フジフジ富士Q@富士急コニファーフォレスト

梅雨の開けた夏の最初の一日をフジファブリックとすごしてきましたん。

ゆかりの地めぐり大好きな私としてはコニファーフォレストは一度行ってみたいなああ、と思っていた場所で、そこで大好きなアーティスト(いやマジでどうなのこの揃いっぷり)がフジファブ主催のイベントに出る!だからもう絶対楽しいし、この場に参加させてもらう私にできることといったらそりゃもうばかみたいに楽しんでくることだけだ!と思っていってきました。でもねえ、ほんとに楽しかったよ。ほんとうにほんとうに楽しかった。あんまりレポ的なものは書けないけどちょこちょことメモなど。とかいって結局書いたら鬼の長さってどういう・・・以下畳みます!

・行きは京王バスで行ったんだけど渋滞マジでハンパなかった…!最初は「しょうがないよね~」と余裕の構えだったけど八王子から相模湖まで道路情報が真っ赤に染まっているのを見たときは「た、民生に間に合えば…民生にだけはどうか…」とうわごとのように呟くシマツ

・最終的には相模湖を抜けたらスイスイで2時半には着いたんですけれども

・ご飯食べたりツアーグッズ(帰りはバスツアーだったので)引き換えたりして開演までの時間を過ごす。暑いけど、耐えられないほど暑い!というわけでもなく、天候はなかなかよい感じ。着いたときは真っ正面の富士山は裾野だけが見えていて、うーんこれは頂上の雲は晴れないかなあ~などと友達と言い合ったり

・開演前、「ペダル」をバックにこのイベントの経緯がモニターに映し出されてました

・4時ちょうどに開演。前日(当日?)にフジフジ富士Qのオフィのほうで出演アーティストの順番が発表されたとおり、トップバッターは民生。

・民生に限らずどのアーティストについても「なんの曲をやるのかな~」なんて想像(妄想)したりしてて、民生は王道の選曲なのかな~それともマニアックにいくのかな~でも民生がやらなきゃ誰がやる!って曲あるよな~なんて話してみたり。そして1曲目はひと股でカバーしていた「桜の季節」。

・淡々と歌っているようで、でもちょっと緊張していたのかな~とも思ったけど、でも最終的にはすっかりいつもの民生な感じでした

・歌い終わって「奥田民生でした!」えー1曲だけ!?

・出演アーティストの数から1人2曲だろうと予想していて、もしかしたら3曲歌う人もいるかも、いるとしたら民生だろうねと思ってたので完全に予想外

・と思ったらダイちゃんが「民生さんまたあとで出て来ますから!」あーそうなんだ、ってえー!それ今言っちゃってよかったのデスカ

・民生いったん下手にはけたのにくるっと回れ右して照れ笑いしながら上手にはけていったwなんだったのアレw

・各アーティストの繋ぎはフジファブのメンバーがMCをしてくれていて、まあ、主にダイちゃんだったんだけど、すごく一生懸命、かつマイペース、そしてほほえましい、って感じでした。後半になればなるほど口調がなめらかに!

・そしてびしっとスーツでキメた安部コウセイさん登場

・曲は「虹」と「モノノケハカランダ」。「週末雨あがって」という歌い出しがドンズバのシュチュエーション

・モノノケかっこよかったな。そして終わったあとなぜか小走りに手を振りながら上手にはけていっていたw

・続いてハナレグミの「ダンス2000」と「ルーティーン」。

・安部さんもそうだったけど、歌い出すとどこか志村くんふうになるところもあり、でも最終的にはなぞっても自分の個性がどんどん顔を出してくる感じ。ダンス2000とかとくにそう感じた

・そしてこの方もなぜか小走りに去っていくwいやしかしなぜにー!

