広島が見えてきた EBIの家も近い

2009.09.21

SHINKIBA JUNCTION 2009 “また倶知安じゃないジャン!”@新木場STUDIO COAST

いったいもういつの話だ、って感じになりつつあるんだけど(っていうか完全にそうなってるんだけど)チケット取るのに各方面に多大なご迷惑をおかけしたこともあり、もちろんとても楽しかったので備忘録的にメモなど残しておきたい次第。

そもそもはスパゴー結成15周年を記念して2005年に地元・北海道の倶知安でイベントを開催したのが始まりで、なぜか去年は横浜、今年は新木場で行われたわけですが、ちなみにこの2005年の第1回のJUNK×3、なんと開演早々に体育館の床が抜けるというアクシデントが勃発しまして、急遽野外でトラックをステージにして強行したという、その一部始終がこのDVDに記録されておるわけです。ちなみにこれ普通にライブとしてというよりドキュメンタリとして面白かった。あれだよ、いざっつーときの男どもはかっこええねえ。

・さて今年、出ないわけないと思っていたらやっぱり出たユニコーン。そしてトップバッターだったのはあれか、場所取りの客対策か(笑)

・吉井の「さんじとおまつ」以来のコースト。前で闘う気力はさらさらなく、エマ側じゃないテッシー側の後方でのんびり開演待ちしていたのだが、一部強烈にうるさく喋り倒す人達が後ろにいたので思わずさらに右にずれた。ので川西さんはほとんど見切れてしまっていたなー

RIJFの時も一瞬アレ?って思ったんだけど、突然音のバランスが悪くなる時とかあってそれがちょっとストレスだったかなあ

・でも今まで見た中ではライブ、イベントの中では圧倒的に近い、さすがライブハウス

・阿部がものすごく細かく(民生やテッシーのマイクについても)PAに指示出ししていて、バンマスって感じやなあと思った

・この日の服部はかっこよかった!

・R&R IS NO DEADをやってくれてうれしかった、でもこれはツアーの方がよかったかも?フェスで聴くの二回目だけど、アウトロの凄まじさはツアーの時の方が迫力あったような気もしないでもない。でも気合い入りまくりの阿部ボーカルを見られるのはうれしい

・そういえばBLACK TIGERのアウトロからR&Rのイントロに繋げるのはツアーと同じ仕様だったんだけど、ボーカルを終えて立ち位置に戻るときにEBIがモニタに躓いてコケかけるという事態が(笑)マイクがしっかり「ふぎゃ!」って声を拾ってしまっていたんですが、もうメンバーみんな次の曲に向けて空気作ってるし、客も「これ今笑っていいのか・・・」みたいな微妙な空気(笑)

・WAOのときスパゴーのテッチがゲスト、ツインドラム!でも見えない!(位置的に)

・すばらしい日々のとき、いつもメンバーが川西さんを中心に集まるという、なんという泣ける絵面!みたいなことになるのに、なぜかこの日は川西さんをハブにして4人で輪になっとった(笑)

ユニコーン終わりでサブのテントステージに異動。ビートモーターズ。

・この2ステで交互にやってくれるっていうのはすごくあれですね、いいですね。待ち時間ないって素晴らしいね

・ビートモーターズは兵庫さんがblogでやけに推していて、しかも「エレカシを彷彿とさせる」とか言ってたのもあって気になっていた

・確かに、ボーカルは宮本を彷彿とさせるかも。声に厚みがあって、パワーがあります。一回、完全にその動き宮本のまんまだろ!みたいなとこあったな(笑)

・しかしMCではものすっごいしどろもどろでそれはそれでかわいかった(笑)

・テントステージはこの後に民生やヤックが出るので、ここで一回出たら規制かかって入れないだろうな~とは思ったけど、だからって真心見れないのヤだし、メインステージのスクリーンでも見られるというので心置きなくメインステージに戻る

・人がいないのでとても前で見られました(笑)でもあとから結構埋まってたんじゃないかとおもうけど

・最初のMCで桜井さんに「ミスター!」のかけ声があって、それにYO・KINGが爆笑。「そう、そうなの、昨日からねこの人ミスターになったから(どうやら20周年ライブでそういう話がでたっぽい)、みんなそう呼んであげて」

・そのミスターの流れからどうしてそうなったのか覚えてないんだけど、なぜか桜井さんのことを「ミスター性病」だ、とYO・KINGが言い出して、いやそんなこと言って、みんな信じちゃうでしょ!違うから!と否定する桜井さんなのだった(笑)

・最初は二人っきり、アコースティックの「エンドレスサマーヌード」くはー。

・2曲目からリズム隊が入ったのにMCで盛り上がるあまり勝手に始めるYO・KING。「あっここからバンドなんだった、合図しなきゃ入れないんだ」ってアンタ二十年選手だろう!

・サビの連呼がすごすぎる「STONE」の途中で「あっ歌詞忘れちゃった」byYO・KING。

・どか~んでは桜井さんがなんと1分半すべてライトハンド引き倒すという炎のプレイが!

