シルクスカーフに帽子のマダム

2ndアルバム「未公開のエクスペリエンスムービー」収録。 未公開のエクスペリエンス・ムービー

名曲中の名曲であり、THE YELLOW MONKEYというバンドがいまだに強烈な引力を持っている理由の一端を間違いなく担っている曲。 「追憶の銀幕」で、ラストに黒いドレスを着て現れるマリーという女性の存在と、壮大かつシアトリカルな歌詞。もう、こんなん、トラウマですよね。

私は吉井和哉はあくまでもシンガーであって役者ではないと思うけども、しかしこの曲における彼はなりきっているなどというレベルではない、そこにマリーさんがいる!としか思えない存在感を醸し出しているのには感動する。 そこら辺の役者では、ああはいかないものなのだ。

このシルクは私にとって長らく憧れの曲であって、パンチドランカーのツアーの東北シリーズで出たという話を聞いたときはあまりのことに悶絶死しそうになったが、その後無事実際に耳にすることができた。 実際に聞いた感想は、やはり、名曲中の名曲である、という言葉に尽きる。 DVD「追憶の銀幕」で、その姿を堪能して下さい。

太股にあるだろう大きな傷跡が こいつが全部いけないんだよね