あえて苦言

これだけの出演者、なのに破格のチケット代。飲食ブースもそれなりに揃っていたしトイレもタイミングをはかれば並ばず行けて、紙の補充もこまめでよかったし、皆結構最後ゴミをちゃんと拾って帰っていたのでひどい有様になることもなく、本当に運営面ではがんばってたなと思います、思いますが。

今回のスタンディングエリアは問題だった。まず狭すぎる!私達は入場順が早かったので、PAテントのほぼ真横にシートを敷くことが出来たのですが、普通あの場所なんてぜんぜんスタンディングエリアだろ、と思います。スタンディングエリアが狭いにも関わらず、あとから入場した人たちが「荷物を持ったまま」(ここポイント)スタンディングゾーンにどんどんなだれ込む。中にはシートを敷いて座っているひとも。係員に「シートを畳め」と言われていたけれどもそれでも荷物はどかさない。ただでさえ狭いところに荷物を持ったひとたちがなだれ込む→とうぜんパンク。パンクした人が通路に溢れだし、真心開始時刻にはPAテント前と横の通路はオーディエンスでぎっしりという異様な光景。シートゾーンももうシートゾーンじゃないのな、皆立ち上がらざるを得ないのな。通路から溢れたひとが他人のシートにあがりこんでくるし、もうほんと無法地帯でしたよ。

通路については、あとから入り口で規制をかけたりして整理されるようになってはきていましたが、スタンディングエリアはもう。私は結局吉井の時にだけ前方に出ましたが、足下に荷物、でかいリュック、クーラーボックス(!)を持ち込んでいる人間の割合がハンパない。ひどいやつは地べたに焼きそば(食べてない)を並べてるし。どうだそれ。後ろで食えよ!

RIJFRSRでは本当に「前のアーティストが終わったら退く」というのがもう徹底されていたし、一部の場所取りはあってもそんなのスタンディング最前方だったのが、もうエリア内に一旦入ったら最後どきません、といった感じの空気に唖然、でした。

ちなみに「荷物どけてもらえませんか」とお願いしたところ無視されたので同じように「なんで荷物持ち込んでるのー」という会話をしていた隣の子たちと意気投合してしまったというオマケまでつきました。

後ろは後ろで、前は前ですきなタイミングで楽しめる、というのがフェスの醍醐味でもあるわけで、うしろでずっとお目当てのアーティストを待っていていざ出ていこうとしたらスタンディングエリアに「入ること」どころか「近づくことすらできない」というのは私だったらものすごいストレスだっろうと思いますよ。

大きい荷物は後ろ、スタンディングでは身軽に。みんなが近づけるように楽しめるようにしたらええやん。気持ちよくアーティストのアクトを楽しめただけに、それだけが残念でした。