明日がわからない

表紙はカエラたん。 MUSICAの新潟レポも読みました!あちらは写真がMITCHさん。美麗フォト山盛りです。メンバーとの集合写真もありますた。でも買ったのはJAPANなのね・・・いやトータスのインタ読みたかったから。っていうかほんと俺ロッキンオンの奴隷だな、っていうかMUSICAだって編集長元ロッキンオンじゃん!! MUSICAは新潟で、JAPANは沖縄なので、時系列の流れなんかもわかるのであわせて読むのがおすすめかもしんまいです。JAPANの写真もいいよねーーー。あのーこれ代々木のあとに友達と喋ってるときにも話題が出たんですけど、吉井・・・若返ってんじゃね?(爆)確実に肌つや良くなってるような気がするんだけど!

 

インタビューの中身ですが、いちいちうんうん、そうそう、わかってるわかってる、OKOK、じゃ、そういうことで!みたいな。「ええっ?まさか、そんなことを!?」的な驚きはないっつーか。いやだって、もう最高のライブ観たあとなわけですからして、ギター持つのが大事ってもうこちとらそのことを口が酸っぱくなるほど繰り返していたわけですからして、いやー良かった良かった、人間万事塞翁が馬だね!ってまとめてどうする。 個人的におっと思った発言は「声の調子もすごくいい」「人格はドラムに出る」「遠慮と自信のなさとないものねだり」「虚しくてけっこう!」「遠慮自爆装置」「エレカシの宮本くんもギターうまい」って最後のは単にその山崎さんに答えて吉井が「あ、うまいっすよ」と言ったことにびっくりしたっつーかえー吉井エレカシ聞いてるの!?みたいなことであったわけですがどうなんでしょう。適当に言っただけかな。エレカシのライブ観たことあるともあんまり思えないんだけど、フェスもかぶってないし・・・あ、そういえば「フェス苦手」発言もありましたねうはは。

 

山崎さんが今回のセットリストを分析していて、必ずパートパートをディープな曲から入る、と言っていたのが印象的。でもぐるぐる回ってるだけじゃないんですよね。回りながら上昇していくというか。ノーパンよりウォーキングマンのほうが沸点が高いし、そのあとSNOW、恋の花で頂点に達する感じ。 恋の花は歌詞もですがなによりあのバンドによるアレンジがとてもいい。ドラムのリズムがちょっと変わった入り方でそれが曲に陰影与えていたような気がします。「わざとらしく濡れないで」っていい歌詞ですよね。歌詞を知らずに聴いた状態でも一発で刷り込まれたわー。個人的には、全く表情の違う今回の恋の花と39018の恋の花、でも最後の歌詞は同じで、たどり着くところは同じなのかもなーと思うとそれも面白かったです。

さて吉井ちゃんの話はここまで!と、そうそう宇宙一周DVD発売決定おめでとうございまーす!やんややんや。

 

で、あれですよ。なんかもう、代々木の時にもすっげ話し込んでしまったんだけど、ウルフルズが活動休止を発表したってことで、2ちゃんでも言われてたし自分でもそう思ったけど、うわーなんかこの感じ、いやがおうにも思い出してしまうよっていうね・・・こんなときに中途半端なことをぜったい言うべきじゃない、でも、き、気持ち、わかるよーーー!って(ファンのひとに)言いたい、みたいな。

 

結構前にbridgeに載ったトータスのインタビューが結構衝撃だったので、どっきどきしながら読んだんですけど、ああでも、もちろんインタビューなんかじゃ本当のところはわかんないけど、トータスもやっぱり帰ってくるところはウルフルズだと思っていて、でもどうしてもこのまま走っていくことが難しくて、だからこその休止なのかな・・・と思ったりしました。そうであってほしいと思うし、それを願うし、インタビューでも出ていたけど、ウルフルズはやっぱりどこか、変わらないウルフルズ、いつ見ても元気で、げらげらと笑っていて、いつでもお日様が出ているみたいなイメージを背負わなければならない部分もあって、だからこそ、そうではないんだってことを打ち出すことがたいへんなことだっていうのもわかるよな・・・と思ったり。

 

でもファンのひとはさ、八つ当たりしていいとおもうんだ俺。八つ当たりぐらいさせてくれよっていうかさあ。兵庫さんが、あの人も本当にウルフルズのファンだし、言ってることはもっともなんだけど、トータスを責めるのはやめようって、そりゃーそうだけど、でもこんな時ぐらい八つ当たりさせてくれ、それがそのバンドに本当にこころを寄せた人間にだけゆるされた権利だろと私は思うよ。

 

あと、あー渋谷さんはなんだかんだ言われていてもこういうところがほんとうにすごい、と思ったのは、今や再結成ブームだし、休止でも解散でもどっちでもよかったのかな、というトータスにそれは大きな間違いだ、ファンの気持ちを考えろ、と言っていたこと。その通りだよ。ぜんぜん違うよ。 ともあれ、トータスも決断したことですっきりしたような顔をしていたのかなと思う。blogによれば頭を丸めた(!)そうで、写真も見られるけど、やっぱいい男は坊主にしても男前だっていうね。

 

なにをこんなJAPANについてだらだら書いているんでしょうか。だらだらついでにもう一つ!今月号には矢沢永吉さんのインタビューがなんと20年ぶり!にJAPANに載ったってことで、もちろんインタビュアーは渋谷さんなんですが、これもよかった。なんつーか、読みながら、えらいなあ永ちゃんは・・・とひとりごちるシマツだった。いやーもちろん私はE.YAZAWAを通過していない人間ですし、実際2006年のRIJFでも吉井のあとのアクトだった永ちゃんを完スルーしているわけですが、でもなかなか、こんなひとはいない。ぶちまけ日記のウエハスさんが、以前永ちゃんがどんな地方にもトラック連ねて公演しにきてくれることについて書いていて、その文章探したけどちょっと見つからないのよ、でもあれ本当に感動した。何かを観るためにはどこかに行かねばならない、という生活をしているひとには等しく心震えるものなんじゃないかとおもう。

 

というわけで、このエントリはあんと20年前!の夜のヒットスタジオで、私がいまだに忘れられない矢沢永吉のパフォーマンスで〆たいと思う。チェッカーズが出ていたからビデオに録っていて、でも本命そっちのけでこの部分だけ何回も何回も見たのを覚えています。前半はインタビューなので、3分40過ぎからどうぞ。


1989 夜のヒットスタジオ 矢沢永吉 🎸SOMEBODY'S NIGHT🎸

PVと同じコンセプトなのに、PVよりかっこいいっていう。シンプルなのに劇的、そしてセクシー。さすがだぜ、YAZAWA