審美眼ブギ #9

キターーー!きました、また来てしまいました。「メカラ・シークエンス」とでも名付けたいこの畳みかけ、中盤の重めシリアスな流れはもちろんTHE YELLOW MONKEYの真骨頂ですが、このメカラ・シークエンスこそが彼らのライブの楽しさ、を凝縮しているようなものだといっても過言ではないと私が勝手に決めつけます!

イントロ始まった瞬間の客席の沸騰加減とかどうっすか。これだよ、これなんだよって感じ。でもって左右に散るヒーセとエマ、ここからのこの2人マジ最強なんてもんじゃないから。「風の早さに嘆いてる」のあとのカメラの切り替えもいい!あ、アニーが生まれたままの姿になってゆー!(喜ぶな)

審美眼ブギってギターとベースのフレーズがそんなに変わらない感じで平行してますよね。でもってそれが間奏まで続くんだけど、この間奏でクロスして逆の花道に出る2人の絵になりっぷりハンパない。ヒーセ、エマ、ヒーセ、エマのスイッチング最高、特に下手花道で完全なる「この俺様エマ様を見ろ」とばかりのアピールし放題、あげくあの指さし攻撃っす、アッハッハ笑うしかないね

アニーのドラム、この曲に限らずだけどほんとこのメカラ9の時はタフ&パワフルでそれも私がバンドの音としてはこの時期の音に馴染んでいる理由のひとつなんだろうなーと思うな~。メンバーかなり動きまくってるけど演奏の分厚さが変わらないとことかすごく好き。

ライター!リスナー!DJ!I’m gonna suck you!の時の吉井のあの顔ったら!たらたら!!アウトロもめちゃカッコイイし、その格好良さに東村山一丁目を上乗せするあたりがやっぱTHE YELLOW MONKEY最高だなと、そう思わずにはいられません!