WINNERを普通にipodやitunesで聴く分にはまったく気にならないのだけど、歌詞カードを見るとどうしても気になってしまうのがここんとこ。
取られたって奪ったって戻したって怪我したって
治してやりなおせばいいさ
ダメもとでもほらシュートこの3行はまあ間違いなくタイアップを意識して書かれていて、取られた奪った戻したという語句もそうだし、そんで「ほらシュート」というわかりやすさに落ち着くわけだけれども、うーん、なんともいえない「地に足ついてない感」がどうしてもしてしまう。ダメもとっていう言葉のチョイスもなあ。
まあだからどうなんだ重箱の隅つつくなよ、過去にだってタイアップ意識の曲ないわけじゃねえだろそれはいいのかよって話であって、こんな普通のサービス精神にまでも目くじらを立てるヲタというのは本当にどうかと自分でも思う。
聴いている分には気にならないというのは、ここの部分、歌詞を文字で意識しないとそう歌ってる、とは思えないトーンで流れていくからだと思う。ほらシュートといいながらいい意味で力が抜けていく感じ。
大抵、カップリングの方が好きになるんだけどこれは曲としてはWINNERの方が好きだったりするし、なにより「どうか乗り越えられますように」というささやかでかつ切実な祈り、というようなものを掬ってみせるところは吉井和哉ならではだなあと思います。
思うだけに、もしタイアップじゃなかったら、どんな詞をここに入れたのかなって気になってみたりね。←しつこい(笑)