ここから始まる

宇宙ツアー(大雑把)初日ですね。私は宣言通りもうありとあらゆるネタバレを見まくってもうすっかり耳年増です。嘘です。いやバレを見たのはほんと。そして自分はやっぱりバレを我慢するような体質ではなかったなということを実感しました。テンションますますダダ上がり!

 

関係ないようであるような話なんですが、一昨日エレカシのZEPPNAGOYA行ってきました。いやー、いいライブでした。4月はエレカシ8年ぶりの武道館返り咲きライブがあって、それが本当に本当にもう、今までわたしが行ったライブの中でも、まちがいなく生涯のオールタイムベスト10に残るというようなライブで、見終わったあとあまりに集中しすぎたためか猛烈にヘトヘトになり、一緒に行った姉とたまらず焼き肉を食べた(パスタとか生ぬるいもんじゃ果ててしまう、ってほどに消耗していたのです)ぐらいなのですが、その好調ぶりをしっかり持続していたライブだったと思う。ちなみに感想はここここに書いてます。

 

ちなみに私、「吉井和哉の出ない武道館」に行ったのこれが初めてだったんですよ。それがしかも4月11日で、つまりTHE YELLOW MONKEY初武道館の日と同じだ。だからなんだっつー。ごめん言いたかっただけ。 それにしても、本当にひとくちにボーカリストといっても様々だよなあと改めて思う。たとえば、ステージの上で自分を表現する、自分をさらけ出すということそのものに照れやためらいを覚えるタイプもいて、さらけ出したい欲望と理性がせめぎあう人もいて、さらけ出したい欲望は一山いくらで売りたいほどにあれど、それがうまくいかない人もいて、だからこそ、それを乗り越えたときの輝きの得難さを教えてくれる人もいて。 そんでもって、なんかはいヲタの贔屓目乙、みたいな話なんだけど、吉井和哉ってひとは、その「ステージの上で自分を表現する」ってことに、異常なほど長けたひとなんだなあということを改めて思ったわけです。

 

本当に自分をさらけ出しているかどうかというのはこの際たいした問題ではなくて、あのわき上がる衝動の一瞬一瞬を余すところなく観客に伝えている(ことができている)時の吉井和哉は本当に無敵であるし、それは誰にでも出来ることではないのは確かなことじゃないだろうか。そしてこれがいいことなのかどうかわからないけれど、もしかしたら吉井さんにとっては幸福の種であり、不幸の種であるのかもしれないけれど、今このステージにいる吉井和哉こそが本当の吉井和哉なんじゃないか、この舞台を降りたあとの吉井和哉って存在するのか、とまで思わせる力は、まったくもって何度見ても圧倒される、としか言いようがない。 そんな吉井さんのツアー初日。 年末の予定も無事発表され(ある意味吉井武道館でホッとしたw)、夏に向けてまっしぐらですね。 私の初日はまだまだ先ですが、「本当の吉井和哉」にお会いするのを楽しみにしています。