血迷う準備は出来ていた

菊地英昭さん吉川晃司さん@大阪厚生年金会館に行ってきました。 もともと行く予定にしてなかったのになんでこんなことになったのか話せば短い話なのですが(じゃあ話せよ)、いろいろと自分の中でだけ紆余曲折を経てたどりつけばアラスカじゃねいや厚生年金。 ライブそのものについてはちゃんとしたファンの方々が書いてくださっているであろうレポをブログ検索していただくとして、ここではエマさん特化レポ(と呼べるかどうかいまいち不安)を書いてみようかなと。

いやーたぶん明日腕が筋肉痛になると思う。 オペラグラスの持ち上げ過ぎで(笑) あんなに長いことエマを凝視していたことはもちろん生まれて初めてですが、エマどころか吉井だってたぶんこんな穴が開くまで見たことないと思う。なぜなら今日改めて思ったけど、私ライブの間中自分が頭振ったりシャウトしたりするのに忙しくて3割ぐらいは何も見ていない時間っちゅーのがあるんですね絶対。今日はもう根性決めてエマにロックオンで!と決めていたので(そして席もいい感じにエマ側)、いやほんと穴が開くまで見た。今日のエマの衣装に穴があいていたら多分それ私の怨念(怨念かよ!)

衣装!今日エマが最初に目に飛び込んできたとき私は心の中で思わずちょっとヒーセ来てーー、お兄ちゃんがーー!と呟いてしまった。いや・・・あれなんでなのかな、白のパンツに中はTシャツ(notボーダー)、で上着がジャケットともいえないなんか黒のテレんとした素材の・・・ともすればカーディガン?に見えないこともないという、そして靴も白。何がというわけではないのかもしれんが全体的にどこか垢抜けないのだ!えっ散歩に出てきたのえま?みたいな。あのパンツが似合ってないのかなー、つかぱっつんぱっつんじゃなかった・・・?もしかしてエマ太っ(以下略) ストレートにしたいのかキリストになりたいのかどっちなんだ、といった感じのエマの髪型にほんわり感が戻ってきていて、いいよーいいよーエマいいよー、その調子で伸ばしてみようか!みたいな。でほわほわ頭になったからか後ろの髪の毛を結構よく触ってたなあ。あ、前髪もこう、ちょっとよけるような仕草をよくしていてうぷぷ、かわゆし!

今回は菊地さん初夏のレスポール祭りというコンセプトなのかギター変えても変えてもレスポールだった。一回フロント3人全員がレスポールのときなかった?最初が黒のスタンダードで、なんかおとなしいなあエマ、やっぱりサポートってことで控えめに入るんかなと思っていたらどうもそれチューニングが微妙にずれてたっぽい。2曲目終わったときにローディー呼んでなんか言ってた(し、自分で直してた)。アイボリーカラーのギターに変わってから曲調もあるのでしょうが俄然「エマ節」が出だしたので嬉しかったなー。

割と早い目の時間でメンバー紹介。エマはメンバーの中で最後。「今回からツインギターということで加わってくれています、エマ!」と紹介。思うに私のいた辺り結構エマファンいたと思うけど、皆控えめな感じの「エマーー!」という歓声。「ギターの菊地さん、でもいいんだよね」と吉川さんが言うと「菊地さーん」の声も。しんせん!で、「せっかくだから何か一言」と促されたエマ、マイクに向かって 「どうもはじめまして、きくちです」 (なんとなくひらがな) この挨拶に吉川さん大受け。「えっそんなリアクションなの?」そうだお!うちのえまそういう子なの!そんな「俺が菊地だ」みたいなことできないの!

途中にアンプラグドタイムがあって、なんと奥さん!そこでエマのアコギが拝めます!3曲ぐらいやったかな?もう、マジ凝視。アコギだと何がいいってエマの美しい指を舐めるように堪能できるのがいいよね・・・エマってなにげに標準値を遥かに超えた美しい手(指の長さが絶品なの~)をしているのに、今まで右隣にいた人がもうホルマリン漬けクラス(どんなクラスだそれは)だったものだからあんまり注目されてなかったけど、ほんと綺麗なの手が!ってそんな注目してないのはお前が吉井ファンなだけじゃ!という総ツッコミをかわしつつ、とにかくなかなかに至福の時間だわ・・・という感じ。

