幸福な瞬間

吉井和哉が“イエモン”以来13年ぶり、ソロ初のアルバム首位 歌手・吉井和哉のソロ通算6枚目のアルバム『The Apples』(13日発売)が初週3.8万枚を売り上げ、4/25付週間アルバムランキング首位に初登場した。2003年10月にソロデビューした吉井にとって、シングル、アルバムを通じてソロ初の首位獲得となった。 おめでとう!!!! もう、とにかくその一言に尽きる!!! そりゃチャートなんてただの数字だからとか、そもそもこんなの数字じゃないとか、首位かどうかなんて結局は相対評価で枚数じゃないとか、とかとかとかいろいろあるかもしれないけど、でも先週一週間で日本でいちばん売れたCDだったってことはまちがない。それが吉井ちゃんがひとりで創り上げたアルバムだったってこと、ちゃんと発売されることを少なからずファンのみんなが心に祈ったアルバムであることもまちがいのないことだ。でもって、その「まちがいのないこと」がただただうれしいのだ。 誰もが「生活」というやつを見つめざるを得ない今の状況の中で、吉井ちゃんのCDを手に取ることをたくさんのひとが選択したってこと、心からうれしいよ。吉井ちゃんはそういうリスナーを育ててきたことを誇りにしてほしいよ。 こうしてひとつの結果を手に入れたことで、またぞろ「吉井和哉と書いて取り越し苦労と読む」みたいな、これだけいいことあったんだからあとはなんか悪いことあるに違いない的な、そういうことを思ったりはもうしないと思うけど、しないよね、しないだろう、多分しない、と段々自信なげになってるのはなんなんだって感じですが、でもたとえそういうことを思ったとしても、もういちどやりぬく確信を今の吉井ちゃんは持ってるんじゃないかっておもう、勝手にそうおもってる、わたしは。 13年ぶりっていう数字に目眩のような感覚を覚えたりもするけれど、でもその数字よりも、はじめて、ひとりで、ってことに心の底から拍手をおくりたいよ。 本当に本当におめでとう。 おちゃけがのめないわたしだけど、今日はちょびっとだけ飲んでお祝いするよ。 りんご色のお酒を飲んでお祝いするよ!