SPITZ JAMBOREE TOUR 2013-2014 “小さな生き物”@静岡市民文化会館 レポート

小さな生き物ツアー@静岡、行ってきました~!静岡でスピッツ見るのはこれで2回目かしら。3回目かしら(あやふや)。「四捨五入すると静岡のバンド」(by草野マサムネ)、スピッツです!

今回前方のテッちゃん側で、角度的にずばーん!と崎ちゃんが見えてほんと崎ちゃんガン見席でした…私の斜め前ぐらいにわりとアピールはげしめのコがいて、角度的に崎ちゃんがそっち見ると私の方を見ているような錯覚に陥れてとても幸せでした。崎ちゃんだけでなくテッちゃんもマサムネくんもよーく見えたよ~ホールで席近いとうれしいね…

とっくに発売されていたというのに自分が聴くタイミングが遅かったおかげで今聴きてえ!今見てえ!という欲が最高潮に高まっていたタイミングでのライブだったのでほんと砂漠の花じゃない砂漠に水がしみいるごとくでした。以下MCも含めてメモ書きで!セトリバレしてるので、畳みます!



・舞台セットに大きなグライダーが!それが照明のバトンの代わりも果たすという
・2曲目からけもの道でスピッツ鬼のリズム隊がすでに鬼だった…かっこいい…スキ…
・三日月ロックその3!!ゴースカで聴けてうれしかったんだよなー、こうしてツアーに組み込まれるのもいいですよね
・今日のマサムネくんのお召し物は赤いシャツ
・「四捨五入すると静岡のバンド、スピッツでーす」
・マサムネ「(テッちゃんに)地元でやるのって緊張する?」
テツヤ「いや?別に?…なんつって(てへ)」
マサムネ「俺は結構自分の地元でやるとき緊張するからさあ、二人が今緊張してるのかなって思ったらすごくリラックスできるんだよね」(食い気味で)田村「する!すげえ緊張する!」
・リダのやさしみとも言えるが「すげえする」の言い方に若干上から目線も感じたわけですしそういうの嫌いじゃない。リダのSっぷりさいこう
・地元話ということで、デビューした後で初めてマサムネくんの地元でライブをやるとなったとき、小さい頃から面倒見てもらった近所のおばちゃんが「まーくんとこは、チケットさばけようやろうか」と心配してくれていたらしい
・「地元の…これ名前言っちゃうと地元ばれちゃうな、演歌歌手みたいなひとの後援会みたいなのもやってたひとだったので「○○さんのチケットもアタシが捌いてやったけん、まーくんとこも&§※☆△◎⁑(←高速博多弁につき再現不可)」
・「そげな音楽やなかけんよか」とおばちゃんの申し出を断ったマサムネくんですが「今思うと冷たい言い方をしてしまいましたね」「おばちゃんに頼んで会場中みんな知り合い、みたいなことになっても面白かったかな」テツヤ「福岡だけ客層違う!みたいなね」
・暗転の間にグライダー以外にもそれぞれ「小さな生き物」を模したセットが運び込まれてまんた

・「潮騒ちゃん」の「あんとき泣いてた幽霊もビートに合わせて手を叩く」でクラップするのすげえ楽しみにしててちょう張り切ったけどあんまみんなやってない(ように見え)てさびしみ…
・「ばってんもうやめたったいこげなとこから」の気持ちよさ異常
・「名前をつけてやる」の「誰よりも立派で誰よりもバカみたいな」とか「スピカ」の「振り向けば優しさに飢えた優しげな時代で」とか、普通に聴いていても時折ずばーん!と響いてくる歌詞が散りばめられてるところが改めてすぎょい
・マ「静岡ってさ…東京と近いのに、結構(言葉)違うよね」
 テ「それディスってる?(笑)いやいや、それ言ったら北関東だって相当なもんでしょ」
 完全に油断してて突然振り返ったマサムネくんとテッちゃんの視線に「え?今、おれにふるの?」みたいな顔の崎ちゃんカワユス
・テ「東京来たばっかりの頃さ~、(静岡弁で)ら?ら?って言ってたら『三輪くん、うる星やつらのファンなの?』って聞かれたことある」
マ「なんでうる星やつらなの?「ら」じゃないよねアレ」
テ「わかんない…俺キモかったのかな?」
マ「キモくはないけど…サイケデリックだったよね、良く言えば」←最後の一言完全に余計
テ「マサムネさ~、一回待ち合わせして俺と目が合ったのに他人の振りしたことあったよね」
マ「(ぶんぶんと激しく手を振り)ない!ない!それはない!」果たして真相やいかに!

