TOUR 2013 GOOD BY YOSHII KAZUYA@コラニー文化ホール レポート

GOOD by 吉井和哉、物騒なタイトル(と本人が仰いました)がつけられたツアー初日の山梨、行って参りました。12月に前のツアーが終わったばかりというのもあり(吉井豆武道館もあり)、なんかもう次のツアーって実感ないな~などと思いつつ在来線を乗り継いで甲府まで。快晴で遠くの山並みがとてもきれいに見えてなかなか素敵な道中でした。

ひとことだけ感想を書くなら、とても新しい驚きに満ちたライブでした。以下は完全にネタバレです。とはいえ、今回はいろいろセトリも変わりそうな気もしますが、ご覧になる方はお気をつけください。

ustをやったときに「前のツアーと1曲か2曲しかかぶってない」とか「驚愕の曲順」「新鮮なセトリ」という事前情報があったのと、下のエントリでも書いた「やったことない」だか「ほとんどやってない」だかのバンド時代の曲をやる、らしい、ということではあったんだけど、まあとはいえツアーとはかぶらなくても豆武道館とはかぶらないとは言ってないし、いずれにしてもベストアルバムからの曲が多いんだろうなーというぐらいの気持ちでした。

10分ぐらいは開演が押したんじゃないかと思います。電子音が印象的なSEのボリュームが大きくなって客電が落ち、メンバー登場。セットらしいセットはなにもなし(スクリーンも、当然なし)。ウブちゃんの位置に鶴谷さんの鍵盤がセットされているという布陣。そこからそのまま繋がるように始まった1曲目は「トブヨウニ」。アレンジを変えてきているのでえっらい弾んだ感じの曲になっていて、さらに最後にもう一度Aメロに戻るという私の大好きなパターンに!「目を覚ませピンク」を吐息混じりで歌われてすでに昇天ものの歓声が!次に「点描のしくみ」えー!もう!前回のツアーの沸点に持ってきた曲をここで!?なるほど確かにこれは驚愕の曲順…!

ソロになってからは初めての山梨、今回はそういう初めてのところを中心に回ります、と最初のMC。甲府!田舎!何もない!とか暴言を吐いていたのはこの時でしたっけ…(笑)ちなみにお召し物はドットのシャツにジャケット、わりとシンプルめな装い。そして鶴ちゃんがモッズスーツだった!

MCの間にギターを持って、始まった曲がI WANT YOU I NEED YOUだったのでちょっとひっくり返りそうになりましたヨ!この曲でギター持ってたことあったっけ?吉井も曲での動きとギター持ってるっていう制約にイマイチ慣れてないのかなんとなく動きがアタフタしていたように見えたのが私の先入観からだったらごめんなさい(笑)これもアレンジを変えていて、途中にこれまた私の大好きなブレイクが入るんですけど、ここはツアーで回数を重ねるごとにもっとカッコよくどや顔で決めてくれるんじゃないかと期待します。そして最後の音が次の曲の最初の音に繋がるというこれまた私の大好物で始まったのがな、な、なんとゴージャス!!!ひえええええ!!いやーあれだ、吉井がモバイルで「今なら113本やってもいい」とか書いてることからパンチのツアーでやった曲をやるというのは予想してもいい流れだった…!なにしろ113本すべてで演奏された楽曲ですし、もうこっちも叩き込まれてます。しかも前の曲から繋がるのもそのままだし(アリーナではTVのシンガーからゴージャスだった)、吉井のこういうサービス精神というのか、嗅覚というのか、やーほんとおそれいる。あとどうしても「差し足で」でエマのギターを待ってしまう習性をどうにかしたい(笑)

あまりセトリをかぶらせない、と言っていたのでCALL MEをやったのはちょっと意外でした。そしてそこから「朝日楼」に。いやーこの朝日楼、まあもちろん武道館で聴いたときも凄かったけど、ほんっとにめちゃくちゃ声が良く出てた。あんなに歌い上げる吉井和哉見たことないぐらいな感じ。スイートスポットに当たったようなまっすぐ何処までも伸びていくような声で聴き惚れました。ここからシュレッダーへの流れは豆武道館と同じだけれど、朝日楼のアウトロがけっこう長くアレンジされてて、テレキャスを右手に吉井がかかげ持っていたような…別の曲だったかな?そのシルエットが後ろに映るのがすごくよかった。