・続いてクボケンジさん。

・志村くんが亡くなったときにご自身で日記でも書いていらしたけれど、「唯一心をゆるせる大親友」。それを意識してみてしまうところはどうしてもあったかなあ

・しかし「バウムクーヘン」も「赤黄色の金木犀」もとにかくすばらしかった。声が似てるとか顔が似てるとかそういう直接的なことじゃなく、いちばん志村くんの存在を感じた2曲だった。

・フジファブのメンバーも気心がしれている、という安心感がトークでもあった気がしました

・「赤黄色の金木犀」を歌ってるクボさんを見てたら、なんか意味もわからず胸にせまってくるものがあって、うう、うう、ダメだ私こらえろ!と思いながらちょびっと泣いてしまったり

・続いてせっちゃん。登場して何も言わずギターを持っていきなり「地平線を越えて」。

・かっこよすぎてくらくらするっていうかなんかもう、ずるい。めちゃめちゃハマってたなあ。

・1曲終わったあとのMCでやおら「あのね、志村くんの曲めんどくさい(笑)」「ギターは難しいしメロはへんてこりんだし」「なんで(曲にするの)止めなかったの(笑)」

・なんかせっちゃんのこのMCでみんなわははって笑って(だってせっちゃんのこの言葉ってどう考えても最大級の賛辞だもんね)、なんとなく緊張がほぐれた感じがしたかなあ。フジファブのメンバーもやさしい雰囲気があるから、このときの和み感ハンパなかった

・続いて「笑ってサヨナラ」。もう1回言うけどせっちゃんずるい。ハマりすぎ。良い曲すぎ。

・ちなみにせっちゃんは昨日のリハのあといったん東京に帰ったため当日入りだったそうなんですが「危なかった」「間に合わないかと思った」「会場の前に着いたとき民生さんの歌が聞こえてたw」っておいー!(笑)

・続いてオレンジのツナギをきたポリのハヤシくん登場!

・そしていきなりの「トイス!」

・それまでわりと「聴かせる」感じの流れだったところを一気にフルボルテージに持っていってました!やーもう最高だったよ・・・!めちゃめちゃ踊りました!「TAIFU」と「B.O.I.P」という選曲も完璧!

・フジファブのメンバーもポリシックスのバイザーをつけていて、その姿にも爆笑

・あとで言っていたけどどうやらポリメンバーからホンモノを借りてきたらしい(笑)ダイちゃんのはカヨちゃんのやつで(うしろに「カヨ」と書いてあるそうな)貴重だ!と喜んでたのがかわいかったー

・「B.O.I.P」でみんなに「トイス!」言わせてたのも最高だったなー!最後が加藤さんで、もう絵に描いたような三段落ちw

・ハヤシくんが退場したあとダイちゃんがいきなり「富士山見えてる!!」

・えっえっ!って振り返るも客席の私たちからは後ろの森で見えない~~~

・それに気がついたカメラさんがモニタに映し出してくれました!上半分がすっぽり雲に覆われていた富士山の頂上がちらっと見えてる!すげー!!

・一応静岡で富士山の見えるところに住んでいた経験から言っても、ほんとにこの時期って晴れてても見えない、みたいなことのほうが多いんですよ~。だから私は「今日は頂上を拝むのはむりだなー」とか考えてたのに!

・ハヤシくんのTAIFUが雲を吹き飛ばしてくれたに違いない(まがお

・続いて藤井フミヤさん、っていうかやっしゃん。あれだ、私多分チェッカーズのファイナル一個まえのツアー以来なんですフミヤさんを生で見るの。つまり19年ぶりとかですヨ。なんか無駄に緊張したわ・・・

・曲は「タイムマシン」と「若者のすべて」。若者のすべてをフミヤさんがやったのはちょっと意外だった。みんなで歌って欲しい、と言ってたな~

・あの、モニタで見ていてね、あの歌い方とか(「しまうなあ」の「あ」のあげ方とか)、マイクスタンドの持ち方とか、ブレスのときに上手に身体が開く感じとか、うわーうわー変わってないこの人っていう瞬間がいくつもありました

・MCで「最初にフジファブを知ったのは息子がヘッドフォンで聴いていたTAIFU。歌ってるのを聴いてお前それ歌詞とか音とか合ってんのかって聴いたら「ああ、合ってるわ」と

・「息子は、『俺は一生フジファブリックのファンだ』って公言してます」

・やっしゃんの息子がそんな歳になっていることに一抹の感慨と年月を感じるなど

・フミヤさんちょっと緊張してたかなとおもった。でもホント声とか変わらないね。

・ここで休憩。バンドセットが氣志團仕様に

氣志團も久しぶりにステージで見た。そして相変わらず團長のMCのうまさは異常。そしてSEの「BE MY BABY」からあの徹頭徹尾の自由さも相変わらず!

