JAM #10

割とシリアスめなMC、1000年代最後、ってそういえばそうだったね2000年問題とかで大騒ぎしてたね私このライブに来るためにもう前日までちょう残業してその2000年問題とやらに備えててそれがこの日の退社15分前に問題が立ち上がりそうになったときは失神するかと思ったよ結局事なきを得たけどな!ということをこのMCで思い出しました(笑)ほんとあの2000年問題にまつわる騒動はなんだったんだ。そして1000年代最後のナンバーと言っていたわけですが結局次の日もJAMはやったのだった。いやまあそれはやってよかったと思います。

イントロのハイハットが鳴った瞬間観客が「わあっ」って声をあげるんだけど、それを聴いた瞬間の吉井の嬉しそうな顔ったらない。メカラ8で話した、中原さんがこの歓声が好きだった、という話を思い出すと胸に迫るものがあるね。

JAMって何回聴いても、そのたびに同じ熱さが胸に溢れてくるけれど、それと同時にその時々で違う表情を見せる曲でもあるよなあと思った。この日、なんとなく前半の吉井は歌いづらそうなところがあるように見えるんだけど、それが次第にアジャストしていってるところはさすがだと思う。テンションとしてはちょっとやけっぱちな、と言うと語弊があるけど、捨て身の熱さがあって、それが後半になればなるほど顔を出す感じ。客に歌を託すときにもそれを感じたなあ。

1000年代に生まれた、掛け値なしの名曲のひとつ。何度聴いても、その思いは変わらないですね。