で、LOVE&PEACEがここで来て、一瞬えっ?と戸惑ったんだよねー。で聴いている間は、すごく好きな曲だし思い出もあるけれど、それだけに意味がありすぎる歌になっちゃってるかなあと思ったのだった。だからこの中盤でやるというのはちょっとテンションの行き場がないかなあと、その時は思ったんです。でもあとで全体を通して見ると、あー吉井さんすいませんっした!俺が早計でした!と土下寝の勢いだったっていうからライブっていうのは面白い。まず次に「雨雲」が久々の登場で、そういえばラブピと雨雲はどこか似た雰囲気がある、今まで全然気がつかなかったけど。歌詞にばっちり「日曜日の朝」というリンクがあるのもそういえば、という感じだった。ラブピとこれ、順番逆でもよかったのになーなんて思ってたら、ら、吉井さん歌い終わってアウトロをバンドに託してさっさとハケていくではないか!

あれはジーニアスの初日仙台のことじゃった(おばあか)、雨雲を歌い終わってアウトロを託して去った吉井、しかもアンコ1曲それっきり、という演出になんだかいろいろ喧々囂々だか侃々諤々だかのアレになってそのあとから演出変更になった曰く付きの。えっ何この江戸の仇を長崎で的な…もしかして吉井お召し替えとかするんか!?と思ってたらアウトロもあっさり終わってしかもメンバーみんなハケていく!えっ!えええええーーー!!

そこでバックに映し出されるLINEの画面、そして流れてくる吉井とメンバーの会話!「初日山梨どうですか」「間違えないように自分に暗示をかけてます」とかなんとかいうやりとりと間に差し挟まれるスタンプ。なにこれwww確かに新しいwww吉井「今日行ったセブンイレブンが病院の近くでおばあちゃんばっかりだった」ジュンゴ「セブンティセブンですね!」吉井「うまい!」うまかない!(私の心の声)その中に「今回のツアーはアンコールないらしいよ」「でも久々に2時間超えるライブだよ!」という重大発表も織り交ぜつつ、その間にステージではセッティングが進むという趣向。照明がついてメンバー再登場、そしてここからが「新しい趣向」であるところのアンプラグドコーナー!メンバーの位置は基本変わらずですが佳史さんは前に出てカホンを叩いてました。例のスツールももちろんここで登場。

新しい試みとはまさに、で、いくつかの例外を除いて吉井が座って歌っているところってまあ、ほとんどお目にかからない。アンプラグドの1曲目はHATEで、これも久しぶりですよね。父が子に語りかけるような歌詞で、ちょっと吉井とは関係ないところで涙腺を刺激されたりもしましたが、まあHATEはいつも私にとってそういう曲なのでしょうがない。

ジョン祭りでもやったWorking Class Heroの勝手訳詞バージョン。「ジョンの詞を自分なりに解釈したやつと、自分という人間のこともミックスして…」と前置きがあったようにジョン祭りの時と歌詞が違ったとおもう。「中卒で太ってて母親はホステス ファッキンクレイジーと歌いましょ」という部分は前の時にはなかったような気がする。「18」にも入っていて、これは今回やるだろう!と期待していたWANTED AND SHEEPもアンプラグドで。曲の雰囲気とすごくあっててよかったなー。

アンプラグドなので、割と1曲終わるごとに一言二言吉井が喋るんだけど、スツールの話をしたのここだったかなあ、イギリスの古い客船のバーで使われていたらしいんですよ、もちょっとちゃんと調べとくね、というのと、あとこのコーナーではスタンドバーにあるようなテーブルにお酒も置かれていて、封を切ってないラガブーリンでこれは最終日打ち上げでみんなで開けるんだよ、と。てっきり民生風に飲みながらやるのかと…(笑)そうそう、スツールのことは、船にあったのは確かなので、なんかね、船に乗っているような気持ちで歌えるんじゃないかなあと思って、とも。

