Born in The ‘60s TOUR@名古屋ボトムラインレポート

66年、丙午近似値あたりのおっさんズをこよなく愛するわたくしとしては色めき立たないではいられない対バンツアー、その名も「Born in The ‘60s TOUR」!!!主催はpillows、名古屋は怒髪天とコレクターズがゲストという!という!いそいそと行ってきました名古屋ボトムラインまで。以下感想メモです!曲バレほとんどありませんが、いちおう畳んでみまっす!

・いっぱつめは怒髪天

・いやーなんかさーわたしさーライブそのものが丸々2ヶ月ぶりだったのさー、だからさーリーゼントびしっとコームでなでてキメて、でもその一瞬後には髪の毛振り乱して顔真っ赤にして歌ってる増子さんの姿見るだけでさーなんかじーんとしたっすよオイ

・そうだったこういうパワーが渦巻いてる場所なんだったライブって

・1曲目でネクタイを緩める仕草にキョエーと叫ぶ

・でもネクタイ外すところは背中向けて見せてくださらなかったのん(袖ボタンはずすところも)シャイなんだからああ

・そしてその感動とツートンカラーの縞模様の波のように襲い来る増子さんのスベり知らずMCの連打

・「もうね、楽屋が最悪!」うはははは

・何が最悪ってうるせーうるせー。ほんとひどいよあの人たち!DVDになるらしいけどいっこも使えるとこないもん!それにしてもほんの小さなことに尾ひれ背びれつけてさも本当にあったことかのように話す加藤先輩のすごさね!

怒髪天は昨日まで京都でライブで(1週間で5日ライブ?)、ふつー断るよこのスケジュールだったら

・でもあれが(といってさわおの真似。ギターを持って跪くやつ)やってくれっていうからさあ!

・どうぞおねがいしまっす!(といいながらまた跪く)

・これ伝わってるかなあ?さわおがジャンプしてそのまま跪いて弾いてる仕草の真似なんですけど、もう会場中大爆笑

・ド真ん中節よかったなー。歌ったあと全力すぎて倒れ込む増子さん

・水飲んで回復待つ間坂詰さんに喋れ、喋れ、とジェスチャー。でも結局増子さんがマイク通さずに「ちがう」「その話じゃない」と指示出ししているのであった

・関係ないけど、あるけど、ド真ん中節のときの坂詰さんのチャイナの叩き方カッコイイ

・冬に出すシングルは3曲入り3000円。高い!

・というのもなんとDVDがついてくる、いやほんとうはDVDにシングルがついてくる!20本近くのPV!加えて怒髪メンバが’80ズに扮して、コウジタマキ的なメイクして、まさかの野外ロケで撮影したビデオ!肩パット入りまくり!

・「俺が中学生の時あんな集団見たら「こんな大人になりたくない」と思う筆頭のような姿でした」

・「おまえら今日来てるってことはどうせ愛だか恋だか縁ないやつらばっかりなんだろ?」

・ということで、新曲は、夏のうかれたキリギリスがどうなったかっていうあの続編です。

カップリングにはマライアキャリー!英語がまったくわからないので全部カタカナに直してもらった!歴代の日本人洋楽カバーのなかでも最低の出来です!是非買って下さい!

・そんで披露された新曲があまりにもドンズバでツボすぎた

・そもそも夏編のタイトルが「夏のキリギリス」、冬になっても後悔しないキリギリスを自称するワタクシにはぴったりじゃござーせんか

・それでどんな曲かって言うと「ああ、今年の夏もなにもなかったわ」的な曲なんである(笑)

・サンタのおじさん、良い子はここだ、プレゼントなんかいらないから一杯つきあえよ、ああ、ああ、沁みる沁みるうう

・私のことをうたっているのかとおもいましたね(まがお

・2番手はコレクターズ!

・加藤さん開口一番「さっきのが地味だったから目にまぶしいだろ?」\キャーステキー/

ピロウズに呼んでもらえてうれしい、できればもうずっとピロウズとまわりたい、「さもなければスピッツがいいな」うははは

・コレクターズ初見なわたくし。まずコータローさんの持ってるギターがES-335でしかもちょうううううお似合いだったのに釘付け。ES-335のフォルム私あんま好みじゃないんですけどいやこれめっちゃお似合いですやん…やっぱり背が高いから・・・?(イヤ多分違う・・・)

・そして加藤さんの迫力っていうか存在感っていうか目力っていうか実際見るとハンパない

・射すくめられるかとおもいましたマジで。ちらっ、と見るだけでもスゴイ圧があるあの視線って!

