創世記

フラゲ…はしたけど今日はもう発売日ですよってにー! 昨日disc1、今日disc2を見ました。disc1はMCも含めて全曲ですけれど、あれだね、あのー、フーの前だか後だかに言っていた「よかったね今日。個人的にはすげーよかった」っていったのは入ってなかったね。でもたぶんそれぐらいじゃないでしょうか。 いきなりぶっちゃけた話をすると、チェルシーの「あなたにもあげたい」でまさかの吉井外しという所業に思わず茫然自失しお友達に泣き言電話を入れてしまったことをここに告白いたします。ああ、ああ、どうせ私は心の狭いヲタですよ! というわけでその先は気を取り直しできるだけフラットな気持ちでいどんでみました。佳史さんの足下あたりに設置されたと思われるカメラからのバックショットがことごとくツボで、ほんと私こういうのに弱すぎると自分で自覚しましたええ。あと手元をかなり執拗に録ってくれてた感じがしましたです。ギター持って歌う時にネックがスタンドに当たらないように手を添えたりする仕草だいすきだわあ。 ツアーのレポでも毎回といっていいほどシュレッダーいいよねって言ってたわたしですけれども、やっぱりこのツアーのシュレッダーはすごくいい。そんなにこの曲がフェイバリットな方ではないわたくしですがそう思います。アウトロで佳史さんと吉井をずっと撮ってくれてて嬉しかったなー、あそこのふたりのショットとあの吉井の笑顔はほんとにすばらしい。 MUSICの見返りフェイク(とあの最後のキメ)(やらすぃ)とかクランベリーのブレイクの時の邪悪笑みとか、ビルマニアのイントロのときの傲然とした姿とか、そうそうこうだったかっこよかった!と感動を新たにしてたんですが、でもなんだろうな、ツアーファイナルから3ヶ月半経って、映像の格好良さにキャーキャー言うっていうよりは、まだあのツアーの楽しさが身体に残っていて、それをこの映像で呼び覚ましているって感覚の方が強いような気がしました。disc2の最後にスケジュールが流れるけど、やー行ったなあって、32本のうち8本て4分の1かー、とか想いながらそれぞれの会場での思い出をたどってみるとか、こういう感覚ほんと久しぶりだっておもいました。 ホントにツアーたのしかったなあ。 disc2はツアーリハから各地のライブ会場のバックステージ、そこに仙台rensaでのライブが差し挟まれる感じ。セトリ決めしてるところで「トブヨウニ」がはみ出しちゃって、それ見ながら吉井が「トブヨウニ練習してるのに…w」って呟いたのがミョーにおかしかったです。以前確かドラゴンヘッドのときだったかな、そのときもあの白いファイルぺらぺらしながら曲出ししてたと思うんだけど、あのファイルをどうにか覗きこめないものか(無理です) 熊本のバクステでやおらアニーの思い出話をする吉井(なのになぜピー音が…ww)とか、京都のバーニーさん音でなかった事件のときの「まさかべのくさのり!」や、神戸サッポロポテトや、東京ZEPPで一瞬だけバーミリオンが!とかなかなかに見どころ満載です。ウフ。 しかし震災以降初の東北でのライブとなった6月のZEPP仙台はやっぱりこうして細切れの映像を見ても特別な感じがしますね。なにがって、吉井の集中の度合いがハンパない。ものすごい目してる。終わったあとの「何を喋っていいかわからなくなる」って言葉ぐっときた。そういう吉井ちゃん好きだ。 バックステージの方は通して見るとほんと佳史さん天使だなと改めて思いました。なにあの太陽みたいな人。惚れてまうやろーってもう惚れてますけども。ほんとにいい雰囲気だったんだねえ、バンドみたいだってバーニーさんも言ってたけど、それは画面を通じてもじゅうぶんに伝わってきたと思います。 吉井が毎回、時にはおしおきだべー!とか言いながらメンバーを迎えてひとりひとりとハグするのがすげーよかった、いい光景だったです。佳史さんとの「おまえのアドリブはびっくりするなあ」「ファンキーなんですよ」ってやりとりとかなんだろうあのさりげない感じがぐっときたなあ。 rensaでの球根はバックに吉井が仙台の海岸沿いを訪れたときの光景がながれていて、もともとの歌詞のもつもの以上の「何か」をどうしても感じないではいられないですね。 そうだ、自分のレポを読み返していて思い出したんだけど、吉井がJAPANのインタビューでだったか、球根のことを「リリースした当初は受け入れられなかった」的なことを言っていたのになにをー!と立ち上がり縷々反論をしたいとか思ったんですけど、あの頃あまりにもレポやレポに追われていてそれどころじゃなかった(笑)今やもうすっかり鎮火しましたけども、まあでも受け入れられなかったなんてことまったくないしむしろ誇りにおもってたよみんな。THE YELLOW MONKEYというバンドを骨絡みで愛していた人ほど、あの命と希望の歌を、再生の歌を愛してたし、そんな曲を作ってくれたことを感謝していたよ。これは本当に本当。 おっと脱線。 rensaの前にモバイルでファイアバードの御披露目をしてくれてたけど、あれプリーズプリーズプリーズで使ったんですなーーー!白いシャツに赤いギターがとてもお似合い!次のツアーでもぜひ使って欲しい、ファイアバード!! rensaと言えば東北スペシャルってことでBURNもご披露してくださってて、あの間奏の吉井が、あのクネクネ踊りがちらっと拝めるわけですが、やっぱりあれかね身体が覚えてるのかねああいうのは。そうだここで右足でステップ踏むんだ!とか懐かしくもあり、あの手の角度とかのかわらなさに驚いたり。でもって、こうしてみると(きくと)BURNでのアニーのドラムってのはほんと独特だったんだなっていうか、ご自分でああいうリズムを「得意」と仰るだけあるというか、いやーこんなに違うものなのかと新鮮でしたです。 最後のメンバーのインタビューで淳吾くんが「立ち位置が変わったことが大きい」と仰ってますが、今回のツアーでの淳吾くんの、ひいてはベースの存在感の変化ってすげー大きいんじゃないかと思います。わたしやっぱり出るとこ出るぜなベーシストが好きだから余計かもだけど。あとフォーラムでもときどきアップで抜かれる淳吾くんがわりと悪い顔して笑っているっていうことが判明して大変によろしいではないのということが申し上げたいわけですが何か。 しかしこうしてひとつのツアーの思い出、みたいなものを手にしながら、2ヶ月後にはもう新しいツアーをやっているなんてほんとなんつー精力的な活動なの、ありがたい話だよまったく。次のツアーを楽しみにしてます!なんつってもう次のツアーが決まってるなんて喜び味わうの久しぶりです。うれしいかぎりだ。わたくしにできることと言ったら馬車馬のように働いて、そのお金でライブにいって、そしてまたぞろあーでもないこーでもない、吉井ちゃん好き好き大好きちょう愛してるとかなんとかほざくぐらいが関の山ですけん! 次の祭りも楽しみにしてるよ吉井ちゃん!ってもう、すぐだけど!