2ndシングル。at the BLACK HOLEにも収録されている。 MY FOOLISH HEARTツアーのときに、ジャンキーの女の子が自分に流れる血のことを思って歌った歌だ、というようなMCをしているのだが、最終日の大阪城ホールでは、この曲の前に「今ここの会場にいるみんなにも、俺たちにも約束できるたったひとつのことは、いつか必ず死ぬこと、そしてそれと同じくらい、今確実に生きていること」と語ったことを鮮明に覚えている。
寒いロシアのようなハンマートーン、それは自分の生まれた北区の空をイメージしているとNHKのドキュメンタリでは語っていた。だからなのか「昔々死んだ父さんと遊んだ」という今までありそうでなかった彼の言葉が歌詞には登場している。
YOSHII LOVINSONならではの世界観で彩られている楽曲。個人的には、部屋でひとりで聴きたくなる感じ。 この曲は相当にPVが凝っていて、8分近くあるLONG VERSIONまで作られている。そこに、後にアカデミー賞候補となって話題となった菊地凛子さんが出演されているが、吉井和哉はそのことを相当後になって知り(ファンはとっくに知っていた)、ひとりで興奮しているさまがおかしかったです。
もう誰のせいにもしないって