メンバー紹介はここでする?ねえ青木ー、っていうこの青木ーに萌えたとか言ってすいません。このコーナー始まるときにもアンプラグドだから座っていいよ、座ってください、と吉井が言ったのにみんな「吉井のライブに来て座る」という行為に慣れていなさすぎて結局誰も座らない、という場面がありそこでも「座らないよ!青木ー!」と吉井が言ったんですよね。ああいう風に呼び捨てにされるの萌えない?ってそれはどうでもよかった。ちなみにガンコに座らない客席に吉井が「じゃあもうずっと立ってなさい!」ってぷんすこしたのは文句なしに可愛かったです。

えーとね、じゃああれやるか!と吉井が後ろのメンバーを振り返って言い、まあまだ初日だし固まってないとこもあるんだけど、まあ今日はとりあえず全部やります、山梨で初日でしょ?そりゃやらないでどうする(ニヤ)。これほんと、久しぶり…なんか今ね、この歌いいんですよ。あの、知らない人はごめんなさいね?

照明が暗くなって、まるで裸電球のようなあかりがぽつんとひとつ吊されて、それがゆっくりと揺れる中でイントロが始まっても、何の曲だかまるでわからなかった。イントロの間、吉井がずっと俯いていて(この時はギターを持っていなかった)、顔をあげたときに「あっ、世界に入ってるな」という感じがしたが、それでも歌い出すまで何の曲だかわからなかった。「靴下を折り曲げ…」悲鳴のような歓声。

4000粒の恋の唄。

かつて、私はTHE YELLOW MONKEY全曲感想でこう書いた。”この曲がライブで聴きたくて聴きたくて、待ちわびていた通称「粒待ち」のファンは私を含めてたくさん居たが、私は残念ながらその機会を得ず、だから今でも永遠に「粒待ち」のままである。”永遠に粒待ち。それが永遠でなくなった瞬間、私は絵に描いたような阿呆面をきっとしていたに違いない。何が起きたのか正直よくわからなかった。このblogでも何度も繰り返し書いていたように、シルクと4000粒は私にとって長らく憧れの曲だった。そしてひとつには手が届き、ひとつには届かなかった。ただのノスタルジーと言われようと、ゆっくりと揺れる小さな灯りの中で吉井和哉がこの楽曲を歌うのを見て、この曲がいつか聴ける日を待っていたあの頃の私を、どうして思い出さないでいられるだろう。

歌が終わって、吉井がありがとう、と囁くような声で言って、そのあとはまるでけろっとした顔で(いつもの事ながら!)呟いちゃだめだよ、なんつって、これ府中ではやんないんだから!嘘!わかんない。気分次第で、とか言ってる間もちょっと茫然自失だったことをここに告白しておきます。なんならそのあとのMY FOOLISH HEARTもちょっと茫然自失だった。でもここまで相当歌い上げる曲が多いというのもあるのか(4000粒は大曲だしね)、ちょっと喉に引っかかった感じになって、歌いながらぱしーんと自分をビンタしてみせたのは良く覚えてます(笑)

アンプラグドはここまで。5曲とは思えないほどずっしり感があったのと、いろいろ展開があるために時間の経過がよくわからなくなっていて、相当時間が経った気もするし、まだまだの気もするという不思議な状態でした。BEAUTIFULとBELIEVEは18にも入ってるしこれはやるだろう、という予想的中。しかしBEAUTIFULの時に吉井が突然歌いにくそうになって、「寄り添っていて」のところを歌わなかったのでなになに?と思ったんだけど、あとでご本人曰く「歌ってる途中で鼻に虫が入った」そうです(笑)さすが鼻デカ兄さ…いやなんでもありません。もちろんどちらの曲もギター有り。というか後半ほとんど持ってたんじゃないかなあ。

HEARTSをここに持ってきたのも意外といえば意外というか、逆にHEARTSが来たからそろそろ終わりのサインかな、でもアンコールないつってたよな、とか思いつつ。事ほどさように私の中でも吉井のライブの文法、みたいなのが染みこんでいたわけで、今回はそれをことごとく、そして気持ちよく裏切られました。HEARTSで後ろの壁にメンバーのシルエットが映って回るように見えたのきれいだったなあ。