・ダンス2000で大仏の頭に模したテルミンは出てくるわ後半 ONE NIGHT CARNIVALの振り付け始まるわしかもそれがぴったり合ってるわ、もう爆笑

・1曲目終わって團長「これだけ軽快な四つ打ちで、こんなに気が晴れない曲も珍しい」た、たしかに(笑)いやしかしなぜにー!だもんね(笑)

氣志團は志村くんのバイト時代の先輩。「きょとんとした顔」ってわかるなあ。「俺と正彦は9時から4時45分までの早番で、あいつの方が家が近かったから、タイムカードを押してもらったこともありました(遠い目)」ちょwいい話ふうに言ってるけどww

・上京して最初に作った曲が「武田の心」。志村くん曰く「自分は山梨出身なんで、ふるさとのことを忘れないようにと思って武田信玄のことをうたった」らしい(笑)團長「民生さんと吉井さんが出会った、みたいな曲だった」「今日はその武田の心を・・・と思ったけど、さすがに音源が見つかりませんでした。いつかあいつの実家を探索しなくちゃなって思ってます」

・「代わりに、あいつが昔、何を思い詰めたのか、ぼくもう田舎にかえろうとおもうんです、って言ってきたことがあって、それで俺、前に正彦が聴かせてくれた曲のこと思い出して、じゃああの曲くれよって言ったんです。そしたらあいつ「・・・田舎帰るのやめます」って言いました。この曲聴いたとき、ああこいつ天才かもなって思ったことを思い出します」

・團長が学ラン脱ぎすてて歌ったのはもちろん「茜色の夕日」。

・ダンス2000がいっぱつめだったので、あー曲かぶるってのもアリか・・・と思いつつ、いやそれは演奏がフジファブじゃないからかなともおもいました

氣志團の前後で若干の休憩あり

・続いて和田唱!ダークブラウンのジャケットを渋く着こなし

・1曲目は「Strawberry Shortcakes」。

・あ、合う~~~~!!!!なにーー!選曲ドンズバ!!総くんとのギターの掛け合いもよかった!最後のキメのときのどや顔もよかった!

・曲間のMCのワダショ「富士山すごいきれいだよ!ほら!」と言うも観客からは見えないと知るや「ああああ!(←ホントに痛恨!みたいな声)そっちからは見えないのか低くなってるから・・・!あああもうあの草全部取っちゃいたいねえ!!」

・草じゃねーし。←1万6千人の心はひとつ

・森だし!フォレストだし!もーほんとワダショのかわいさハンパない(笑)

・そしてさらに「ダイちゃん!総くん!・・・もっと絡んできてくれるって言ったじゃない!」爆笑。ワダショ最高だよワダショ

・でもワダショの言うとおりさっき頂上がちらっと見えた富士山が完全に雲が流れてすっきりはっきり見える!すげえ!マジですげえ!

・そして年末CDJでもトライセラがやった「陽炎」。

・これもほんとにすばらしい選曲だったな・・・ワダショの歌う陽炎はああ、ワダショだなーー、らしいなーって思うんだけど、なのにめちゃめちゃ曲に寄り添ってて、だけど志村くんに似てるわけじゃぜんぜんなくて。

・大好きな曲です、しむしむ聴いてくれ、とワダショは言ったけど、ホントに思い入れが伝わってくる曲だったなあ

・ワダショのレミしゃべりに和んだのかこのあたりからダイちゃんたちのトークもなめらか(笑)この日ここまで「トイス!」しか言ってないかとうさんに話させようということで「カトーク」改め「カトッチ」のコーナー。なにかって、謎かけなんですけどね(笑)

・「富士山とかけまして、好きな女の子の部屋ととく!その心は、登頂(盗聴)したいのもやまやまでしょう」

・さすがしむしむのいたバンドはひと味違うぜ・・・!(笑)

・そんなこんなで後輩ちゃんたちがドッと笑いを取っていたら紹介される前から真心ブラザーズのお二人乱入。「長いんだよ!」ちょ、先輩大人げないww

・そしてYO-KING先輩やおら「トイス!」連呼。もう後輩が受けてると悔しくてしょうがないんですねわかります。先輩のそういうところが大好きっす(笑)

・一曲目は大好き、と公言してやまない「TEENAGER」!!私もTEENAGER大好きだー!そしてどんなにちゃらけて出て来ても歌い始めるとヨーチの格好良さにめまいがする!なんつーいい声!そして桜井さんの愛らしさたるや!

