吉井和哉 Flowers & Powerlight Tour 2011@ZEPP NAGOYAレポート

今回私が参加するなかで唯一のライヴハウス!駄菓子菓子!同じ週にNHKがあってそっちで休みをもらうため会社が終わってからしか行けない!間に合わないこともないが!でも小さい桁の整理番号が来ちゃったらどうしよう~~!

…なーんてことを夢想した日もありましたがよくしたもので大変に大きい桁の整理番号でした。

本当にありがとうございました。

というわけで会場に入ったのも結構遅かった、ので今回はわりと下がり目ちゃんでした。吉井さんのお顔が人間山脈の向こうから見えたり消えたり。

以下ねたばれれん!

なんと!今日も!19時ほぼジャストでマイウェイが流れるという!なんだよーやればできる子なんじゃないかよーこのこの~~。しかしさすがにツアーもここまで回ると(マイウェイが合図だと)知っているひとの率が高くなってきてますよね。まあ直前が三重だったということもあるでしょうし。

ヒョウ柄をピンアレンジしたシャツをお召しでした。巻物はなかったんじゃないかなあ。相変わらずACIDWOMANの間奏での雄叫び一発がかっこよすぎますねデヘヘ。

前日からエマがライブで名古屋に来ていたので、もしかして今日見に来てくれないかな~、だって折角名古屋にいるのにガン無視だったらかなしいよな~と思っていたんですが、3曲目のMCのときにぱっと上を見たら2階上手にエマがきていたのでした!わーいわーい。エマ様、優雅に足を投げ出してご覧になってらっさいましたよ、うははは。

ホールでチェルシーの入る3曲目は欲望でした。欲望はやっぱライブハウスの方がしっくりくるな~!最初のツアーのとき、この欲望さえも棒立ちだったことを思い出すな!客がじゃなくて、吉井がな!(笑)あと、なにしろ吉井さんが人間山脈の向こうに消えたり見えたりな状態なので、ロンサムジョージのお得意のエロ顔もちらっちら消えては見え消えては見えだったんですけど、しかし音と声だけが聞こえる状態だとまた違ったエロさがあるっつーか、けっオマエ吉井だったらなんでもいいんだろと言われそうですし実際100%SO…カモ~ネ(ハッ)(さすが昭和)的なアレはありますがそれにしてもえろい(決めつけ)。特になんつーの、語尾の母音の残る感じ?引っ張る感じ?あれが顔のエロさに邪魔されない分余計になんだろう、濡れる0.5秒って感じです。何言ってんだ俺。

でもってあれです、ここで言っていいかどうかわかりませんけど、まあ一応わたしも自分が行かないライブのセトリとかそりゃそれなりにチェック入れてますし、それで最初の頃ライブハウス限定だったあのお手々ぶらぶらの名曲が姿を消してるなと、それはもう覚悟してました。しかししかし、まさかプリーズプリーズプリーズを外されるとはおばちゃん予想してなかったとよ。プリーズプリーズプリーズをプリーズ、とか言ってる場合じゃない。ライブ楽しそう、とかCD買ったときの感想に書いたエントリを遠い目で見つめる次第です。まあね、何本行っても巡り会わないときは巡り会わない!そういうもんです!それがツアーです!

で、じゃあOKじゃ不満だってのかい!?って言われるともちろんOKも大好きなので小躍りどころか大躍りしてたんですけどもね。今日は「気持ちの問題でクリア」のエコーがかかってるかどうか絶対チェックするぜ、と思ってたのに吉井が口で言ってるのかエコーなのかいまいち判然としませんでした!でもリボンをほどいてはばっちり見れたお!スプリンクラーのようにくるくる回るのもみれたお!

花の曲を2曲、と言った後に、自分の鼻をちょんちょんって指して「こっちの鼻じゃないよ(はあと)」知ってるしー!そんなこと知ってるしー!でもかわいいからゆるすしー!