ここで吉井がアコギをローディーさんから受け取って、えっアコギ?いやさっきアンプラグドではアコギ弾いてたけども、ここでアコギって何…!?と思わず真っ先にしたことは6弦か12弦かを確認することです(もう習性)。昔阿佐ヶ谷に住んでて、というような話をしたあとで、犬小屋っていうかね、野良犬みたいな…って単語が出て客席がえっ、えっえっとざわめき、そのざわめきに吉井が「な、なに?」って後ろ振り返ったりチャックを確認したりというコントのような展開もありましたが、インディーズ時代にモスバーガーでよく曲書いてた、またいい曲書けるんだモスバーガー!で何が始まったかっていったらLOVERS ON BACKSTREETだっていう、もう自分が泡吹いて倒れなかったのが不思議。なんなら4000粒とLOVERSで2回死んで3回生き返っても不思議じゃない。そうなんだよ吉井がアコギをもったら「いい曲がくる」にきまってるんだよ…!とその法則の確かさに打ち震えました。あと嬉しかったのはねえ、曲が終わったあと吉井が右手で2,5,ってやってくれたこと!あの瞬間の吉井を私にくれ!ください!!!

そのまま始まったのがバラ色の日々!えー!ギターは多分替えた、と思う。やーもうちょっと興奮して記憶がおぼろ。なんかもう、いつもだったらとっくに本編終了、ぐらいの曲数はやってると思うのに今までの文法と違いすぎて、予測がつかなさすぎてくらくらする…!

そしてこの日もっとも予測がつかないというか、予想外だったというか、WINNERがまさかこんなに化けるとは!っていう。正直自分の中でベスト盤作ってもこれ入れるかなあ、ぐらいの曲だし、きらいな訳ではないけれどカップリングとともにいまいち存在感薄い、みたいな曲だった。だってシングルだけどツアーでもすっかりご無沙汰だったし。それがまあ、リズムのアレンジをすっかり変えて、佳史さんのキックが曲全体を支えるようになった途端に、本来この曲ってこうあるべきだったんじゃないの?というようなアンセムになるんだから恐れ入る!SHINE AND ETERNITYもWINNERでかなりアッパーになったあとなのですごくしっくりきた。この曲はギターなしで、花道の方まで歩いてきたのはこの時だけだったかな。着ていたジャケットを「服脱ごうよ」で脱ぎかけたけど結局最後まで脱がなかったよあいつ(笑)

東京方面から日帰りで来ていた方も多かったんだと思いますが、このあたりで客席をちらほら離脱したり、鞄を持ったまま見ている方もいた感じでした。つまりそれぐらい、長いライブになっていたということでもあります。もう1曲聴いてください、というMCで始まったのがFLOWERで、あれっなんか最後っぽいけど、血潮は絶対やるだろうと思ってたんだけどなーとか。でもFLOWERが終わったら佳史さんもドラムセットを降りて、バーニーもジュンゴくんも楽器外してあれ本当に終わるのか…と思っていたら吉井がこう言い出した。「最近ね、エアバンドが流行ってます!」えっ(笑)「ああいう素晴らしいパフォーマンスを見るとこれは負けてはいられないなと…」えっえっ(笑)「でね、僕は考えました!あっちがエアーならこっちはお客さんに演奏してもらえばいいんじゃないのかと!」ここでようやく吉井の意図を汲み取る私たち!手拍子してください、メンバーもするから。練習するよ!と吉井に合わせて手拍子スタート。そのまま(佳史さんのカホンだけで)「血潮」を歌い始める吉井和哉!何しろほんとに楽器がないし、吉井は手拍子をしないし、佳史さん以外のメンバーも手拍子するけど皆を引っ張る!みたいなのじゃないからほんとに客席が頑張るしかない!みたいな状況で、ほんとアレだ、吉井もさぞかし歌いにくかったのではないかと思うが(どうしてもところどころヨレるし)そこはさすがだったねやつは…。そして個人的にドラマーってなんてスゴイんだろうと改めて思ったね…(今更か!)