・そしてなななんと、2曲目の前にスカパラホーンズが呼び込まれる!

・ぎゃーーー(心の声)

・流星スーツをお召しになったNARGOさん、北原さん、GAMOさんが上手にスタンバイ!でもってなに、この男前天国は!なステージ上で演奏されたのが「線香花火」!

・ヨーチがさー、「富士急にドライブにでも行こうか」とかちょくちょく歌詞を変えつつ、「夏は簡単には終わらないのさ」で「終わらなーい!」と煽ったりとかほんといちいちカッコイイわぐっとくるわなんなのもう大好きです(告白

・そして真心がはけたあとスカパラホーンズがステージ中央に

・北原さん、最初トロンボーンのマイクに向かって喋ってたんだけど途中でハンドマイク渡されてたwそして「こう見えてもわたくし、サーファーですんで」ということで始まった曲はもちろん「Surfer King」!

・北原さんとNARGOさんとGAMOさんがモニタに足をかけて曲が始まった瞬間

・ぎゃああああああああかっっこいいいいいいいい

・誰今叫んだの

・あ、俺か

・ハイ本日いちばんの黄色い歓声出ました!

・だってだってだってだってなんだもん、じゃなくてカッコイイんだもん

・しかしあれだな、人間ほんと「意識して見る」ということの恐ろしさを知ったな

・人は好きになるから見るのではない、見るから好きになるのだ

・インストバージョンのsufer kingなんだけど、歌メロを総くんのギターだったり北原さんのトロンボーンだったりが担当するのだ、これがまたかっこいいのだ!

・そして間奏のGAMOさんのソロハンパない、思わず叫んだ「がもーさーん!」

・コーラスのフフーフフーフフーフフーフフフフーを一緒にできて楽しかったなあ・・・!

・完全に興奮冷めやらぬ感じでお次はPUFFYたん

・本日唯一の紅一点。ああ、かわいい。ああ、なごむ。

・志村くんが書いた「DOKI DOKI」と「Bye Bye」を歌ったふたり。bye byeは今度のフジファブの新しいアルバムにも入ってるそうな。

・「もうねー、セルフカバーとか禁止だから!」「そんなのホンモノが歌った方がいいに決まってるじゃん」「うちらちょくちょくそういうことされんのよ」あ・・・そうですねすいませんww確かに民生もマサムネくんも吉井もセルフカバーやっとるww

・そしてダイちゃんに「最初はPUFFYのために書いた曲ですってここではっきり言っておいて!」なんという可愛らしい先輩風ビュービューでしょうか、ダイちゃんは律儀にそれに答えて「最初はPUFFYのためです!」ええ子や、ええ子や

・byebyeの歌詞は「実話なの?」と志村くんに聞いたらいやあ、まあ、と照れて濁されたそうで、「だからきっと実話だと思います」

・だんだんと太陽が沈んで空が赤く染まってくる時間。ステージの上の雲がまるで炎のように赤く立ち上ってた

・フジファブの1stアルバムのプロデューサーをつとめた片寄明人さん。

・初めて拝見したんですけど、半袖の白いシャツにネクタイ、という出で立ちも相俟ってなんだか先生のような、落ち着いた大人の雰囲気だったなあ。

・曲は「花」と「サボテンレコード」。

・本日唯一のブルースハープ。きれいな音色だったなあ。1stアルバムのときに使ったギターとハープをそのまま持ってこられたとのこと。

・「この前、なぜか身体の半分だけが熱くてしょうがなくて、志村くんが「片寄さん、またいつもみたいに僕の音楽の話してくださいよ」って言ってる気がして、何かに突き動かされるように志村くんとの思い出をブログに書き綴ってみました」