ライブハウスで初なので、いつもそうなのかわかんないんですけど、球根のイントロがピアノソロではなくてバーニーさんの(長めの)ギターソロからの入りだったんですよね~~。なんでだろう。あっもしかしてお誕生日(だった)から?これからもこのスタイルなのか、今日だけなのか、それともライブハウス仕様なのか。でも当たり前だけどそれだけでもずいぶん色合いが変わって聞こえたりしますね。このとき、なぜかとても視界がクリアで(きっとみんなじっと聴き入ってるからだな)、吉井の顔もよく見えたんだけど、やっぱりすごく集中してたとおもう。あのまた局部的な喩えで申し訳亡いんだけど、TRUEMINDのFOUR SEASONSで「人様に迷惑とコーヒーは…」って歌ってるときの顔を思い出した、私あれ見るたびになんだかこの人菩薩のような顔をするなって思うんだけど、それがなんとなくフラッシュバックしたなあ。

今日はもう、見るよりも踊るぜ!という気持ちもあったので、クランベリーはめっちゃ楽しみにしてたんざんす!なぜなら、好きなだけヘドバンできるからじゃ!今まで、ヘドバンしたい!でも吉井見たい!という2つの欲望に引き裂かれておったのじゃが、今日は心置きなくできる!とばかりに盛大に頭を振りまして、おかげでちょっと曲終わりでくらっときたとか誰にも言えない。クランベリーもライブハウス映えするよなあ。

ONEDAYのとき、前方に割と背の高めな男の子の一団がいて、彼らがそろって拳を高々と挙げている姿がわけもなくぐっときたな。ONEDAYには男の子の拳が良く似合うよ。

でもって、ホールのセトリでは聞こえてこないイントロが!そうです!SWEET&SWEET!いっやああ燃えた!燃えました!また照明がTRUEMINDを思い起こさせるんだよアレ!もちろん見えないところもたくさんあったんだけど、そこはそれ

出でよ妄想力!

とばかりに、過去のいろんな映像を瞬時に頭のなかで組み立てて実際見た気になるっていうね!でもギター何持ってるのかわかんなかったんだよなああ。間奏のバーニーのギターのあと、吉井ちゃんがマイクスタンドに向かって叫んでギターが揺れるのだいすき。もちろん「手を縛り」もやった!やったった!

そしてそのままビルマニアに。ステージの前まで出てきてなごやーーーー!!!って叫んでた。右に左に動いて煽って、ああ、今日も今日とてわたしのロックスターはたいへんに男前です、汗に濡れた髪の毛を振り乱しながら歌ってる吉井を見て私はそんなことを考えておりました。

途中のMCでやー楽しいね、最高だな名古屋、と言ってたなあ。お待たせしてしまったけど、このツアーも折り返しをすぎて、ちょうど脂ののってきた、いい状態のバンドをご覧頂いています!と。

いつもLOVE&PEACEの前に、今回の震災のことにふれるけど、この日もそうで、あの日以来変わってしまったこと、について話をしていました。それで、東海地震だっていつきてもおかしくないと言われているし、みんなもね、ぜひ無事でいてください、と吉井がいったことになんとなく笑いが起こった感じになって(吉井が言ったことに笑ったんじゃなく、言葉の組み合わせがちょっとちぐはぐだったことに笑ったんじゃないかとおもう、多分)、そしたらなんだかとても真剣に、いや、みんな、自分の身は自分で守らないとだめなんだよ、と吉井は繰り返した。自分で言っていてその真剣さをまぜっかえしたくなったのか、立て続けに、避難訓練もちゃんとやれよ!とか、防災グッズも買えよ!と笑顔で続けていたけれど。

アンコール、黒のリボンタイのフリルシャツにお着替え。いや、リボンしてなかったですけど。今日は佳史さんがコーラスの途中で「5月28日がバーニーのお誕生日だった!」ことをご披露、名古屋弁でもまくし立ててたなあ。最後にヒーハー!と決めてコーラス終了、ってもうコーラスよりなんだか一芸のほうが気になってきつつありますが(笑)そうそう、やりたいようにやれば?がいつもちょっとオネエですてきなのにこの日はなんとなくおばちゃんだった、なぜだ(笑)