ここでももう1回メンバーの名前を一人ずつ言ったんだけど、吉川さんさっきのエマの朴訥挨拶がよっぽどツボだったのか、またエマに「なにか喋る?」ぶんぶんと首を振るエマ。「いやーさっきのはよかったな、何言うのかなって思ったら『どうもはじめまして』って。あれだね、イエモンも見た目と違って礼儀正しいバンドだったのかな?」ここでエマ笑いながらなんか言ってた、けどオフマイクなので聞こえてません。たぶんそんなことないって言ったのかな。「そんなことないよねー(笑)」どういう意味だよ(笑)

あとね、今回非常にエマのコーラス参加率が高い!ほぼ参加してるんじゃないだろうか?何の曲だったっけなー、「ハッ!」みたいな掛け声のやつがあってなんかもう見てて思わず爆笑しかけました。面白すぎ。 途中まったりとした曲も挟みつつ、ライブは終盤に。明らかに客席の温度が変わった!という感じだったのが「ドーンストーップマーイラーブ」ってやつ。恋を止めないでか。私の前の座席の人は最初から最後まで座っていてワンカップ大関を2本ぐらい空けていたのだが、おかげでたいへんに酒臭かったのだが、その人はこの曲の時だけ立ち上がっていた。

しかし!エマヲタ的に注目なのはその次の曲です!もーう最初から腕回す回す!膝折る折る!きたよ・・・七つのチャクラが目覚めたよ!それまで私ほとんどオペラグラスを使ってエマを見ていたんですよ。まあ時々はずしつつではあったけど。でもはずすと「エマの表情が気になる~」とか「手元が見たい~」とか思っちゃってまた使うみたいな。でもこの曲を境にオペラグラス不要になったね。だってバシバシくるんだもん、あのエマの炸裂するかっこよさが。もうオペラグラスじゃ収まらないエマオーラキターーーー!ですよ。あれ絶対気合の入り方が違う。つかその前の曲で客席が沸騰したから燃えたのかな。エマとともに私のチャクラも目覚めたのか拡大しなくてもその何倍も細部まで見ているような感じ、あれだよ、イン・ザ・ゾーンってやつだよ。昔ジャック・ニクラウスがゾーンに入るとホールがバケツぐらい大きく見えるとか言ってたけどって見てきたような嘘を言いますが、そんな話どうでもいい、つまりそういうことです(どういうことだ)。

いやもうそうなると仕草の一つ一つがツボ過ぎていちいち身悶え。最初は散歩のお兄さんに見えた衣装すらきらめいて見える・・・!いやほんとあの曲最高だった、ところでなんていう曲なんでしょうね←最低だあんた さて、アンコール。なんとエマ、ノースリーブ!うわあ・・・でも結構かっこいいね。Tシャツ似合わないけどノースリ似会うのってなんでなんだろうね(さりげなく暴言)。色白すぎて思わずビビる。きれーな腕だなー(うっとり)。上腕二頭筋堪能~とか思ってたらなんと持ったギターがエクスプローラーだった!えー!エマのエクスプローラーってなんか、すごいひさびさで新鮮!っていうかそれ持った途端に妙に男度アップ!エマっていわゆる女の子時代とか女の子っぽい時代とか男っぽいけどかわいい時代とか男らしい時代とかいろいろあるけど、なんかもう腕さらけ出しの格好もあいまって男らしい通り越して 漢! みたいな感じだった。つーか・・・妙にカッコいいんですけど・・・エクスプローラーもいいね・・・ しかし、ここで驚いたのがなんとアンコールが1曲きりで終わりだったのだ!じゃあ!とかいって帰っていくから思わず「うそおおおん」と口に出てしまった。どんな釣りだよーー、と思っていたら係員が追い出しにかかっていたのでえっマジで1曲なん?そんな、エクスプローラーのエマは1曲きり?と去りがたい思いでアンコールの拍手を続けていたが、私以上に吉川ファンの方々こそ熱くアンコールをしてくれ、執念が実ってもう1回でてきてくれまちたーー!バンドのメンバーが皆着替えている中でエマだけ衣装のままだった。これは鳴り止まないなと踏んでいたのか?それとものんびりしていただけ?ともかく、おまけでもう1曲本編でもやった曲をやってくれました。残念ながらエクスプローラーではなかったけど。

割とね、アクションは派手なんだけど音はかなりストレート、みたいな印象でした。結構、ソロもあって見せ場たくさんもらっていたと思う。もっとひずんだ感じも好きなんだけどな、とも思ったりしたけど、随所にエマらしいプレイがあって堪能させていただきました。国技館がファイナルっつーことで、国技館とエマという取り合わせにシュールなものを感じますが、ほんとどんな感じになるんでしょうね!って私多分行けないけど。そしてその頃には素敵に髪を伸ばしてくださっているといいよ!と思う私なのでした!