SECOND CRY

3rdアルバム「jaguar hard pain」収録。

JAGUAR HARD PAIN JAGUAR HARD PAIN

吉井曰く、「ジャガーになる曲」だそうです。 途中、2ndアルバムのラストを飾った「シルクスカーフに帽子のマダム」の歌いだし、「ジャガーはライフルで」という言葉が差し挟まれているあたりも、憎いばかりの演出(3分25秒あたりです)。

DVDではjaguar hard painとメカラ7、spring tourに入っていて、ちょうど年代も94年、96年、2000年と別れているのだが、6年の歳月を経たjaguar hard painとspring tourにちょっと似通った感じを受けるのが面白いところ。

どういうところかというと、どちらも「必死」な感じがあるんですよね。 必死さのベクトルは違うとはいえ、どちらの吉井にも余裕というのは感じられない。 余裕が最も感じられるのはいうまでもなくメカラ7で、この曲がジャガーへの入り口だとしたら、それを自在に操っている吉井和哉を見ることが出来ます。 年代を超えて共通しているのは、この曲の照明は赤、ということでしょうか。

ちなみに私はこのSECOND CRYの下にあげる歌詞が大好きなんですが、jaguar hard painとspring tourでは「すべて」と「薬」の順序が逆で歌ってるんですけど、単に吉井の間違いなのかしら。 魂→薬→全て、じゃ普通じゃないか!逆だからいいんじゃないか!と思うんですけども。

お前に魂を売ってやる お前に全てを売ってやる お前に薬を射ってやる 堕落を鎮めるrock’n roll