ROCKIN'ON JAPAN 12月号

えっなぜ画像が出ないww 吉井さんの記事はそれほど長尺でもないですけど宮本先生の3万字があるので今回は買いました。スカパラもせっちゃんも載っていたのでお得な気分。 吉井の記事は写真が善哉の横浜ブリッツ公演のときのもので、ミッチさんが撮ってくださってるのだからそりゃーもうあんたカッコいい人はよりカッコよく、そうでないひともそれなりにってなもんですよ、いや吉井ちゃんはカッコイイほうだよ勿論。開演前にテレキャス弾いてるやつすきだな。っていうか私はほんと顔がハッキリ見えない写真にコロっといく習性がありますね。もしくはES335持ってる写真みたいな、獣の目をしてる写真にとっても弱いね(はあと) インタビューのなかで印象に残ったのは山崎さんの「今回は吉井和哉が弾ける曲、吉井和哉しか弾けない曲になってる、今までは自分にないものを求めていってたから」という言葉です。すげーわかりやすい。 しかしbridgeもですがこんなに早い段階で制作インタビューを受けているというのもすごいね。まだ選曲も固まってない(だってご本人がまだ『あれ入れようかな』とかモバイルで書いてるぐらいだしね)んだものなー!自信の表れなのか、そうやって自分を追い立てているのか、こんなに発売前からいろいろ見たり聴いたりしちゃうと耳年増にならないかなあという不安もありますが、しかし俺は基本的に仕掛けられた祭りには乗る!というのが信条なのでどんぶらこっことニューアルバムまでのあれやこれやに乗っかっていきたい所存であります。 さて、先日RO69のblogで山崎さんが、「吉井和哉にメールで、今月号の宮本の写真誉められた、な、なう!」というきっと嬉しさのあまり、というような内容の更新をされていましたが、それを見て私が思ったのは「えっ吉井、宮本の記事読んだのか」ってことだったのす。っていうかそのblogがUPされたのが札幌ライブ開始の2時間前とかで、吉井さんよ、YOUは札幌までJAPAN持参で行ったのかい、あんなに重い雑誌なのにかい、そんなに自分の記事が気になったのかい、とかいろいろ思いましたが今はマネージャーさんもいるんだからそんな心配無用だったね。しかし古河さんの恋のピンチヒッターXにまで反応しているあたりYOUはそんなにヒマなのかい(っていうかどんだけ隅から隅まで読んでんだ)、と思ったけどあれですね、これ私の大好きなどうでもいい想像力を働かせるにだね、吉井は宮本の記事を読む前に激刊!山崎を先に読んだんじゃないか、それで流れで恋のピンチヒッターXも読んだんじゃないか、でもってそのあと巻頭特集の宮本の記事を見て写真イーネ!っていうメールを総☆編集長に送ったのではないかと思われる、ってほんとどうでもいいなコレ その(一部で)話題の宮本の写真、圧倒的に部屋で撮ってるやつがいいよね、と思う私である。っていうか、宮本の部屋がカッコイイからかもしれない。つーかその昔渋谷さんも吉井の自宅で撮影とかやったよね!ロッキンオンのツートップはそういうのが好きなのか!ちなみに後ろに浮世絵が1枚たてかけてあるが、あれは歌川広重の名所江戸百景の第94景「真間の紅葉手古那の社継はし」である。いや知ってたわけじゃないよ、図版と見較べたの。そうかー先生これお気に入りなのか。ちなみに私のお気に入りは深川州崎十万坪です(聞いてない)。51ページの本棚の間の宮本とかまじちょうセクシーかつえろい。本は男のエロスを引き立てるよね...! 3万字インタビューのほうはあまりにも「ふり向けば波瀾万丈」すぎてちょっとせわしない感じもありつつ(EMI期の話とかもっと聞きたかったなー)、ピンチに陥ったときに「しょうがねえからバイトでもするか」じゃなくて必死に曲を作るベクトルが働くって話、いろんなところで聞いてはいるけど改めて「曲作りマン」なんだなーと思いました。あとエレカシのドキュメンタリDVDでも話していた、お金を持ち逃げされた話。宮本はこのインタビューでも「あとで補ってあまりある、そのとき盗られたぶん」「もういいやと、曲作れるしさあ、それもなくなっちゃったらやばいけど」ってあっけらかんと話していて、それは私がエレカシというものに足を踏み入れ始めたときに見た、そのDVDの「そういう浮かれた生活はもうやめて、音楽とただ向き合いたい」って言葉とまったくすこしもぶれていなかった。 部屋での写真がいいと言ったはしからなんですけど、場外乱闘に載っている喫茶店で撮ったとおぼしき小さいショットはすんげええいい。あれポラにしてくれよー。破顔一笑、みたいな顔はときどき見られるけど、ああいう「にーっ」って笑った感じの宮本の写真あんまないから貴重だ。大きいサイズでみたいもんだと思っておもわず写真ににじり寄ったけどどうにもならなかったです(当たり前)。 せっちゃんの記事、あれ写真はこの間テレビでやったあれなの?って日本語になってない、いやなんの番組かも知らずtwitterで「せっちゃんtvに出るよ!」と聞いて(見て)あわててそこだけ見たからさ。でもあのときレザージャケットお召しで、せっちゃんいつもシャツとかだからトップス長めじゃん。でも丈の短いジャケットだったから足の長さが!より一層!際立つ!みたいな感じできゅーんときたのよな~。 インタビューの中で、「キャッチーでメロディーが残る3分台の曲を作るのはベタだけど難しい、そこにチャレンジするのがとにかく楽しいから」って仰ってて、もうきゅんきゅんきました。抱かれてもいい(どさくさ)。しかし、6月に勢いで宣言したアルバムが10月に発売されるんだからすごいよ、私もう買いまして、聞きましたけど、俄然オルタナティブでかっこいい。ってお前オルタナティブの意味わかってんのかって言われたら正直わかってませんけどでもそう思いました。マジでやるときゃやる男だよせっちゃんは!ああ~んライブ楽しみだわ~~~ん さて今回のJAPANには今までありそうでなかった(かもしれない)企画ページがひとつある。それはDragon Ashの新曲「ROCK BAND」(11/3発売)に対する18人ものミュージシャンからの「エール」を集めたものだ。読んでいると、もちろん、この楽曲そのものを聴いてみたい、という気になるし、より近しい人からの、同志的な言葉の熱さに打たれたりもするが、その中でも、「200字程度で」というその制限を大幅に超えて言葉を紡いでいる綾小路翔宮本浩次の文章がすばらしい。ふたりともも、もともと「書ける人」であることも無関係ではないだろうし、エレカシとDA、氣志團とDA、どちらもその立ち位置に距離があるように思えるからこそ、ということもあるのかもしれないけれど、それを差し引いても、二人の文章はここだけをきりとっても表現として成り立つすばらしいものだとおもう。 それにしても、JAPANを買うときも買わないときも楽しみにしているメロン牧場での瀧の「ツイッター警察」ぶりには爆笑した。自分も瀧刑事に捕まらないよう気をつけたいものです(笑)