聴いたのが大きい。なんか 吉井和哉と朗読 ってなんとも危険な香り・・・という気がしてしまうんですが、これはよかった。よかったんですよ奥さん!(机をバンバン)あの「1回目のパラシュート、2回目の・・・」のとことか意味もなくぐっときた。

この世の半分に嫌気がさし でも悲しい顔で生きない 僕の場合

いい歌詞。