・片寄さんのサボテンレコードを聴きながら、どんどん陽がおちていく。逢魔が時の夕景。

・開演前にごはん食べながら、吉井は何をやるんだろうか、多分2曲だろうから、モバイルにシングルスとクロニクルのジャケ写あげてたしその中から1曲ずつだろうか、とかいろいろ話していたら、お友達がフジファブずっと聴いててあーこれは吉井に合うだろうなって思った曲があるんだけど、と。それは「マリアとアマゾネス」。

・あーうんうんわかる~!と盛り上がりつつ、いやーほんと緊張すんね、吉井ちゃん大丈夫かな!歌詞間違えたりしないかな!ちゃんとびしっとかっこよくきめてくれるかな!とかまたぞろ余計な心配をする私たち

・フミヤさんが歌うまで「若者のすべて」がもし吉井ちゃんだったらどうしようそれかなりプレッシャーなんだけどおおお(だって名曲中の名曲やもんね)とか考えたり、ほんとにここまでのアーティストが掛け値なしに素晴らしかったのでああもう、トリ前とかちょうハードル高い、がんばって吉井ちゃん・・・!とか思ってた

・本当に反省してます今となっては

・次は確か吉井ちゃんだよなあ・・・と待っていたらあれ・・・このイントロ・・・

・なななんと「マリアとアマゾネス」!!!!そして袖から走り出てくる吉井和哉!!

・夜と昼の狭間の時間に、黒いジャケットにサングラスの吉井が、まさに持てるエロス爆発させるその姿!!かっこいい以外の言葉がない!!!

・ああもうほんと・・・いつも信用してなくてごめんね(ホントだよ!

・「はいはいはいはい」のとことかまさに吉井の大得意分野という感じ。めっちゃくちゃハマってたよ~~~!

・MCでダイちゃんに「あの話はしたの?」「この話はしたの?」聞いとけよ袖で(笑)

・でもなんでこのイベントかっていう趣旨は話したわけじゃなくて最初にスライドで出たんだもんね(とダイちゃんは説明しようとしていた)

・そんで吉井はその、かつての志村少年がここ富士急コニファーフォレストで民生のライブを見て音楽の道を志した、そのとき志村くんは「裏の林から侵入しようとして警備員に取り押さえられた」と言っていたけどJAPANのインタビューでは「チケット持って入ったけどいちばんうしろで悔しくて、民生の近くに行くんだ!と前に突進した警備員に止められた」と言っていたような気がす

・昨日はリハのあと「ボーカリスト飲み会」でまー下ネタばっかだったらしいヨ!しかしその場にせっちゃんがいなかったとは残念至極。せっちゃん含めてたらどんな会話が展開したのでしょうかオソロシス

・めったに人を愛称で呼ばないし呼び捨てにもしない吉井が多分あえて「志村」と言っていたのがなんだか印象に残りました

・そして「志村のかわりにはならないけれど代わりに歌わせてください、大好きな曲です」といって「Anthem」。

・曲のイントロで吉井が中空を指さして「三日月!」と言って、思わず振り返ってえっどこどこ、と林の間から三日月を見つけて、前を見たら吉井はもうサングラスを外してた

・あの暮れていく空と、風と、吉井の声と、フジファブリックの音が本当に荘厳なほどに響いてた、うつくしい時間だった。こういう壮大なバラード、吉井やっぱ似合うなあ、贔屓の引き倒し、かもしれないけど、やっぱりこの人すごいひとだなあって思いながら見てた

・最後の、「気がつけば 僕はひとりだ」という歌詞を歌うとき、吉井は大きく身を捩って、まるで自分の身体にある最後の音まで出し切ろうとしているかのように見えて、気がついたら自分が泣いてしまっていた。

・曲が終わった瞬間に、ぱっと表情が切り替わって、「ありがとう、吉井和哉でした」と言ってステージを去った。それを見ながら、やっぱりどこか憑り代的なところがあるひとなんだなあ・・・ってぼんやり考えたり。

・最後のゲストはくるり

・曲は「Sunny Morning」と初めてフジファブリックに出会った、とても思い出深い曲、という前置きで「銀河」。

・途中のMCで、岸田さんが「同じバンドマンとして羨ましいイベントだと思った」「それで思ったけど、フジファブリック、今日本でいちばんカッコイイバンドですよ。いちばん輝いてる」と言ってた。

