これはとてもすばらしい曲

唐突に名古屋のライブで吉井が今回のバンドのことを 「時々空気が読めない人がいるからKYバンド」 と言ったことを思い出しました、こんばんはぴーとです。 ちょ、それYOUのことじゃ・・・(笑) さて、明日の今頃は僕は汽車のなか、じゃなくて来週の今頃にはよっすぃさんも参加された奥田カバーズ/ユニコーントリビュートアルバムが発売になりますねやんややんや。

 特設サイトの方で参加アーティストのコメントUPされていますが、吉井さんのもあがってましたよー。っていうか「ギャラ代わりの報酬、近いうちにお誘いします」ってどういうこと!?ねえどういうこと!?てっきりパフィたんに曲書いたことかこのユニトリ参加の件かと思ってたよ! 吉井の「与える男」好きはその昔(94年)にJAPAN誌上の「おセンチ日記」で『与える男を聞いていると涙が出てくる』と言った頃から知られているわけですが、私はおセンチ日記を本で読んだとき、与える男は好きだけど泣ける・・・かなあ?と思い、やっぱり吉井さんの(私もその時は吉井さんと呼んでいた)センスって独特!とか思っていたわけです。 が、とある方の「与える男」レビューを読んで、なんか吉井が涙が出るって言った気持ちがわかるような気がしたというかいやそれが錯覚で誤解でいいんだけど、つーかその方のレビューそのものに泣いたって話がありまして、それが皆様と共に走るユ典だったわけなんですけれども。 こちらではユニコーンの全曲レビューをつい先日完成されまして、「与える男」は2曲目に取り上げられています。こちらからぜひ読んでみて下さい。

「いつも考えるのは、この『不思議な力』が、本当にあるのか、ないのかというところ。どうする?全部うそだったら。彼女をふりむかせるために、全部嘘をついて、どうしても好きだから嘘をついていたとしたら、どうしようか。与える男がそんなひたむきな男だったら。」 「皆様と共に走るユ典」より引用

そんな風に考えたことのなかった私はこれを読んであーでも、そうなのかも、これは「与える男」の必死なひたむきな、一か八かの思いの丈なのかも、そう思うとこれを吉井が「いちばん好きな曲」だっていうのはそりゃもうおめえそうに決まってるだろうという気がしてくるのです。そしてそんな風に思わせてくれるレビューを書いてくださったトットさんにおれはもうぞっこんラブ。 でもそんな風な私の感情とか解釈とかはほんとうはどうでもよくて、

でもあれこれ語らなくてもきっと誰にでもわかる、これはとてもすばらしい曲。

そう。 そういうことです。