・そしてまたしても楽屋トーク。「増子も言ってたけど楽屋が最悪!」爆笑

・「何が最悪って増子の喋りをずっと聞かなきゃいけない。あいつ喋らなかったら死ぬんじゃないか。でもって怒髪とピロウズの事務所の社長が来て増毛の話するのもうっとうしい!そこは大人だし相手を傷つけたくないから言うじゃん?「増えたね~!」」なんなのこのなめらかすぎる核弾頭ミサイルのようなトーク

・「今回僕たちね、最年長なのに真ん中という若干屈辱的な位置なんで。ということで初心忘るるべからずな挨拶を」(と、コータローさんにふる加藤さん)

・(ちょうたどたどしく)「今日は最後まで、楽しんでいってね!」お手振り付き

・これがまさかその後連呼されることとなるとは知るよしもなかった・・・

・それにしてもコータローさんのギターが好みである。あるったらある。なんつーんだ、水分たっぷりな感じのギター。弾いてるときの若干猫背な感じもいい!しゅてき!

・そういえば怒髪もコレクターズもボーカルがハンドマイク多用で、そうそうボーカルのこういう動きとか燃えるよね!っていうのを久々に堪能した感じ

・熱いオーディエンスにご満悦の加藤さん。「名古屋でこんなに盛り上がるなんて!」「知ってる?業界には名古屋飛ばしというのがあってね。なんで飛ばすかというと人が来ないからだ!そしてなんで来ないかというと人がいないからだ!」

・「でも、ここにこんなにいるじゃんね(はあと)」えっなにこの飴と鞭

・「怒髪天のあとって実は不安だった。だってほら…俺たち育ちが違うから!」あっはっは

・(衣装の袖を示し)この片袖だけでやつらの機材代をもまかなえる←どやがお

・「お稽古ごとだってやつらはそろばん塾どまり、こっちはバレエにピアノにと盛りだくさん、だから正直な話・・・怒髪天の良さがわからないんだ!」爆笑

・でもpillowsのファンにはわかってもらえると思ってたよ・・・!何が言いたいかっていうとね、教育って、大事だ・・・!←どやがおふたたび

・そして「じゃあ聞くだけで頭が良くなる曲を続けてお送りします」先輩マジパねえっす

・セトリがわかんないんだけど、多分このあとにやった曲がちょうううカッコよかった、それにつけてもコータローさんの(もういい)

・今日はちょっと短いけど次が最後の曲、というMCに観客がいやあー!それに応えて「ワンマンで会えるだろ?」ええええもうかっこよすぎると思いますうううう

・トリは主催のpillows!

・・・・正直ピロウズの面々が出て来たとき(シンちゃんでさえ)(失礼な)ピカピカの純情少年に見えました・・・前の2バンドの濃度ハンパない

・一曲目がプロポーズ!やったーー!大好き!大好き!!!

・のっけから「俺はねえ、もう今日喋らないよ!」「だって・・・どうしろっていうのよ、ねえ?」わかるその気持ちよくわかる あの二人の天下無双ぶりの前にはそんな気持ちになるなる

・そして途中でコンタクトが取れるさわお。ごめんちょっとコンタクトが!と袖に引っ込むさわお。なんだか今日はかわいいぞさわお

・その間をトークでつなぐシンちゃん。最後にさっきのコータローさん風に「今日は最後まで、楽しんでいってね!」最高ですあなた

・結局この挨拶をメンバー紹介の時にも繰り返したのだったw

・チューニングするときに足下が見づらくなって目近づけたり離したり繰り返したりしてる姿が、姿が、おじいいや可愛かったです

・照明さんがトーンを落としてくれて照れて会釈したのもよかったなー

・MCで「もう俺は今回、負けないぞ!とか思わない。うん。一生懸命がんばるw」的なことを言ったせいかもしれないけどやーほんとフレッシュフレッシュフレッシュな空気に満ちてました、この日のライブは

・新曲も披露してくれて、でもってもう「スゴイアルバムが出来上がってる!」ってさ!ぎゃおーいつの間にー!

