THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016@長野ビッグハットに行ってきたのよ

ツアー2カ所目、通算3本目、地方公演1本目、の長野ビッグハット!行ってきました!長野県自体は吉井ちゃんの塩尻とか歌舞伎で松本とかわりと足を運んでたんだけど、長野駅に降り立ったのはひょっとしてパンチ以来…?いやそんなまさか…などなど思いながらの遠征でした。以下例によってメモ書き!曲バレしてるおー

・会場に入ったら紗幕はあるけどカウントダウンされてなかったので、「あっやっぱり(全会場定時開演のわけないよねーそりゃそうだよねーTHE YELLOW MONKEYだもんねー)」などと思った俺

・しかし開演10分前に諸注意のアナウンス、そして同時にカウントダウン開始!マジか!

・疑って悪かった、さすがTHE YELLOW MONKEY SUPERなだけある

・っていうかこれほんとに全会場定時だったらすんばらしい快挙だよ!

・そしてほんとに定時開演だった

・代々木ももちろん激熱でしたが、地方には地方なりの「待ってました感」がマグマのように渦巻いていて熱気すごかったです

・アリーナの後ろのほうだったので、あの紗幕に映る影の全景がようやくしっかり見えた!影の演出が大好物な私は大興奮

・あっ、セトリは代々木1日目と同じでした

チェルシーのいつだって私が大好きな「あなたにもあげたい」のところで下手から上手に4本?5本?のムービングライトが走るの初めて気がついた!ぜったい吉井の動きをイメージしてくれてるよねアレ!(大興奮)(2回目)

・アリーナとはいえこぢんまり感のある会場だからかかなり気温があがってて、吉井のネクタイプレイも早々に飛び出してました。ネクタイプレイっていうか…リボンタイプレイ?

・しかし告白すると私がこの日一番長くロックオンしていたのは多分ヒーセであった…

・ヒーセの いぶしが 銀すぎて(イミフ)

・オラオラ感と渋みの絶妙なブレンド…特に淡々と弾く楽曲とかで魅力爆発してた…こういうときモニタ4分割マジありがたいよね…

・「ここでも言っておかないとね…ただいま。」

・記念すべき地方初夜だぜー!とか、こういうバンドですから、下ネタもそれなりに…(会場拍手)大丈夫なの!?性にはうるさい長野県でしょ!?むっつりが多いとも聞いてるぞ!?

・吉井の偏った知識の仕入れ先は誰なんだ せっちゃんか(濡れ衣)

・A HENの「子どもは針千本」であの仕草やってくれたー!あの、左手まくって、さすさすっていう、あれ!はぁ~~ん(ため息)

・A HENのときモニタにちょっと効果がかかるの良し悪しだよな~、個人的にはこの曲全員かっこいいとこしかないからそういう効果を入れないで見たい気もするマン

・地方公演1本目にしてすでに「復活後最初の!」みたいな空気じゃなくて「ツアー3本目ですが何か」って空気になってるんだよなあ。なんなのあの当たり前感

・代々木1日目のとき、ホテル宇宙船のアウトロで吉井がやるハイキックにエマが2回だけ合わせてくれたのがあって、いいだけぎゃんぎゃん喜んだんだけど、2日目はエマすっかりあさっての方見てて合わせてくんなかったのよね(そこがまた、エマなんだけど!)。それを吉井がぶーたれたのかなんなのか、この日はちゃーんと今か今かと合わせてくれていた。あっはっは。

・でもエマのきまぐれで合わせたり合わせなかったりってのもかわいくて良いよね

・ホテル宇宙船で「かのうかのう!かのうしまい!」言うの気に入ってるんだね吉井ちゃん…w

・空の青のアウトロの時の吉井、いつもみたいにマイクスタンドに身を預けたりとかしないで、ずーーっと1点を見つめてた。かなり長いアウトロだけど、ほんとに視線がまったく動かない。モニタではアップでその顔が抜かれてて、なんともいえない表情をしてた。わかりやすい感傷でもないし、わかりやすい決意でもないし、なんていうか…人間の顔だったなあ。これだけの観客の視線を浴びて、音を引き受けて、ああやってそれを受け止める強さってすごい。この日一番印象に残ったシーンかもしれない。

・ALRIGHTの前の逆回し、あそこで出る言葉が代々木1日目、2日目と違ったのでもしや全日違うのか?と注目していたら!違いました!

・長野1日目は「熱く燃えていますか?」だった!

・私が行けない日の分もコンプリしたいので皆さん積極的についったとかで呟いてください!探しに行きます(笑)

・ALRIGHTの「ひとつに集めて」はできれば観客に託したい感じがするんだけど、吉井ちゃんまだちょっと様子見してるよね!さいたまとかではもうこっちに投げてくるような気もしてるんだけどもー

・SPARKからの見てないようで見てるは多分あとひと声!っていうか、あっもうすこしいける…!って感じがまだある。この2曲のポテンシャルこんなもんじゃないでしょっていうか。最終的に見てるこっちが這々の体になるぐらい踊らせてくれるはずだ!っていう

・例によって全部盛りのSUCK、本日も順調に尺を取っております!(満面の笑み)

・今日は吉井がエマのレスポールのトグルスイッチ(調べた)のカバー?をはむっとくわえたのが面白かったです。何がってエマの顔が最高に面白かったです。ちょwwwおまwwwなにやってんのwwwみたいな。しかも吉井がそのあと「ちゃんと見えた?大きい会場でも細かいことやっていかないとね!」とかどや顔でのたまっててウケました