・テッシー先輩にあやかって!ということだそうです(笑)

・桜井さんのMC「最近、サーファーとミュージシャンの組み合わせは肩身が狭い」「嫁の実家のお母さんにまで「サクちゃんは、大丈夫なの?」と心配される」「俺はここでサーファーの意地を見せたい」「燃えてしまった勝浦のピンクハウスよりも熱く俺の心は燃えているぜ!」のりPネタ多すぎ自重(笑)

・ラストは「拝啓、ジョンレノン」。帳尻合わせてきますなあ!さすがベテラン

・続いてはテントステージで倶知安乃風

・とはいえやはり入場規制なのでそのままメインステージのスクリーンで楽しむ

・民生、ビートモーターズの秋葉さん、ヤック、途中からYO・KINGも加わって大人の大・替え歌大会。

・しかもユニット名「倶知安乃風」って確実に「湘南乃風」のパクリだからね(笑)

・そして「湘南乃風」ふうなノースリーブでフードでB・BOYちっくなスタイルで出てくるオッサンら

・もちろんタオルは回す回す。でもスピードが遅い(笑)

・ビートモ秋葉くんは「ニュー旦那」(新顔だから)、民生はキビ旦那(トウキビ?)、ヤックはイモ旦那(ジャガイモ?)北海道名物ですな

・で、遅れてきたYO・KINGはっていうとすかさず民生が「YUKI旦那!」

・そのまんまやないか~い!

・いやーもうネタ細かすぎて覚えてませんがいちいち爆笑でした アホや~

港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカの替え歌で、決めぜりふを言うのが誰かでグダグダになり(決めておけよ・笑)、2回目のやり直しで回ってきたのはYO・KING。

・「あんた、のりP大好きかい」

・それは君らだろ(笑)

・そのままトライセラをメインステージで

・いやーこの日一番踊りまくったかもしれん

・楽しいなートライセラ。リズム隊の気持ちよさは異常

・ゴシックリングのときの佳史さんがあまりにカッコよくてキュン死にしそうになった

・ヤックがゲストで「ハートのショップ」を。ここでベースが二人、になるのかと思いきや林くんがギターを!!うわーー!(無駄にあがるテンション)

・和田くんがいつものレミしゃべりで「林とね、ハーモニーを奏でたいとおもいます!」

・しかし3ピースで聞き慣れたトライセラの音が4ピースになると一層すごい

・音、ぶ厚いっ!って感じになります。そのへんの4ピースバンドではこうはならない

・和田くんのMC。「今日は出演者の中で僕らだけがSMA所属じゃありません!」「さっき、外で記念撮影したんだけど、最初はみんなで撮って、そしたら「ハイ次トライセラさん以外のメンバーで撮ります~」って」客席のひどいひどいの声に「ひどいよね!もっと言って-!(笑)だって俺寂しかったんだよ、上のほうでさあ、3人で肩組んでイエー、とかやってたのに「はいトライセラさんどいてどいて」みたいな」でも笑って最後には「いいなあ~SMA」会場爆笑

・いやーそれはトライセラかわいそうだよね、撮影の順序逆にすべきなんじゃないのそういうのって(笑)最初入っててあとからはじかれるより、最初待ってて最後は一緒に、ってほうが精神的に違うとおもいますよ(笑)

・でも和田くんは「SMAじゃないのに呼んでもらえてうれしいです!」とも言っていた ええ子やねえ

・ラストはラズベリーにFUTURE FOLDERの畳みかけ。やー気持ちよかった!!

・ここまでまったく休憩なしだったのでさすがにエネルギー切れ

・トイレ行ってドリンクもらってdetroit7はロビーのモニターで拝見したのみ

・メインのスパゴーはフロアがもうぱんぱんだったので中二階みたいなところでまったり見ました

・当たり前だけど一番の盛り上がり フロアの統率の取れた動きに感動する

・阿部がゲストに出てABEX GO GOの「お世話になりました」。自前とおぼしきMacを抱えてご登場。勝手知ったる仲ということもあってかほんわかいいムードでした。ヤックに「最近遊んでくれない」と拗ねられていたな(笑)

・民生もゲストでBAND HAS NO NAME。さっきのキビ旦那を引きずってて足下ビーサンビーサンエフェクター踏める?と聞くヤックに「全然平気」。「裸足で踏める?(デトロイトの)菜花裸足なんだよいつも」と言われてビーサン脱いで裸足でエフェクターを踏むも触った瞬間に足を引っ込める民生。「これムリ!」なんだかわいいなおっさん(笑)

・歌詞カードが足下にない、なんでだなんでだとかまー相当にやりたい放題でした

どのバンドもスパゴーとの絡みがあったり倶知安乃風みたいなグダグダあり、フェスというよりはやっぱりイベント的なお楽しみという感じでした。みんなリラックスしていて楽しそうだったー!

しかしほんとに2ステージ制でインターバルなく見られるというのは素晴らしいなあ。結構な長丁場だったけど、それもあってあっという間に感じました。

今年の夏はユニコーンを軸にRIJF、ロックロック、そしてこの新木場JUNCTIONを観ましたが、どれも雰囲気がちがっておもしろかったです。川西さんの生誕祭も本当は大阪のまさにお誕生日の日に行くはずだったんですが、仕事で行けなくなってしまったので、そういう意味でも新木場に参加できてよかったなあと思います。来年は倶知安でやろうやろうと民生とかさんざん煽ってましたが、スパゴー20周年だし倶知安でやる可能性高いかも。今年の倶知安乃風に続く新ネタに今から興味津々です(そこなのか・笑)