エレファントカシマシ@大阪野外音楽堂レポート

8月1日!実家に帰ったにも関わらずPLの花火も行かず(いや地元なもんで)どこに行っていたかといえば酷暑の中大阪城野外音楽堂に行ってきたのです!

今年はフジフジ富士Qと日比谷野音の日程が重なってしまったので大阪1本に絞っておりました、といっても今年の激戦ぶりじゃ日比谷は無理だっただろうけどな...来年コワイ...(気が早い)

以下、レポつか感想つかメモ書きです!畳みます!

・大阪野音ワンマンを見るのは3年ぶりぐらいかしらん。上手のお席だったので日が翳るまでの時間が長かった!やっぱり野音は秋に(フンガフンガ

・日比谷の中継は見たけれど、エレカシがセットリストを入れ替えないわけないのでドキドキ感は変わらない

・本日は白シャツをお召しでございます>宮本先生

・一曲目が明日に向かって走れ!わー!ひさしぶり!

・っていうかあれだ、ぽつぽつと通ってるうちにだいぶ「聞いたことある曲」が増えてきたなあ…と思う。いやでもまだまだ聞いたことのない曲が山とありますけん!一回表作ってみよっかな

・しかしこの日の宮本先生はなんつーか、とても機嫌が良かった

・機嫌良かった、なんてライブの感想かよ、って思われるかもしれないけどエレカシの場合は結構重要。ただもちろん機嫌の善し悪しとライブの善し悪しは必ずしもイコールではないのである

・今回の大阪セットリストは個人的にすごく好きな曲がポイントポイントに来てくれてよかった

・そのうちの一曲が「地元のダンナ」。なんかはじめる前に宮本が「俺たちのテーマソング」的なことをいうので何かと思った。その割にはそんなにやってくれないじゃん、と言いかけていやここんとこ良くやってくれてるなあと思い直し

・リフがカッコイイ、リズムがごつくて太めでカッコイイ、まさにドンズバで好みです

ゴッドファーザーも好きなタイプの曲なんだよなあ。やっぱりリズムで押す曲が好きなのか

・そんなこと言ったら真夜中のヒーローも大好きだ!「男たるものかくあれかし」的なことを言ってたかな。そういう台詞を言って私が許せるのは宮本浩次ただひとりです

・too fine lifeのあとだったかなあ、宮本はもう汗びっしょりでシャツが透けてたんだけど、やおら「これ乳首が見えるね…」ちょww先生www何言い出すんスかwww

・「見えるよね」まだ言うか「ちょっとごめんなさいね」えっまさか着替えるの?

・ひょいひょいと楽屋に(あの、片手でちょっとごめんなすって風に)去って黒のTシャツを着ながら出てくるの巻。「ごめんなさいね僕だけ」ww

・そういえば3曲目ぐらいの時に「暑いですか?」って聞かれて皆正直に「あついー」って言ったら「そう?そうでもないけどな風があって。夏暑いのは当たり前なんだから!」と言われていたのだったw

・そういう宮本の背中が誰よりも汗をかいていたので、ああごめんなさい我が儘いいました、と素直に反省していたのだよ

・Tシャツに着替えてもまだいう「ほら、乳首が見えちゃうからね」わかったもういいwww

・そして待ってました、星の砂!!!!

・やーもう大好きです大好きですこれ、そしてこの星の砂での宮本の破壊っぷりハンパない!駆け巡る衝動を身体で表す前衛芸術みたいなことになってた!マジで!

・曲が終わったあと「いやあ大阪の皆さん乗せるのがうまい!」いやあそうでもww

・そしてパワーインザワールドだよーもーーどうしたこの好み過ぎるセトリ

・何度目の太陽だ、何度目のエレカシだ!

・珍奇のときだったかなあ、宮本がひょいっとかがんで、何してるのかな?と思ったら目の前に落ちてきた蝉を拾ってアンプの上に置いていた。っていうか蝉だってわかったのはそのあとその蝉がまたぶいーんって飛んでったからなんだけど。すごい…あんな無造作に蝉をつかめるなんて…(そこか)

・あーあとアンプと言えば石くんのアンプ調子悪かった?それともギターの方だったのかな。何回か曲間にゴールドトップに持ち替えてみたりローディーが配線チェックしたりって作業が見られた。アンコールだったと思うけど、そこでも曲間で急遽ギター変えてて、それで石くんが弾くパートがどんどん迫ってきてて、シールド繋いでエフェクター踏んでジャスト!のタイミングで入ったとき思わず心の中で拍手。ピットインみたいだったぞー

・新曲もご披露。タイトルは「歩く男」。きゃーひさびさの男シリーズ!!この新曲好きだなー。

若い女の子が歌ってくれて思い出した、というコメントと共に「はじまりは今」。

・こここんないい曲を忘れていただなんて~~~(涙)星羅さんのおかげだ、ありがとう!