・アニーのメンバー紹介のときに「この人じゃないとTHE YELLOW MONKEYのグルーヴじゃない!」って言ったのがなんかめっちゃ嬉しかった私だ

・エマは「THE YELLOW MONKEY叶姉妹」って言われてたけどお気に召さず、最終的に「THE YELLOW MONKEYの官能小説」「ひとりで歩くラブホテル街」とか言われてましたね

・そういえばパンチのときラブショーでエマの肩を抱きながら「知らないホテルに行こう」つって歌ったんじゃなかったかなー(突然の回顧録禁止)

・ヒーセのとき、ひさびさ!「私の叔父にあたります」が飛び出した!わあ!思わず「久しぶりに聞いた!」って口走ったら後ろの人もまったく同じこと言ってて笑った

・でもって「おれは北区でおまえ足立区…」とか節つけててけとう歌詞で歌ってたら面白くなってきちゃったらしく「エレカシみたいだったな!」「く~だらねえと~、つ~ぶやいて~」と「今宵の月のように」を一節歌ったのでびっくりした!

・なんなの?ROOTS66で共演して親しみ感じちゃった?うれしいけども!

・ヒーセのソロの間もなんかいろいろぶっこんでたよー

・鶴ちゃん、先代三国よしたかよしたか、よしたかちゃ~ん(白目つき)になぞらえて、「つるたかちゃ~ん!(白目つき)」と呼ぶことにしたそうです

・ASIANは「あかつきにー!」でうおーー!!、電飾でうおおおおーー!!!、特効でうおおおおおおおおお!!!!!!!って感じにぶちあがっていくのがいいよね!

・そうだ!ASIANの最初のコーラス、ヒーセ側でエマとヒーセがマイクシェアしてたんだよ…めっちゃいい光景じゃった…

・ROMANTISTでね、終わらないためにキミのために、って歌ったの、うひゃあ!って喜んでしまった。もはや、「キミ」の方で刷り込まれすぎとる!

ブリリアントの「爪で 皮膚で 指で 手のひらで」のとこ、モニタに腰掛けて当て振り吉井ちゃん炸裂だったんだけど、最初の爪、皮膚、指の差別化が極めて難しく難航していたことをここにご報告しておきます。端的に言うとずっと指をこすり合わせている人になっていた(厳しい!お前の見方は厳しい!)

・あとつけ加えるならば「腕で」で自分の肩をトントンしてしまったため、次の「肩で」でまた同じ振りになり、若干のラジオ体操みがあったとか言わないよ絶対

・(肩で、はクロスして自分の肩を抱きしめればいいんだよ吉井ちゃんとか言わないよ絶対)

・ラスト前の犬小屋。あのさ、ほんとこれ毎回同じこと言いかねない気が私の中でしてるんだけど、ほんと犬小屋の格好良さって特別だよね。ほんっとに、この4人じゃないと絶対にこうはならない、って格好良さの濃縮還元だと思う。「私の哀れな背中を見て」のときの吉井の顔、顔ったら、かっこよすぎて首がかゆくなったわ!もう!

・JAMのあとだったかなー?吉井ちゃん、モニタに向かってウインク決めてた。でもって終演後誰よりも縦横無尽にステージを歩き回り他のメンバーと絡むアニー。おお、アニー、アニーよ、ほんとにほんとにたのしそう!でもって最後にマイク通して〆たのもやっぱりアニーだったよ!ユー!味を占めたな!!

この日も「もうTHE YELLOW MONKEYは解散しない」って吉井は言ってて、まあでもそれを「わーーーっ!」って諸手挙げて受け止めてきれない自分がいるわけですけども(信用していないとかじゃなくて、なんつーんだ、そういう言葉に対して一種の恐怖感があるって感じです)、でも吉井が「国宝級なんて冗談で言ってるけど、でも君たちの中で俺たちが国宝になればいいよ」とか、「俺たちはTHE YELLOW MONKEYの楽曲を演奏する人、君たちはTHE YELLOW MONKEYの楽曲を感じる人」とか、かつて名言製造機の片鱗もほの見えたりして、そういうのは掛け値なしに嬉しかったな。ちょっと不遜とも思えるような(注意してそうならないように気を配ってるところが見えるのが、歳月といえば歳月!)吉井ちゃんの発言が大好きなのよね、わたし。

長野2日目は残念ながら不参加で、どーしても1日目しか行けないけど、どーしても行きたかったのは、長野ビッグハットがやっぱり思い出の場所だったからです。98年の11月。まだ周りになんもなかったよなとか、そういうこと覚えてるんだけど、でも会場に入ったら思ったよりも小さくて、私どの辺で見てたんだっけとか思いにふけったりしていました。

こうしてひとつ、またひとつ、目詰まりを起こしていた思い出を指通りよくしてゆくんだなあ。それにさびしさがないとは言わないのだけど、でもその思い出を新しい「SUPER」で上書きできることがどれだけめぐまれた、ほとんど僥倖と言っていいことなんだってことは重々わかっているつもり。

THE YELLOW MONKEYが1998年も、2016年も、飛び切りかっこいいってことが私の幸せ。それを実感した長野でした。

次は、広島じゃい!