強く美しく

発売になってからもう何週間だよ!との誹りを受けても致し方なし。 本日ようやくTRUE MIND"NAKED"をボーナスディスクまで全部見ました。 見た順→NHK(disc3,4)→武道館(disc1,2)→ボーナスディスク。 なぜNHKから見たかというと、編集がどのぐらい違うのか気をつけて見なくてはいけん!とか思った、から、だったとおもうのね!でもそんなことを開始5秒でわすれた。 だって まさかの アベマリア いや全然まさかじゃないんだけども、ほぼ全編収録ってことはそりゃ入るんだろうけども、あのシャツでやってる映像がしみこみすぎてジャケット着てる姿からしてうおうお言いっぱなしでしたわたし。そんであの「ようこそ~」からのSPARKでしょう。ぎゃー!映像!きれい!ぎゃー!新鮮!うそ!この間(ほんとについこの間)見たけど!だから新鮮じゃないはずだけど!いやでも新鮮!! しかし、ボーナスディスク見てるとね、あーあの頃は、っておもうんですよ。私が「好きだった」ひとたちだなあっておもうんですよ。かわいかったりばかだったりばかだったりばかだったりまたかわいかったりのオフショットだけど、それにきゃいきゃい喜ぶけど、でも言っちゃなんだけどあの頃を偲んでる感じするんですよね。この先にあることを知ってるからだ、後出しのノスタルジーだと言われてしまえばそれまでだけどさ。 でも武道館でもNHKでも見てると、ぜんぜんそんなこと思わない。なにこの圧倒的な「正解」感。今これを初めて見ても完全に好きになったと断言できる。これだよ、これだよの連続。もう、ぎゃあぎゃあ言って机ばんばん叩いて転げ回ってうしろにそっくりかえって頭打って一時停止して喜んで再生して喜んで、ばか?ばかなのかわたしは。折角おさまっていた歯痛が熱狂でぶり返すほどの興奮。どうしてくれるの!もう!責任取って! せめて武道館とNHKぐらいはそれぞれエントリに感想書きたいなーとおもうものの、これもうすぐ吉井ちゃんのライブ初日が迫ってるんでげすよ!しかもその真っ最中に丸裸のRED TAPEまででるんですよ!フジロック収録するとか正気なの!?いや私が正気を保てるの!?心の傷がぱっかーん!ってなっちゃわないの?大丈夫なの?と心は強くだけど乱れる(丸パクリ)。 でもせっかくリリースしてくれたので時間かかってもなんか書きたいなーとは思っているのですよげふんげふん。 それぞれのインタビューでうれしかったのは、アニーが「いつもメンバーの顔は見えてない」って話するやつ。あれ、雑誌でも読んだ覚えあって、すごくすごく印象に残ってたしすきな話だったんですよねー。それをアニーの口から聞けた嬉しさというか。「たまに気合いの入った顔のままふり向くとどきっとする、こんな顔してるのかって」。世界中でアニーしか知らない風景。 あとやっぱり、このインタビュー。これが当時のTRUE MINDに入っていなかったのはなぜなんだろう。でも、この台詞を言うこのときの吉井和哉はなぜかどこか儚げにも見える。これも後出しのノスタルジーなのかもしれないけれど。 のちのち下の世代に、こんなバンドがいたんだよ あー同じ時代に生きてたかったなって思わせたいのね やっぱりこのバンドがなくなることが その人にとって最大の暴力であってほしいぐらいの バンドでいたいんですよね そうなった。 そうなったよ、吉井ちゃん。