けど、1曲通して自分たちの手拍子が曲がりなりにも楽曲を運ぶわけだから、ただ聴いているよりも「参加」感は尋常じゃなくあるし、なるほどこれで、アンコールなし、よくわかりました!と頭を垂れるしかない、と個人的には思いました。これでアンコールないことをぶーぶーいう奴がいても無視していいよ吉井ちゃん、と思ってしまうほど気持ちよく終わりを迎えられた気がします。

セットリストを振り返ってみればほとんどの曲が「18」から選ばれていて、なのにも関わらず「ベスト盤を中心にしたライブ」みたいな印象が殆どないのが不思議でした。選ばれたバンド時代の曲がコア中のコア、みたいな楽曲であるのも要素のひとつではあると思います。でもそれよりも、序盤のいくつかのシークエンス、中盤の聴かせどころ、終盤の爆発力、といったような「お得意の」構成をまったく手放しているということと、何よりひとつひとつの楽曲を「ただやる」のではなくて、新しく聴かせようとする試みが随所にあったからなんじゃないかと思いました。

そうだよなあ、振り返ってみれば、吉井がさよならとかなんとか言い出したときは現状からさよならしたくて言い出すんじゃなくて、次の場所を見ているときに言い出すんだよなあ、もしかしたらやるかもとか予想していた「プライマル。」なんてまさにそうで、さようならずっと好きだった、なんて、次を見ていたから出てくる歌詞で、HEARTSも血潮も完全にその系譜じゃないかよ、と今更ながらに吉井和哉というひとの「ひとつのところにとどまっていられない」さまを目の当たりにしたような気さえします。いやしかしスゴイ。なにがスゴイって、吉井さんも自分でも自負されているところはあるだろうけど、いつものライブで見せるあの終盤の爆発力、ロケットの加速装置のような興奮の積み重ね、あれはほんとにこの人の自家薬籠中のものというところだと思うんだけど、それらをすっぱり手放してそれよりも「新しいもの」を提示しようとするその心意気がすごい。最後の血潮とか、武道館では本家の沖仁さんを招いてメンバー総掛かりで弾いたギターを、逆に1本もなくすということで見事に成立させてみせるこの嗅覚ってなんなのか。恐れ入りましたとしかいいようがない。

転換の途中でLINEの会話を見せたりといったような肩の力が抜けた試みもあれば、曲間に汽笛の効果音を聴かせたりしてシアトリカルに見せる場面もあり、いつもの定食食べる気持ちできたらなんか店間違えたんじゃないかぐらいのコースが出てきたような、って喩え下手か俺!いやそれぐらい予想もつかない展開の連打でした。アンコールなしについては、私はもうそういう構成だから、と決め打ちされたらそれを尊重したいたちなので、できれば(最終日はしょうがないかもだけど)このままやりきってほしいです。だいたいあの美しいラストになにつけ加えてもアレレになるんじゃないかとすら思う。

途中のMCでグッドバイなんて物騒なタイトルだけどと前置きしながら、吉井和哉の歴史を見せたい、そしてたくさんのGOODを皆に持って帰ってもらいたい、と仰っておられましたが、そこに「新しい」をつけ加えさせて頂きたい。たくさんのあたらしいGOODを受け取れるライブだった、それが私の、いちばんの感想です。

GOOD BY YOSHII KAZUYA@コラニー文化ホールセットリスト

1.トブヨウニ

2.点描のしくみ

3.I WANT YOU I NEED YOU

4.ゴージャス

5.CALL ME

6.朝日楼

7.シュレッダー

8.LOVE & PEACE

9.雨雲

10.HATE

11.Working Class Hero

12.WANTED AND SHEEP

13.4000粒の恋の唄

14.MY FOOLISH HEART

15.BEAUTIFUL

16.BELIEVE

17.HEARTS

18.LOVERS ON BACKSTREET

19.バラ色の日々

20.WINNER

21.Shine and Eternity

22.FLOWER

23.血潮