バンド編です。曲を選べなさすぎてひとりで悶絶した件。最初の趣旨を見失って単に自分の好きなライブ映像集になりかかってる件。すまんことをした。今も反省していない。
1.LOVERS ON BACKSTREET La.mamaロンドンブーツナイト 90/12/28
イエローモンキーのお誕生日からちょうど1年経ったLa.mamaでのイベント。このイベントの模様は後にENGINEレーベルからビデオとして発売されて、SLEEPLESSのほうはCLIPBOXの特典映像にちらっと使われてますね。その日のLOVERS。いやだって、そりゃLOVERS入れないでどうするんだっていう。
2.FOXY BLUE LOVE PLAY DON’T WORRY ボインでぶっとばせ!新宿日清パワーステーション93/1/26
この日のZOOPHILIAはDVDBOXの特典discに収録されてますね。既発のビデオをDVDで出し直すとき、それぞれの特典映像を吉井がチョイスしたらしいのですがこれは「デビューの頃じゃましなほう」とか、パンフで語っていたような。それでなんでFOXYかっていうと単に私が好きだからです。それにしてもこの日のライブ、エマはお前はどこのニット界の貴公子だって有様だしアニーはフリルシャツだし、吉井は黒サテンのスーツだしヒーセは豹柄だし、も、まったく統一感なし。そこがいいよねー♪
3.ROMANTIST TASTE アポロシアター 93/5/25
LIVEyの公開録画。ライブ帝国に収録されている、吉井自転車スーツのアレである。君のスカートの模様部屋の壁紙にしようとは奥田民生「マシマロ」の名フレーズだが君のスーツの模様それカーテンだろ!?といわんばかりの驚きの着こなし。もっと驚くのはそれがだんだんかっこよく見えてくるところである。特に後半このROMANTISTあたりではネクタイも外しメイクもいい感じに崩れて絶品。
4.MORALITY SLAVE 追憶の銀幕 日本青年館 93/6/19
初ホールワンマン。ビデオにもなっているオープニングです。いやこれどうしても入れておきたいよ、あれは最初見たとき目が点になりました。メカラ7のオープニングで再現してますが、やっぱり生乳には勝てないよね!(力強く)
5.4000粒の恋の唄 つわものどもの熱帯夜 日比谷野外音楽堂 94/7/17
これもDVDBOXの特典に入ってますね。「これでもうみなさんにお会いすることもないでしょうけど、」と言って姿を消したマリーさん。ファンになった当初はこの日のライブに憧れまくりましたね、その話を聞いて。ぶっちゃけ私は単品DVDも全部持っているのですが、BOXを買ったのはこの1曲のためと言っても過言ではない。いや、買って良かったですけどね、めっちゃ活用してますから(笑)
6.MERRY X’MAS jaguar hard pain FINAL 中野サンプラザ 94/12/27
ジャガーファイナルのサンプラザ。ラストのこの曲を吉井和哉はマリーさんの黒いドレスを抱いて歌ったとのこと。ひえー!超見てえよ。そしてそのあとに武道館公演決定のアナウンス。そのときの観客の歓声を袖に聴きに行くメンバーも含めて収録していただきたい。
7.OH!GOLDEN BOYS Cherry Blossom Revolution 日本武道館 95/4/11
その初武道館で「今までやらなかった曲がある」といって初披露されたこの曲。だめ、自分、こういうシュチュエーションだめなんです、燃えるんです。なんという格好良さか!しびれるぜアニキ!
8.シルクスカーフに帽子のマダム 富士急コニファーフォレスト 95/8/15
これはおセンチ日記を読んだときから憧れだったし、私の友人でほんとにデビュー前から彼らを見ていたファンの子なんだけど、smileでブチギレて過去の会報もCDも何もかも捨てたという激しいひとがいるんですが、その子がこの富士急コニファーのシルクで号泣した、という話にもすごく影響されてます。
9.“I” LIVE DI;GA 渋谷公会堂 95/12/31
ライブ帝国に収録されています。いやこの”I”はほんとヤバイ。”I”のパフォーマンスは他にも好きなものがたくさんありますけど、やっぱりこのエロさは特筆すべきものがあります。吉井和哉、それはエロ吸引力を失わないただひとりのロックスター。もう吉井ダイソン和哉とか改名しちゃったらどうなのか。
10.JAM FOR SEASON 日本武道館 96/1/12
JAM初披露。TRUE MINDのビデオでオープニングを飾っているROMANTISTと同じ日ですね。この日のライブ、ほんとに超すきで。考えてみればこの日のライブはデビュー曲で始まり最新作で終わっているのだよな。JAMはあの例のMステに出たときのものも捨てがたいのですが、やっぱり間奏がフルじゃないしなあってことで、記念すべき初披露を。
11.SLEEPLESS IMAGINATION メカラウロコ7 日本武道館 96/12/28
メカラ完全版への思いよとどけ!ということでこの曲をチョイス。いや実際、SLEEPLESSは初期の頃からよく演奏されていたのに(吉井も『アッパー系必殺の一撃』と言っている)、なぜこんなにも発売されている映像が少ないのかと問いつめたい。小一時間問いつめたい。最高潮に脂の乗ったこの時期のこの必殺の一撃、隅から隅までTHE YELLOW MONKEYの格好良さで埋め尽くされていると言っても過言ではない。