メンバー紹介では三重でも散々繰り返した鶴谷さんへの「スパンキングたかし!」を連呼。そしてバーニーには「お誕生日おめでとう、48歳?シーハー!だね」とまたどうでもいいことだけどウマイねアンタ、というようなことも取り混ぜつつ。そして、名古屋まだまだ盛り上がれるか!と煽って「あなたにこのよのぜんぶのしあわせをあげる!」うんうん、CHAOCHAOはやっぱりアンコールのほうが絶対いいよ!鶴ちゃんに拡声器で「ちょっと前なら覚えちゃいるが」の台詞を言わせるとこ、あとで「いつもきーこえない♪」って歌ってたのに爆笑しました、たしかによく聞き取れないですよねアレ(笑)いや、雰囲気ものだからいいんですヨ!今日は最後の沢田研二のところでついに「出て行ってくれえ~♪」って歌って帽子投げる(ふり)してました。もーいつかほんとに歌っちゃえよ!

WEEKENDERでは上手のスピーカーの真下で歌って、スピーカーにむかって「うるさいっ!」無茶言うなwwそのあとそこの台から降りるのにかなり「よっこらせ」感が強かったのがたいへんかわゆすでございましたです。「いつもの角に足ぶつけ」をマジでやりかねない感じだったお!文字通り明日も仕事なので、「明日もがんばれよ!」の言葉がいつもながらに嬉しかったな。今年一番のライブになりそうで、っていうのも嬉しかった!

名古屋最高でした、ありがとう!と最後のMC。でも、また、来るんだけどね!(うんうん来月ね)またくるんだけど、…なんだかちょっと残ってるらしいじゃねえかオラア!だから生を、生を見に来いっつーんだよ!(あれ、デジャヴュww)

これが売れないともう名古屋来れない!とか言い出して、客が「えーーー!」っていうおきまりのパターンもありつつ。いや思わずおばちゃん買うてあげる…!って言いたかったですけど私もう買っているのでお役に立てませんごめんなさい。

三重でも言っていた、年内にまた小さなツアーやりたいな、って話と、また来年アルバムつくるから!んんもおおおおっとすごいの作るから!と嬉しいおはなしも。その時観客から「早く出してぇ~!」と声がかかって、吉井が「早く!?今ツアー中じゃ!ww」と返すというほほえま場面も。

いつまでもきれいな花でいてください、という言葉で、最後はFLOWER。照明の感じと、吉井の声と、ゆっくりとフロアが左右にゆれる感覚、なんだか幸福だったなあ。いい光景だな、って思いながらずっと見てた。

やっぱり、ライブハウスだと体感時間が短い気もしました!選曲のバランスのこともあるだろうけど、あっという間に終わった感じだったなー。客層も、ざっと見ても、すごく男子が増えた感じがありましたです。足が棒のようだったし膝も若干痛いけどやっぱりライブハウスにはライブハウスのよさがありますよね。もちろん人と接触するから、それだけストレスに感じることもあるかもだけど、そういうときはスカパラ谷中さんの名MC「羽をのばしてくれよー!羽がぶつかりあっても、ゆるしあってくれよー!」を思い出すことにしているわたくしです。いや、この日は周りの人もすごくいい感じで、距離はあったけどいい時間を過ごすことができました。エマも最後まで見ていてくれていたしね。

それにしても、今や打席に立てば必ずヒット、ぐらいの安定感があります、このツアーの吉井さん。どうしたことだ(とか言っちゃいけません失礼な)。いやでもすばらしい。絶対に一定のところまでは場の力をもってくる感じがありますよね。

さて、次はNHKホールです。私は2日目に参加します。はっきり言って、このNHKにかける私の意気込みや山の如し。日程が発表になった瞬間に、絶対に行くと決めた場所でもありました。13年ぶりのNHKです。吉井さんもきっと気合い十分で挑んでくれるはず!待ってろ、NHKホール!!