・「スピッツが旬だった頃の曲」といって「ロビンソン」なげーな!旬、なげーな!つーかずっと旬なんじゃねーか!
・そのあとのMCでロビンソンの「河原の道を自転車で走る君を追いかけた」を歌っているときに、「自転車で走る君」を「ぼく」が追いかけているのか、「走る君」を「ぼく」が「自転車で」追いかけているのかどっちなのかって毎回思う、という話を
・…どう考えたって前者だろおおおお!と思ったわたしです(だって走る君を自転車で追いかけてたらすぐ追いつくじゃん)(そういう問題…?)
・もちろん正解も前者で「自転車で走る君」をぼくがはしって追いかけているんですよ、と
・テッちゃんに「詞の解説めずらしい!」と言われてました
・そのあと「聞く人によってどっちでも取れる会話」の例で「エスパルスには勝って欲しい」。「エスパルスの勝利を願ってるのか、エスパルスを負かすことを願ってるのか、どっちでも取れる」うんうんそうだねそうだねエスパルスって言ってくれたのは地元だからだねきっと

・突然ですが私は「さらさら」が好きすぎるのです
・自分の中のスピッツベスト3にこの1週間でランクインしそうな勢いなんです
・「眠りにつくまでそばにいてほしいだけさ 見てないときは自由でいい」「遠く知らない街から手紙が届くようなときめきを作れたらなあ」あああああああすきいいいいいいいい(落ち着いてー)
・大サビのテッちゃんとのコーラスもすばらしい
・今回席の関係もあってあまり照明を楽しめなかったけど、さらさらの時の照明は印象的だったなー
・80年代ディスコチューンさながらの「エンドロールには早すぎる」楽しい!!初回限定のDVDのやつみたいにミラーボール回してくれてもよかったのに~(ミラーボール大好きっ子)

・MCで「ディスコ行ったことある?」とテッちゃんに話を振るマサムネくん。静岡で…と言いかけたテッちゃんにリダが「そういえばテツヤ入るの断られてたじゃん!」とちょううれしそうに暴露してました。それを聞いてマサムネくん「ドレスコードに引っかかったとか?やっぱり襟のある服じゃないとダメとか」といいながら自分のシャツの襟を自慢げに見せる大人げないマサムネくんなのであった
・ディスコ行ったことない、あれって振りが決まってるもんなの?決まってるほうがラクだよねーと言いながらパラパラぽいものを踊るマサムネくん。「パラパラいいよね~」テッちゃん「ほんとにそう思ってるか?」鋭い一言
・崎ちゃんのキック始まりでディスコアレンジの「踊るポンポコリン」。あんな美しいこえで「お~なかがへったよお~~~」と歌い上げられるシュールさ
・ご当地選曲でしたが「本物はもっとキー高いんだよね」とさらに上のキーでもう一回「お~~なかがへったよお~~~~」わかった!もう、わかったからww
・なんとなくざわついたままの客席に対してマサムネくん「もうちょっと落ち着こうか」とyoutubeの話に。「エンドロールには早すぎるを歌ってみた」ってやつをyoutubeで見たらしい。そしたらカラオケの映像ふうに作ってあって、これを後ろのスクリーンで流しながら歌うのって面白そうじゃない?(キラキラ)
・テッちゃん「うん、まあ今回は無理だね」マサムネ「…(客席に)ね、落ち着いてきたでしょ」なんだこのコンビ

・曲調からいっても新アルバムのなかでこれこそ崎ちゃん鬼だろうなと思ってた「りありてぃ」の崎ちゃんがマジ鬼で最高でした。この場合の鬼→鬼のようにかっこいいことのたとえ(たとえてない)
・Yのときの照明もキレイだったな~
・最初の方で出なかったので「もしかしてやらないのか…」と思っていた「未来コオロギ」、ほんとあの「行ったりきたりできるよこれから」のフレーズに入るところにはこっちの胸をきゅんとさせる何かがあるよね。魔法だよ魔法
・最後のシークエンスに入る前のMCでマサムネくん、みんなまだまだいけるかー!とかかわいらしく煽ったあとやおら「中学の時に走り高跳びでヒザを痛めたことがあるんですけど、雨の日とか痛むんですよね。そういうの歳取って出てくるよね」えっこのタイミングで加齢トーク
・マサムネくんがいいたかったのは「でも今日はこんなにまだまだヒザがまがるよ!」的なことだったのでした。おじいちゃんか!かわいいおじいちゃんか!