・そして大大大名曲。みやもとが「おい、おい」と言えばあの曲に決まっている

・大阪中の電気を消して、夜空を見上げてえな

・明日もまた出かけよう、あいつらもいるし、おめえらもいるし!と言ってくれたのだ宮本が。

・野外、森の風、それに混じって聞こえるこの「友達がいるのさ」。最高だよ。最高。

・そしてファイティングマン

・その前の友達がいるのさでがっつり心が開かれた状態になっていたからか、歌詞のひとつひとつがビシバシくる

・自信をすべて失っても、誰かがお前を待ってる。

・ちょっと脱線するけど、twitterで「みんな会いたすぎ」みたいなことをもじったtweetに、ゴッチが「そういうのは好きじゃない、平易な言葉で、ありきたりな言葉で、核心に迫るようなラインを書くのが一番難しい、みんなそう思って闘ってる」みたいなことを言ってて、私はその元のtweetも笑ったし好きだけど、そのゴッチの言葉もいいなって思ったんだよね

・それでこのファイティングマンのフレーズっていうのはさ、まさに「ありきたりな言葉」だけど、とっておきの、これしかないというキラーラインだとおもうんだ

・自信をすべて失っても、誰かがお前をまってる。なんか泣けてきたな、聞きながら

・本編のラストはFLYERとガストロンジャーで〆!ほんと本編硬派な曲が多かった!

・アンコールでヘビーローテーションって今でもいうのかな?あの、ラジオでいっぱい曲かけてくれることなんですけど

・知ってるし…今でも言うし…(大阪人の心の声)

・それでたくさんかけてもらった、と言えばこの曲「四月の風」。やっぱり宮本先生は律儀な男である

・でもスピッツヘビーローテーションに選ばれた曲のことに触れたりするし、やっぱりミュージシャンにとっては大切な思い出なのかもなあ

・今宵の月のように、ハナウタと宮本先生の美しい旋律が映える曲が続く

・でも最後は花男!やーもう星の砂と花男だけでも満足しちゃう勢いでしたこりゃ

・ダブルアンコールで宮本がアコギを持って男椅子に。

・弾き語りで「涙」

・あのーたぶんね、宮本よりも弾き語りがうまい人、ギターがうまい人っていうのはそりゃもうごまんといると思うんだ私は。だけど、こういう、音数の少ないギターで、あの声だけで圧倒的な叙情を立ち上がらせることができるのはほんとに宮本だけだと思う

野音で硬派な曲に身を任せるのもいいんだけど、でもその両極端というか、こういう風景こそエレカシなんだなあ、宮本なんだなっておもいますね

・これは本当にワンマンならではの贅沢、ファンだけにゆるされた贅沢、がんばってチケットとって「ながら」じゃなくて本気で宮本の歌を聴きにきたひとにだけゆるされる贅沢だ

・最後はシングル候補という新曲!相変わらず野音は隅から隅までてんこ盛りだぜえ!

最初にもかいたけれどホントに宮本先生がすごくご機嫌で、なんというか、楽しんでる!って感じがすごく伝わるライブでした。日比谷の野音はね、そりゃもう特別だってわかってるけど、今年は日比谷に行けなかった分大阪ですごく楽しませてもらえてよかったです。

ほかの人にとってどうかっていうのはわかんないですけど、私はエレカシを、宮本の声を聴くとなんか音楽による快楽、みたいな感じじゃなくて、どかーんと気合いを入れられるような感覚を覚えます。なんか、栄養補給みたいな。だからなのかどうしてもエレカシのライブを見た後は焼き肉を食べに行ってしまうのであった(笑)

もうすぐあれかな、次のリリースとか、どうなのどうなの、というわけで大阪の翌日には山崎総☆編集長とかわいらしくお茶などしていた宮本先生が一瞬出てくるCMを貼ってみます。いいCM。そして、ロックは、つづく。