・この日のセトリで一番嬉しかったのはPlease Mr.Lostman!この間奏のpeeちゃんのギター大好きなんす・・・ほんとこういうの弱い俺

怒髪天とは出会ってから25年、コレクターズとももう20年、仲良くさせてもらってて、こうして今みんなバンドをやめてなくて、元気でツアーが出来る、最高だよ、俺はなんの不安もない、Born in The ‘60s!その未来は今!(かっこえええー!)

・そうそうおきまりの楽屋トークもありました。「みんな言ってるけど、ほんと楽屋最悪!」爆笑

・もうねこのツアー、ひどいのよ、俺自分で自分のこと不真面目なほうだって思ってたけど、違う!おれ真面目だわ!あのひとたちひどい!(笑)

・とにかく爆笑してるか、(曲に)感動して泣いてるかどっちかしかなくて、心の安まるヒマがないんだよー(と言いながらちょう嬉しそうツンデレさわお

・もうぜったいこんなツアーやらない!(ぷんぷん!)

・シンちゃん「やらない、とかいってもう次の企画してたりするんでしょ?」鋭い…!

・「いやーもう俺はわかった、もうあの人たちには挑みたくない」「呼びたくない?」「挑みたくない、って言ったの!」「挑みたくないと呼びたくないは同じ意味じゃ」「ぜんぜん違うよ!」「じゃあ、ピーズとトモフは呼びたくない、と・・・」「俺はおまえを呼びたくないよ(笑)」「・・・呼んで下さい(笑)」「・・・お願いします」夫婦漫才か君ら

・最後はノーサレンダー!

・アンコール2曲目のリトバスが始まった瞬間にシンちゃんがめちゃめちゃいい顔で笑って、何?って思ったらコレクターズと怒髪天の皆様ご登場!

・なぜか最前の客におにぎりをくばりまくる増子さん

・きっともう酔ってる増子さん

リトバスのサビをさわおとマイクシェアするのに一瞬照れた増子さん

・ギターソロをかますpeeちゃんの腰にすがりつき、お得意の腰のグラインドを阻止しようとする友康さん、友康さんを引きずりながらも回そうとするpeeちゃん

・淳くんはといえば両足に一人ずつしがみつかれてがっちりロック

・加藤さんに肩を組まれた淳くんは一瞬完全なるカツアゲによくある風景に見えた件

・そしてリトバスのクライマックスは、必死で歌うさわおの後ろで増子さんがひとりチューチュートレイン状態だったことである

・もう笑いすぎて痛かった顔が

さわおにみんなが後ろ!後ろ!って、ドリフかYO!

・最後は全員がさわおのジャンプして跪くポーズになって、ためてためて、増子さんのジャンプで〆!

・そして去り際にハグしたり握手したりしている姿を見ながら改めてコレクターズのデカさハンパねえと思いましたマル

・加藤さんと淳くんもですが、コータローさんとpeeちゃんがハグしたときもうpeeちゃん女の子に見えたもん・・・!

・そして増子さんは最後までステージに残り、坂詰さんのズボンを引きずり下ろして半ケツにさせ、必死で抵抗する坂詰さんのズボンにしがみついたまま引きずられていったのであった・・・・完

いやーこれどうだろう、ちょっとあの楽しさを書ききれてないと思う正直!もういたるところに地雷が埋まって爆笑爆笑また爆笑でした。ほんとさわおさんのMCじゃないけど、爆笑してるか感動してるかの二極しかないっていうね!

マジでアホなおっさんズでした、アホでタフなおっさんズでした、やっぱりおっさん最高ですよねホントそうですよねと力強く思いました。いいツアー企画してくれてありがとう!これもpillowsの面々の人徳あってこそ!

そうそう、今回のツアーにはアンケートがついてて、ってそれが普通のアンケートじゃない格付けアンケートなのだ。今回のツアーに参加している5バンド14人をそれぞれ「結婚したいのは?」とか「上司にしたいのは?」とかで格付けランキングしていく形式。中に「二人になると赤ちゃん言葉になりそうなのは?」という質問があるんだけど、渋谷でいっぱつめのライブが終わったあと、回収されたアンケート用紙の中からをひょいっと1枚抜いて読んでみたさわお。「そしたらねえ、二人になると赤ちゃん言葉になりそうなのは?の第1位が加藤さんだったんだよ(笑)」ひえーなんかわかるような気がしてごめんなさい~!「理由はね、「願望(はあと)」って書いてあった♪だそうです。このアンケートネタはDVDの特典映像になるらしい。見たすぎるぞ、それ!