花吹雪

6thアルバム「SICKS」収録。

リリース当初から、圧倒的にファンの間で「名曲」との声が高かった1曲。 私はといえば、そうか、花吹雪ってそんなにいい曲なのか、とうすぼんやり思う程度、というテイタラクだったわけですけども、ある時、ボーっとしながらこの曲を聴いていて、突然ぼわっと泣けてきてしまったことがあって、本当になんという名曲か!とその時に遅まきながら実感した次第。 1行どころか、1字の無駄もない!というほどに詞の完成度が高いですよね。

吉井和哉には、というのか、イエローモンキーには、というのか、花吹雪がよく似合います。自分達でも「桜が日本一似合うバンド」「桜は似合っちゃうよん」と自認してますし。「桜舞い散る九段下」じゃないけど、どこかどろどろとした部分と、それを凌駕する儚い一瞬の美しさを感じさせるところが似ているのかな。 DVDは3.10に収録されています。イエローモンキー5人目のメンバー、三国さんのキーボードの聞かせどころです。

抱き合っていたら希望も悩みも忘れる だらしないくらい何度も何度もください