12.天国旅行 FRF’97 富士天神山スキー場 97/7/26
え、何もこれを選ばなくても。そんな声が聞こえてくるとかこないとかって感じですが、やはりエポックな出来事であるのは間違いなく、だとしたらあえてこの天国旅行を選びたいところ。嵐の中の天国旅行、ある意味曲のシュチュエーションにこれほどずっぱまりなものもないだろうっていう。
13.BURN 紫の炎 西武球場 97/9/7
球場ツアー。RED TAPEに入ってるのは西宮メインなのかな。BURNはこのツアーのテーマソング的なものでもあったと思うし、セットや照明、特効もすごかった。吉井が自伝でメカラ7と並んで達成感があった、と語っていたのも印象的。
14.ROCK STAR PUNCH DRUNKARDTOUR98/99
うーんと、これはですね。イエローモンキーが解散するときに、WOWOWでTHE YELLOW MONKEY LIVE LEGACYって番組をやってくれたんですよ。それで、過去のいろんなライブ映像をチョイスしてくれてたんだけど、その中でこのROCK STARをですね、PUNCH DRUNKARDのアリーナツアー各地の映像で編集したものがあるんです。これがもう、ほんとに見事で。いつでも、どんなときでもちゃんと私たちを楽しくさせてくれたこのROCK STARという曲を、見事に表現しているというか。WOWOWってほんとに愛情もって番組を作ってくれていたんだなあと思います。
15.SO YOUNG メカラウロコ9 日本武道館 98/12/28
そーやん初披露。こってりした選曲のライブのあと、マリーさんという想像の斜め上をいく展開があり、さらにその後の新曲初披露で、もうこちとら感情のジェットコースターや!どころじゃないっていう。正直キャパ越えてますよみたいな。なんかもういろいろあって、会場も皆ただ聴き入るのみって感じだった。
16.離れるな PUNCH DRUNKARD 横浜アリーナ 99/3/9
ツアーがあって、遠征していっぱい見て、そうするとどうしても「その日のレア」みたいなものにだんだん神経って集中してきますよね。毎日、絶対聴ける曲を軽んじてしまうわけではないけれど、口の端にはのぼらないつーか。でもこのファイナル1日前、3/9に、もう今日と明日の分しか力は残っていないと言って演奏された離れるなは、もう何十回と聴いていたのに、本当に胸に刺さるような力があった。
17.THIS IS FOR YOU We are Petticoat Laner de 公演 日本武道館 99/12/29
うははは、これはですね、この頃THIS ISって最後のコーラスをエマに歌わせるってのが結構何度か続いていたんですけど、この日例によって吉井に寄り添って最後のコーラスを歌ったエマがですね、そのあと吉井のほっぺにちゅーしたんですよ。それはもう、腐った女子はより一層、腐っていない女子もそれなりにというぐらい、一瞬で会場をある種発酵させた最終兵器エマ!みたいな感じでした。恐ろしい子!(笑)
18.ネバーギブアップ RIJF’00 ひたちなか海浜公園 00/8/13
またしても雨のフェス。これ、「プライマル。」のカップリングですけど、たしかやってるはずなんですよひたちなかで。MTVって仮タイトルだったけど、ネバーギブアップのはずなんですよ。ということでこれ(とこの前の石川POPHILL)だけでしかやってないんで、ぜひ見たいっつー。
19.WELCOME TO MY DOGHOUSE メカラウロコ8 東京ドーム 01/1/8
バンドの始まりの1曲であり、終わりの1曲。メカラ8から何か選ぶとしたらやっぱりこれしか選べないっていうか・・・これを選びたいというか。最後の曲がこれでよかった、本当にそう思います。やっぱりWelcomeはすごいし、圧倒的な温度を持ってる。
20.悲しきASIANBOY FIX THE SICKS 横浜アリーナ 97/05/12
最後をASIANにするのはもうまったくもって私の趣味なのであり、ここだけ時系列が前後してますが、民生も最後時系列無視してCUSTOM入れてるから(笑)ASIANはそりゃ武道館だろって気もしますけど、この横アリのASIANはイエッサーのあとのどかーん!という特効が拝めるし、なによりWe are №1 Rock’n roll band,THE YELLOW MONKEYって言ってくれてるからさ!
・・・なんか最初の民生のDVD見たときの趣旨を完全に見失っている気もしつつ、しかしイエローモンキーはほんとにライブ映像に恵まれてるな!と思う。それは吉井もそうだけど。中継もされなきゃ発売もされないってアーティストもたくさんいる中で、いっちゃなんだけどセールスと比較したらほんとに多い方じゃないだろうか。それはもちろん彼らのライヴパフォーマンスを求めるひとがそれだけ多いということでもあるけれど、ありがたい話です。
そしてありがたいといえばもう
TVK、そして
WOWOW。
TVKはほんとにイエローモンキーのお母さんだったな!そして
WOWOWの中継テクは素晴らしいの一語だな!
しかしあれだ、ひとは好きになるから見るのではない、見るから好きになるのだって誰の言葉でしたっけか、でもそれはほんとに真実ですね。なんかもー、おれ縁側でこぶ茶すするようなおばあになっても同じことを延々言ってそうです。