仮面チャウダー ~YAJIO CRAZY~ チャウ大附属脂身高等学校3レポート【後編】

昨日更新したあとでハッ!そういえば!アレ書いてない!コレ書いてない!などと頭を過ぎりつつも睡魔に負けたわたくしです。今日は睡魔というより脳細胞の死滅と戦っている気がします。薄れゆく記憶とマッチレースを繰り広げつつの後編、またも長い!(前編ほどではないが!)(たぶん!)

 

・ここまででとりあえずアナウンスされていた出演者は全員姿を見せていたので、つぎの先生はいったい誰なの?とドキドキしながら迎えた三限目。現れたのは松方弘樹でした。ちがいます。ぐっさんこと山口智充さんです!とうとう「コントまがい」の現場にモノホンの芸人が!!

・松方ぐっさんはまず黒板に「先生の授業をよくわかってもらうために」と3つの言葉を記します。曰く「長くなる」「やりたがる」「かかってる」。先生の授業は長くなりがちです!そして、先生は自分でやりたがります!最後の「かかってる」はいいですか、皆さん言ってみればこの現場はちょっと余技みたいなものですよね?先生は違います、先生はこれでご飯を食べてます!そういう意味の「(人生が)(生活が)(プライドが)かかってる!」(カッコ内はわたくしの勝手な付け足し)!!!

・プロの芸を次々に披露していくぐっさん。黒板消しになるぐっさん。小四になるぐっさん。車の衝突事故になるぐっさん。花火を聞かせるぐっさん。桑名正博になるぐっさん。「あの楽屋にいたらもう隅っこで縮まってますから。すんごいアウェーですやん」とぼやくぐっさん。物真似はだらだらやらなくてもいい、短い一瞬モノマネもあるんだよとレクチャーするぐっさん。その短い一瞬モノマネで西城秀樹になるぐっさん。あっという間に楽屋に帰っていくぐっさん。そして「先生わかりました、出て行ってわかりました。もうね、あっちはみんなを見たがってる!」と察するぐっさんなのであった

・レクチャーしてくれた一瞬モノマネを生徒にも振ってくださったんですが、せっちゃんの北島三郎を見て「斉藤さんは口の形がいやらしい」と評したり、総ちゃんの大友康平に「なんか棚の上のものを取ろうとしてるね」と評したり、YO-KINGせんぱいの西城秀樹に「カメラこっち!」とアドバイスしたり一言コメントも欠かさないぐっさんなのであった

・その一瞬モノマネを活かして歌ってみよう!ってことでサイコロの神に選ばれたのはせっちゃん!テーマは「女性と口説く時」で、それを西城秀樹で…もはやハードルが積み上がりすぎてワケがわからないよ!

・くどく時…うーんうーんとしばし沈思黙考してたせっちゃん、観客からいろいろ声が飛んだ中に「君の顔が好きだ!」のリクエストがあり、うん、じゃあおもいつかないんでそれをやります、とせっちゃん。あれだよね、その前のキューティーハニーといいせっちゃん割と客からの声拾うよね(逆にまったく拾わないのが民生)。

・アコギで君の顔が好きだ、なんておいしく頂いちゃいますうううう、と思ってうっとりしていたら、フレーズフレーズの合間にヒデキカンゲキの鼻にかかった「はぁん!」をぶっ込むという、うっとりと笑いのツートンカラーの縞模様の波。どうすりゃいいのさこの私

・で、これよりもちょっと前ぐらいから、民生が「サイコロで総ちゃんの目が出ない」ってことを気にしてて、次のサイコロを細工ありありで総ちゃんに当てたのだった。このいっこ前でせっちゃんの目が出た時に「総一郎が出ないな~!」って民生が言ったのきゅんきゅんしたし、次に実力行使で総ちゃんにもっていくのもきゅんきゅんした。もうこの台詞を叫ぶしかない。結婚して!(定期ポスト)

・そして総ちゃんに課された一瞬モノマネは「前川清」。ぐっさん「知ってる?」総「名前だけは」。本物を知らないままにぐっさんの一瞬の前川清だけを信じて「ブルー」を歌い上げた総ちゃんの勇気、これは讃えられるべき…!

・このあと全員で出てきて、一列に並んでチャウ大校歌斉唱のあと、いったんハケてしばらく無の時間が。うしろのひとが「この時間に熊本のライブ見せてくれへんやろか…」と言っていて、それ!と思いましたが最終的に無のままでした。いや時間的に10分もなかったと思うんですけどこの時間帯もう足腰限界で!

・しかし今思えばここでアンコールの拍手をするべきだったんだろうか…なんかみんな不思議なぐらい沈黙のまま見守ってしまったが…もしアンコールの声を待っていたんだとしたら悪いことをした…

・しかし一列に並んだらやっぱせつこ飛び抜けて背が高い。今回せっちゃん→総ちゃんの順になることが多くて、総ちゃん2回とも「マイク高い高いコント」(コント言うな)をやってくれましたけど、和哉先輩も加わったらこれを×2できるから、停学中らしいけど改心して帰ってきたらいいんじゃないか…と主に身長方面で和哉先輩を懐かしく思い出した私だ

・再登場時はこれもお約束、楽屋の舞台袖からみんなで「じゃんけん荷物持ち」。今回はなんと2回とも民生パイセンがじゃんけんで負けるという!なんかすごいな今日は!荷物持って律儀にいーち、にーい、って数えて歩く民生のかわいさを俺は何にたとえよう

