ノスタルジー配給係

Dragon head Miracle tour 2008 [DVD]

Dragon head Miracle tour 2008 [DVD]

  • 発売日: 2008/05/21
  • メディア: DVD
 

 

 単体DVDのジャケ、いいなあああ。収録曲はBOX所収のやつとまったく変わらないようなんだけど、そうですかやはり単体にだけ何かとかいう阿漕商売はしませんか。うーんでも単体のジャケいいんだよな。BOX、あのデザインで例によって中にDVDが4枚入ってる仕様になるんかいね。うーんだとしたら単体もほしいような。迷いどころ。

そういえば吉井武道館のDVDにオープニングアクトも入ってるようなんですけどその27日のオープニングアクトを勤めてくれたダイノジが主宰する野外ロックフェスが今度のGWにあるんですよ。4日5日なんだけど、その5日のメンツにトライセラピロウズフラカン怒髪天がいるんですが、これで4800円て・・・安くね?っていうか何を隠そうそのフェスの名前がMAGROCK FESでまさにちょう地元!で開催されるんでございますよ。チャリで行けるのよ。そんなわけでGWは実家に帰省するはずだったんだけど、おとーたまとおかーたまにごめんねと言ってFES参加してこようかと。っていうかこれ人入るのかなー、なんかブログ検索とかしても行く!ってひとあまり見ないんだよなあああ。 そんなダイノジ大谷さんのこの日の日記。まあ、読め。

まあ読めといえば、先日発売されたbridge56号。表紙はゆず。私は例によってエレカシ目当てで買ったのですが、もうひとつ楽しみにしていた大槻ケンヂさんのインタビューがよかった。インタビューがよかったというか、大槻さんのクレバーさにただただ感服。全文引用したいほどなんだけど長すぎて無理なのですこしだけ。筋少復活について尋ねられた大槻さん、バンドが再結成すると喜ばれる半面「懐古主義じゃないか」「お金儲けのためじゃないか」「格好悪いじゃないか」と言われるけれども、という話の中で、格好悪いじゃないかということについては、ロックバンドというのはそういうもの、解散や再結成を繰り返していくものだと思っていると、お金儲けってことについては、もちろんそれは重要なこと、だってプロなんだからと、そして懐古主義じゃないかということについては、こう言っておられる。ここから引用。

「昔はね、やっぱりロックて革新的なものだから、常に前へ、前へって言ってたんだけど、日本のロックでさえそれなりの歴史が出てくると、やはり昔聴いた音楽って懐かしいわけですよね・・・ロックミュージシャンというのは、ノスタルジー配給係としての役割っていうの、絶対あると思うんですよ。僕は再結成してよかったなと思うのは、再結成っていうのは単にバンドが、メンバーがよりを戻すってことだけではなくて、そのバンドが再活動することによって、スタッフとの再会があったりだとか、他のミュージシャンとの再会があったりだとか、ファンとの再会があって、ファンはファン同士の再会があって・・・結局わかったのが、ロックバンドの再結成というのは、ほんとにたくさんの、無数無限の再会をいたるところで派生させるための、音楽による、大いなるきっかけという本質があるんだなと思ったわけですね。」