被害妄想の僕の歌

正直最初に「ROMANTIST TASTE 2012」リリース!とか聞いた時には

2012ってwwwwww

と盛大に草を生やした私であったのですが、フラゲして、DVDレコーダにほうりこんで再生してて、まあ2012のほうは特にこれという感想もないのですが、あのボーナストラック。

あれやばい。

まず熱帯夜のあのイントロからしてやられ、ああくっそーかっけえなと悶えまくり、そしてもう映像つきで何度も何度も聞いたはずのJAMを、おそらく初めて音だけで聞いて、初めてあの曲を聴いた時と同じようにしてやられてるってどういうマジックなんだろう。

素敵なものがほしいけどあんまり売ってないから 好きな歌を歌う。

そこからはもうどんどん自分の感情がMAXになる一方で、トドメはFATHERの吉井のユアラーーーーイブという叫びだった。DVDで見てるのに、あの声をバックにツアートラックが走る姿が目に焼きついているのに、回る吉井をテープが擦り切れるほど見たのに、なんであんなに俺は泣いた。泣いたよ、もう。

こんな風にまた新たな気持ちで出会えるってなんて幸せなことなんでしょうね。

そして!PCを修理に出しているためリアルタイムで見られなかった2012のリリースパーティも今さっき見ました!盛りだくさんじゃったね…!ほんとコメントでもいっぱい流れてたけど、愛されてたなあ、みんな愛してるんだなあって、隅々までそういうものでつまった空間じゃったよね。

ゲストとして長いお付き合いの中村貴子さんと我らが(すいませんすいません)山本浩市さん、そしてかつて「バトンは受け取りました」と言ってくれ、多くの人がそうでない時代からこのバンドへのリスペクトを表明してくださっていた中田裕二さんのお三方のトーク、めっちゃ楽しかった!つーか首がとれそうなほど頷きまくり、ひざを打ちまくり。見ながらちょびっとメモしたこととか並べておきますね。

・「裏方ですいません」と照れるコーイチかわいいよコーイチ

・収録編集すべてコーイチ!まじか!ありがとう!

・コーイチの新作が見られる幸せ…!(違)

・中田くん「ぼくの話は今日はいいですから(キリッ」

・中田くんわざわざザをつけて言い直す律儀さ推せる

・中田くん推薦の1曲目「THIS IS FOR YOU」!「空気読めてますか僕!」

・THIS ISは本当に名曲だよに…

・私にとってエマと吉井の曲といえばSUCKじゃなくてTHIS ISだよ

・キラキラの少年(だった)ふたりの愛の歌だよ

・「ちょっと退廃的でどことなくセンチメンタル」ほんとだよね中田くん!

・昨日もメンバーお揃いで久しぶりに4人に会ったコーイチ「相変わらずキャッキャしてました」www

・中田くん2曲目「審美眼ブギ」大歓声!「読めてますボク?」読めてる読めてる!

・「審美眼ブギを武道館で歌っている吉井さんのあの勝利感!」「ロックバンドとして正しい姿ですよね」

・180本のテープを見たコーイチ…!ありがとう!ありがとう!

・そのボーナスディスクを先に見ている中田くんの嬉しそうな顔ったら!

・「メンバーの皆さんも見て頂いて文句も出なかったので」コーイチ編集に文句なんか言わせるかい!(お前誰だ)

・「イエローモンキーは周りのスタッフもすばらしい」ホントだね中田くん

食べログで3.5ポイント以上のお店を探す中田くんww

・中田くん3曲目「赤裸々GO!GO!GO!」大歓声に「ファンとしてうれしいです!」

・「赤裸々は吉井さんの途中のキックもいい」そうそうそう~~~!コーイチまじ愛してる

・「フルで見れなかった曲も聴けて…嬉しいです」ほんとに愛があるよ中田くん

・「赤い照明が似合いますよね!」そうなの~、そうなの~~~!!!

・「イエローモンキーはボクにとって夢であり青春であったなと」中田くん熱い!

中田くんのビデオテープを擦り切れるほど見た、っていう言葉が嬉しいし、それを作った人が隣にいるっていうこの感じ、なんなのほんと!あ~~もう、こんなに山本さんがフューチャーされて私は嬉しい。

PVも、エイキーが編集する以上それなりなものになるだろうって思ってたけど、ほんとみんなの愛と情熱と真心がつまっていてよかった。栄樹はレッドテープ丸裸の編集をやっているのね!TRUE MINDはコーイチでRED TAPEがエイキー!やーんもうわかってる!

そして、メンバー誰か来るのかなーつって思ってたけどほんとに、ほんとに、ヒーセほんとにあいしてるよ。そしてテレ半分のえまたんもどんな優しさライセンスなのかと。ありがとうありがとう、ほんとありがとう。

最後のさー、パンチのASIANの音に合わせてみんながTHE!YELLOW!MINKEY!ってさけぶやつ、あれ見た瞬間にぶわってきて、なんかもうネットカフェのブースの床で天井を見上げた私だよ。

途中でNAKEDの映像の中から熱帯夜とROCK STARが流れて、その前のFOUR SEASONSのあの最後のポーズのあと吉井がくるっと後ろを向くのがめちゃくちゃ新鮮で、そんで初めてみるこの2曲。

2000年の11月に、休止の一報が入って、残業中にそのニュースを友達からのメールで知って、その場でPCの電源落として更衣室に走っていって、会社のロッカー殴ってへこませた日のわたしに、おまえ、あと12年経ったらね、あんなにしぬほど繰り返し見たTRUE MINDのライブの、おまえが見たことのない映像を見られるんだよ、だからそんなに泣きなさんなって、教えてあげたい。

リリースが続々発表になって、正直戸惑うところもあるけれど、でもやっぱり私はこのバンドが、好きなんだなあって何かにふれるたびに思う。そしてそう思い続けることができるって、ほんとうになんて幸せなことなんだろうね。