THE YELLOW MONKEYライヴ映像収録数総選挙

30周年ドームツアー記念ボックスも本日2021年3月10日無事発売!めでたいめでたい。とりあえず昨日フラゲして部屋に鎮座させておりますが、ブルーレイボックスの圧倒的な存在感に物理的にしてやられております。

さて!以前Live Loudの発売の時に「もっともライヴ音源として収録された回数が多い曲」選手権みたいなのをやったんですが、それがあまりにも王道すぎる結果になったため、ついでに(いやついでとかいう作業量じゃねーし)「販売された円盤のうちもっともライヴ映像として収録された回数が多い曲」を数えだすという荒行に出てしまいました。荒行とか言ってますけど基本こういうことが大好きなんでウキウキやってるうちにあっという間に終わりました。これはこれで王道の結果なんですけれど、とはいえ人に、いやちがったバンドに歴史ありという結果にはなっており、30周年円盤の発売おめでとう企画として披露しちゃいます!

集計対象盤

  • LIVE DVD BOX(黒箱)
  • メカラウロコBOX 
  • TRUE MIND NAKED FOR SEASON
  • TRUE MIND NAKED 野性の証明
  • RED TAPE NAKED FIX THE SICKS
  • RED TAPE NAKED 紫の炎
  • ライブ帝国
  • パンドラ ※初回限定盤disc2
  • イエモン-FAN'S BEST SELECTION- ※Disc2
  • THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016
  • 砂の塔 ※初回生産限定盤DVD
  • オトトキ ※FC限定盤スペシャルディスク
  • THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017
  • 9999 ※初回生産限定盤DVD
  • 30th Anniversary『9999+1』GRATEFUL SPOONFUL EDITION ※Disc2
  • 30th Anniversary THE YELLOW MONKEY SUPER DOME TOUR BOX

 以上、基本的に公式サイトのDISCOGRAPHYに掲載されているものをカウントしました。唯一掲載されていないのは「ライブ帝国」ですがこれは私が大好きなので入れました。いいじゃん!マイルールでやりますよそりゃ!あとメカラウロコ7は黒箱ではカウントせず、メカラBOXの方でカウントしました。黒箱のTRUE MINDとRED TAPEはそれぞれNAKEDで網羅されてはいるんですがいちいち除外するの面倒なのでここは両方集計されてます(マイルールその2)。パンドラ、オトトキに関しては映画中に演奏されている楽曲もありますがこれはカウントせず、特典Discとして収録がクレジットされている楽曲だけを集計しています。ライブ映像、なのでMVはカウント外。「イエモン」のテレビ番組出演ぶんはどうしようか迷いましたが、同じディスクで貴重な野外フェスのライブ映像などもあるので、楽曲としてクレジットされているものは全部集計しています。 

そんなこんなでマイルールを発動させまくった結果こうなりました。THE YELLOW MONKEYライヴ映像収録数総選挙、ベスト10はこれだ!

 

同率7位 「BURN」「ROMANTIST TASTE」「楽園」「天国旅行」 10票

BURNと楽園が入るのは納得以外のなにものでもないんですが、ファーストシングルであるROMANTISTがここに食い込むのが面白い。最初の円盤である追憶の銀幕から最新ドームツアーBOXまで、まんべんなく収録機会があるのもさすが。「天国旅行」はNAKEDで荒稼ぎしているのもあるし、エポックなシーンで披露され、それゆえに必ず形に残るという愛され楽曲の面目躍如ですね。

 

6位 「SPARK」 11票

実は解散前よりも再集結後の収録率が高いのがSPARK。バラ色やSUCKやASIANと並んで再集結後の出現率がこの地位に押し上げました。やればかならず盛り上がる、シングル曲のなかでも鉄板の仕事師、さすがの貫禄。

 

