こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい

寒さ厳しき折、よっすぃさんのドラヘッツアー(妙な略)もいよいよZEPPシリーズ突入でございますですがそんな中昨日1月30日エレファントカシマシニューアルバムStarting overが無事発売となりましたやんややんや。えーっよしぶろなのにエレカシ話?ああそうだよ。人とはいえ節操ないよ。元はといえば獣だよ。

ところでタイトルはこのStarting overの3曲目に収録されている曲のタイトルです。2ちゃんの本スレにフラゲしたJAPANを見てこの曲名を書き込んだのは実は私ですが多くスレ住人からネタ扱いされた件。しかしそれもやむなし、というぐらいになんつーかインパクトのあるタイトルではあります。それにしてもどんな曲なんじゃろ、一昨日フラゲしてこの曲を初聴きしたときちょっと身構えましたもの。

こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい、そう思ったことありますか。俺はある。普通にある。天気予報に電話して涙を流す、とかれは言う。このまま地の底まで沈んでいってしまいそう、とかれは歌う。だから君に会いたいんだ。 どうしようもなさのなかでできることはたったひとつ、君に会いにいくこと。ぜーんぜん似たところなんてないのに、ばかみたいにあのうたを思い出したよ。

少し前のインタビューで宮本浩次が、「悲しみの果て」や「今宵の月のように」で念願のブレイクを果たしたあと、免許を取って(この人も免許取るの遅かったんだ)車を買って、そして毎日首都高をただただものすごいスピードでぐるぐる回っていた、そうしているときだけ生きている気がした、このままカーブを切らずに壁に激突したらどうなるんだろう、そうしてみようか、そんなことを毎日繰り返したという話を読んだ。吉井も、あれいつだったですかね、at THE BLACK HOLEのbridgeインタだったかな。引越したあと車で高速を走っていて、このままブレーキを踏まなかったら、みたいな話をしていたなあと思った。

でもなにかがそのときのふたりを引き止めてくれたわけですよね。 すごいね、そう考えると、こうして新しい曲を聴いて新しいライヴを見て、ああでもないこうでもないって言えるってすげいことですね。こうして部屋で寝転んでいても死ぬのを待ってるだけじゃない明日があるってすげいことですよね。俺はたのしい、たのしいよ。またいつかたのしくないときがくるかもしれないけど、だからこそ今、そのたのしさをしゃぶりつくしたいよ。

とりあえずよっすぃさんは明日の札幌、風邪ひかんようにがんばってくんしゃい。私は私で明日は本家本元王子、及川ミッチー光博さまのライヴに行って来るぞよ。なんだよ最後は吉井ちゃんでもエレカシでもないのかよ!そうだよ、俺節操ないもの、元はといえば獣だもの。けだものだもの。がおー。