・先生ぼくたち文化祭の練習がありますんで…という民生。民生の偉いところはこういう細かい設定をおろそかにしないところである

・桜井河内先生とハマ八先生もご登場であるが、生徒とのやりとりを続けるハマ八先生に対し、スタスタと持ち場についてギターを持つ桜井河内先生。ハマ八「思いのほか桜井先生が助けてくれなくておどろいている!」耳に手を当てる桜井河内、全員「それ違うキャラ!」どこのコント教室だ

・前列上手から桜井河内、センターYO-KING、総ちゃんせっちゃんの並びで、ドラムはなんと源子!そして民生はキーボード!短いスカートでドラムセットにどっかと座る源子「パンツ見えちゃう~」民生「大丈夫だ、スネアで(見えないから)大丈夫だ」

・学園ものつながりということなのでしょうか、言いたいことも言えないこんな世の中のPOISONを全員で。ハマ八先生はもちろんベース!イントロのドラムとギターソロがマジぶっとびもののかっこよさであった。源子抱いて…!と思いましたね。思いましたとも。

・次はおなじみ学園天国。ドラムがせっちゃんに交代し、交代するときせつこと源子が「ワーイ♪」って感じでハイタッチしてたのちょうかわゆすだった。せつこスカートめくっててさすがすぎた。源子はビッチだー、の声に「そんな安い女じゃないわよ!」とキメてみせる源子もさすがすぎた

・3曲目の前に民生が「次はおれらのテーマソングみたいなもんだからな。目つぶってでもできるみたいなあれだからな」と前振りしながら「えーとちょっとまってくださいよぉ…」と鍵盤を覗き込むのがコントとしてあまりにも美しい流れでございました

・3曲目は「ff」。なるほど!だからさっきのモノマネ!とここで繋がる。キーボード始まり、かつ歌い出しも民生。そしてここでも思いっきり寄せてくるあいつ!に、似てるやないか!特に「ぁあふれるぅうぅ ぅおもいぃぅおぅおぅ」あたりのかぶせ方すばらしいクオリティだったよ。兄さん、持ってるねえ!(二の腕を叩きつつ)

・そして2番で登場してくるぐっさん先生!霧吹きで自らシャワーを作りながらのご登場です!さすが「かかってる」先生ですから!本意気ですから!

・いやこれ今に至るまで結構頭を回ってるんですけど、ずーっと「あきらめはしなうぃうぃぅいうぃ~~~」って心の中で歌っちゃう自分がいやです

・最後に民生が今日の出演者をひとりひとりコールして、その民生はどうすんのかな、と思ったら真心のおふたりがさっと引き取って「おくだたみおー!」ってコールしたのすげーよかった。ああいうの阿吽の呼吸っていうのかしら

・みんなが退場したあとにモニタに再びトータスが映し出されたんだけど、最初音声が入ってなくてみんな「音がないのが正解なのかどうか」で戸惑いまくるの巻。正解じゃありませんでした。つーわけでイントロほぼ聞き逃したんだけど、歌ってくれたのは「いい女」。しかも!ひとり全役のいい女!つまり歌って、ありがとーー!つってハケて、もっかいトータスに会いたいかー!つって自分で「トータス!トータス!」のコールして、また画面の外にハケて、後ろ向きでお尻からもどってきて、「い、い、い、い、いい女~~!」の熱唱っていう。これを熊本でひとりでやってるトータス先輩の真面目さ、いや生真面目さプライスレス

・エンドロールで今日の公演のショットを見つつぼけーっとしていたら、そのあとに出てくる地球儀の絵。

「チャウ大」「ユニバーシティ」「インターナショナル」「コラーゲン」「ハイスクール」

12月20日大阪城ホール

どーん!!

キターーーーーー!!!!!

第1回目のときに和哉先輩が「これ大阪城ホールでもできるよ」と言ったことがとうとう現実に…!チャウ大なのにユニバーシティ、チャウ大学大学みたいなことになってることはさておいて、最後にものすごい爆弾投下きました。画面に映し出された出演者、ごめん最初「吉井、いる!」ってそこをまず確認した私だ(愛だろっ、愛)。

いやーしかしこれで3回目のチャウ大、ノークレームノーリターンの断り書きに戦々恐々となりつつの初登校から早2年。1回目の衝撃、2回目の定着、3回目の爆発とでも言いましょうか、回を重ねるごとに少しずつメンバー入れ替わりながらも、より「オモシロ」への構築力が高まっているのをひしひしと感じます。いいのかそれで。もちろんいい!華も実もあるミュージシャンたちの本気の遊び場、すばらしいと思います。個人的に今回の最長不倒を叩き出したのはやはり源子とYO-KINGのじょいふるではないか。もはや我々は違う次元のじょいふるを見ているのではないか、そんな気にもさせられた夜でありました。

しかし、城ホール!ぎゃーー!!!となったはいいがこれを城ホールでどうやるんだ!もう不安しかない。いやでもおれは民生学級委員を信じるけれどね…!とはいえ心配なのは今までチャウ大にかぶりもしていなかったPerfumeの皆さんとそのファンの方達にこのカラオケ&コントの夕べがどう映るかってことでしょうか…!そこは!ひとつ!ノークレーム・ノーリターンの精神でオナシャス!あと個人的なことをいえばせつことトータスが欠席ぽいのでそれが残念だし加えてうちの子(吉井)、仲良しのふたりがいなくて大丈夫かしら…っていう例のアレ。もう病気。

四の五の言うな、もはや賽は投げられた。渡るぜルビコン。超えるぜあんな山こんな山。いったいどんなイベントになるのか想像できないようなできるようなしたくないような、しかしここまで来たらワイはチャウ大と心中じゃい、そんな心意気でチケット申し込みに参戦したいと思いまっす!