5位 「バラ色の日々」 12票

これはもう圧倒的に再集結後の地位がこの票数に現れているといってよく、むしろ再集結後にリリースされた円盤には全部入っているのではないかというほど、この曲が出てこないライブはないし、いわゆるライブの「肝」として機能している場面ばかり。なにしろFCの名称もここから出ているのだから、まさに今のTHE YELLOW MONKEYにおいてファンとバンドを繋ぐ象徴のような楽曲。面白いのは、リリースされた当初からそうした意味合いがあったわけではなくて、不在の間の時間がこの曲を育てたというところ。ドームツアーBOXの東京ドームの映像で響くこの楽曲のシンガロングは、この瞬間のためにこの曲は生まれたのではないかと思わせるほどです。

 

4位 「ROCK STAR」 13票

ありがとうございます。ありがとうございます!!!(大声)言うてもシングルリリースされた楽曲が強さを発揮するこのランキングで、並み居る強豪を抑えてここに食い込むROCK STAR、ハンパじゃないぜ(ROCK STARガチ勢)。いつ、どの時代においてもまんべんなく強い。華々しいオープニングや、アンコールや、本編ラストや、そういったところに位置することはほとんどなく、常に縁の下の力持ちいった風情で、それでも打席に立てば必ずヒットを打つようなこの楽曲を、私は心底、愛してやみません!!!!

 

同率2位 「JAM」「SUCK OF LIFE」 15票

納得の同率2位ですが、ある意味もっとも人口に膾炙した「JAM」という代表曲と、蟻地獄にハマった人たちにとって「いや代表曲って…これでしょ?」なSUCKが並ぶのが面白いじゃないですか。ライヴにおいて登場する場面も実のところまったく色合いが違いますもんね。JAMはやはりエポックな場面に来ることが多く、ラストを飾る場面が少なからずあるのもこの曲が積んでいるエンジンがやっぱり巨大だということを現していると思います。JAMのあとにやれる曲ってそうそうない。SUCKはSUCKでファンにとっては「祭り、絶好調!」のなかで投下されるのが常であって、絡みのあるなし、メンバーソロのあるなし、メンバー紹介のあるなしなどその時々でパターンが違うのも見どころで、かつこれらすべての「全部盛り」にした場合1曲で30分近い尺を取るというわがままボディ。その尺にもかかわらずこの位置に食い込むのだから、わがままなだけでなく愛されボディでもありますね!

 

1位 「悲しきASIAN BOY」 21票

強い!!!!2位以下を大きく引き離し、圧巻の1位です。そんな気はしてた。もちろんそんな気はしてた。以前ブログでTHE YELLOW MONKEY全曲紹介という企画をやったとき、その当時(2006年)発売されていたすべての映像を確認しつつ書くということをやっていましたが(ひまじんめ)、その時からASIANの強さ、限りなしでした。バンドを長くやっていれば、こうした「お約束」の楽曲を回避したり、ファンも「また?」みたいな雰囲気になることも少なからずあると思いますが、THE YELLOW MONKEYはライヴにおけるこうしたお約束を無駄に遠ざけることをぜったいにしないし、ファンもASIANを「また?」とか言ったりしない。いや言ってる人もいるのかな。言ってる人がいたとしてもバンドにはそれを意に介さないでほしいなと思います。解散前においてもあの電飾と特効とワイパーはお約束で、それが時を経ても同じように電飾、特効、ワイパー、そして紙吹雪も添えて、いつまでもTHE SONG OF THE YELLOW MONKEYとして君臨し続けてくれていること、こんなに嬉しいことはありません。血のにじむような遊びはこれから、永遠にライヴでこの楽曲と共にTHE YELLOW MONKEYの名を呼び続けられますように!

 

というわけで、めでたきリリース日に花を…添えられているかどうかわかりませんが、正直これカウントしているときむちゃくちゃ幸せだったので、はーあ私は本当にTHE YELLOW MONKEYが大好きだな!!!!と思いましたマル。あとせっかく集計したのにベスト10だけじゃもったいないので今後もこれをいろいろネタにしたいとおもってます!