・こういうことを、きちんと言葉に出来て伝えられる強さがあるよね、この人には

・岸田さんの歌い方も独特で、「銀河」がさらにすごい進化を遂げたみたいな感じになってたなー!「銀河」で踊ったら気持ちいいだろうなー!って思ってたので、最後にそれがかなって嬉しかった

・アンコールで、フジファブの3人だけがステージに。

・今度出る「MUSIC」から新曲をやりたいと思います、といって総くんボーカルの「会いに」。

・この日、4時間近い時間をずっと見ていて、もちろん何度も志村くんのことを考えたし、それは最後まで消えなかったけれど、同時に今ここで立っている3人のことがどんどん強く感じられてきて、彼らは前を向いて行こうとしている、その意思みたいなものに本当に心打たれました

・みんな身じろぎもせず聞いてた。あの時間はなんか特別だったな

・そして最後。ダイちゃんが「本日最後の曲です。最後はやはり、このイベントのきっかけにもなったこの方に締めていただきたいとおもいます」と言って、民生を呼ぶ。

・「うちの事務所の稼ぎ頭がこうして大きいイベントをやって、たくさん足をお運びいただきましてありがとうございます・・・本日わたくし顧問ということで、最後に、まあ、最後イヤなんですけど(笑)、やらしていただきたいと思います」

・「茜色の夕日」。

氣志團も歌ったけれど、ああそうするとフジファブのメンバーがこの曲を演奏しないままになるし、やっぱり誰かやるのかな、と途中でちょっと考えていた。でも誰かって、そりゃ民生しかいないよなあ

・そんでもって、もうこんなの、いいとかどうとかそういうもんじゃないのだ

・民生は全身全霊歌っていて、それをみんな全身全霊で受け止めてた。そう思う。私はぼろぼろ泣いてたし、多分多くの人がそうだったと思うが、悲しいとか泣ける、とかそういうものじゃなくて、ただ震えるような衝動に突き動かされたという感じだった

・曲が終わって、最後にフジファブリックのメンバーが残って、ダイちゃんが「やっとここまできました」と言った。そして「これからも僕たちがんばっていきます」と。

・間違いなくこの日いちばんの拍手で彼らは送られた。そこにあのイントロ。「若者のすべて」。モニタには今日の出演者と志村くんとの写真がスライドショーのように映し出される。

・最後の花火に今年もなったな 何年経っても思い出してしまうな

・曲が終わって、そして歌詞の通り花火が上がった。今年最初の花火をフジファブリックと見れた。幸せだった。ありがとう。

帰りのバスの中でもなんだかほわほわとした気分のままだったなーと思います。いろいとととりとめもないことを友達と喋りながら、笑いながら、しんみりしながら。どのアーティストも素晴らしかったなあ。特に選曲の妙には唸らされました。どういう風に決めたんだろうか、アーティストの選曲だけだったらカブリも出そうな気がするけれど、何曲か候補を出して、という感じだったのか、それとも2曲のうち1曲はフジファブ側からのリクだったりするのかなとか、いろいろ考えたけれど、いずれにしても個性あふれるボーカル陣が、それぞれのアプローチでフジファブリックと向き合っていて、こんなに贅沢な時間もそうないだろうというほど濃密な時間でした。

折角参加させてもらうのだから、フジファブリックのファンの方のお邪魔にだけはなりたくないし、最初に書いたように私に出来ることといったらばかみたいに楽しんで盛り上げてくることだけだ!と思っていたけど、そんな風に思わなくても誰よりもフジファブリックに楽しませてもらえたなあと思います。

あれだね、だから、最後に吉井ファンとしてひとつだけ、願い事があるとしたら、志村くんの感想を聞きたかったなってことです。吉井ちゃんのAnthemは志村くんのお気に召したかしら。気に入ってくれてるといいなあと思う。気に入ってくれてなくても、志村くんはきっと照れて笑いながら優しくツっこんでくれるかな。

本当にどうもありがとう、素晴らしい夏の最初の一日でした。本当にありがとう。