・「野生のポルカ」キターーーー!!!思わず跳びはねました。つーかずーっと跳んでました。おかげでそのあとちょっと酸欠気味に…歳には勝てないね!(そこトークと繋げなくてもいい)
・あれだけでもへばるのに8823でベース弾きながらずーっと跳んでる田村様はやっぱり神様仏様田村様ですよ…ありがたや…
・8823の崎ちゃんをガン見したい、ってすごく思ってたのに楽しすぎて(そして頭を振りすぎて)半分ぐらいしか見られませんでした!無念!でもいいの楽しかったから!
・いつものようにこの後に例えば「僕はきっと旅に出る」あたりの曲でしっとり終わるのかなー、というのを予想していたので、8823に続けてあのスネア連打が聞こえてきたときには思わずガッツポーズが出たね!
エスカルゴ大好き、なにが大好きってエスカルゴの崎ちゃんのドラムがスキーーーー
・これもゴースカでセトリ入りしていた「運命の人」で本編ラストっていうのもいいよねえ。エスカルゴもそうだけど「優しいだけじゃなく偉大な獣」とかの歌詞とアルバムのリンクもあるのかしらね(というかセトリ全体にそういう意思があるのかも)。

・メンバー紹介。田村さんはここほんとに静岡?なんかきれいな人多くない?昔の自分は見る目がなかったんだねー、「3年前よりきれいなひとが多くなった気がする」マサムネ「くらべるもんじゃありません」メッ
・リダ「このホールってなんか客席との距離近いよね?だからよく見える。つまんなそうにしてる男の子とかw」昔あるミュージシャンのライブ観に来てわざとつまんなそーにしてたことがあるリダ「あれ、見えてたね今思うと。悪いことしたなー」
アコーディオンで「富士山」を弾いてくれたクージー。「静岡は信号でこれ流れるよね?」
スピッツには山梨出身のスタッフがいて(いた?だったかな)、富士山は静岡山梨どっちのものか論争など結構熱かった。マサムネ「富士山は日本のものだよね」う、うん
・受験で上京する途中で富士山が見えると落ちるとかいうジンクスがあるらしい。マサムネ「まあ、見事に落ちましたけど!」
熱海市が何県か最近知ったよ~、と言うマサムネくんに会場が絵に描いたような「ざわ…ざわ…」ってなったの面白かったです。そのあとクージーが「神奈川県?」って(たぶん冗談で)言ったときの会場からの声以上の非難の視線wマサムネ「やっちまったな…」

・崎ちゃんは今日ほんと楽しくて、でも楽しすぎると「一瞬頭が真っ白になるときあるんだよねw」「でも真っ白になっても何事もなかったかのように進める術は心得てますから!この年になると」そしてこの日アンコールの最後の最後でスティックがすっぽ抜けた崎ちゃんなのであったw
・テッちゃん、意外に静岡の人は富士山にのぼらないよね~という話から登ったことある人!と会場に挙手を求める→パラパラと手が上がり、前方の一人に向かって「静岡の人?どこ?焼津かあ~」ふと「…今サシで話してるからね?」
マ「なんかのイベントみたいになってるよ」
テ「俺キモい?」
マ「キモくないよ」
テ「安倍川餅のきなこ口のまわりにつけててもキモくない?」
マ「きなこいいよね」
テ「うん、あんこよりきなこだよ。知ってる?きなこの中には砂糖もはいってるからね」
マ「あーそうだよね、白い」
テ「そうそう、白くきらめいてる」
マ「おいしいよね」
テ「この会話いつまで続くの?」こっちが聞きたいわ!
・ラストのヒバリのこころでマサムネくんがちょう近くにきたんだけど、前方に出てるマサムネくんとテッちゃんの目をかすめて、リダがふたりのマイクスタンドからピックとって客席に大盤振る舞いしてました。吉井かよ!(吉井もやってたのヨ!)

ここんとこ諸事情により音楽予算を削減していたので、このスピッツのライブが終わったらしばらくライブの予定がないのですが、最高潮に欲が高まったときに好きな音楽を浴びれてほんとに幸せな時間でした。そしてほんと崎ちゃんのかっこよさ筆舌に尽くしがたい。このレポを書くのに手間取っていたら夏のアリーナツアーが発表になった!スピッツ、ついに!とうとう!武道館!!これは行きたい!音楽予算の削減が遠い夢になりつつあります!

<セットリスト>
けもの道
三日月ロック その3
潮騒ちゃん
名前をつけてやる
スピカ
つぐみ
ロビンソン
ランプ
さらさら
恋は夕暮れ
エンドロールには早すぎる
りありてぃ
君が思い出になる前に
Y
未来コオロギ
僕はきっと旅に出る
野生のポルカ
8823
エスカルゴ
運命の人
<アンコール>
チェリー