ロックジェット VOL.27

画像が出ない!ショック(ちなみにボウイだ)。 今号のエマさんの連載がなかなか面白いよと小耳に挟みすわ立ち読みせん(立ち読みかよ!)と勇んで本屋をめぐったはいいもののビタイチ見つけることが出来なかったの静岡で。しょうがないので週末東京行くからその時読もう、と思って先日とりあえず劇場に一番近い紀伊国屋書店に行ったのだが置いてなかった。おいおい、でもまあタワーに行けばあるでしょさすがに、とまっすぐ南口方向に歩いてタワーまで行ったのだがなかった。誰だ!タワーなら絶対あると言ってたのは!

この世で私が何にイライラするってチケットが取れないこととあるはずの本が見つけられないことであるからして、いやこれもう見つけるまでありとあらゆる本屋虱潰しに当たらないと気が済まない、と思ったのだがいかんせん私は本を探しに来たのではなくて芝居を観に来ているのだった。開演まであと45分。今はとりあえずアプル方向に引き返して明日渋谷のタワーでも行けばいいじゃないか、と私の中の常識人が言うのだが、血が昇った頭は「いやもう一軒探せる」と常識回答を受け付けやしない。とりあえずサザンの紀伊国屋だわ!と思って向かってる途中で高島屋の8階にHMVがあることに気がついた。どうする俺。新宿本店になかったものが南口にある可能性とHMVの書籍コーナーとどっちが可能性高いの!?どうするのよお! ライフカード、続く!

 続いた!(しょーもないことはやめれ) でどうしたかというと私はHMVを選択し、ホワイトデーのプレゼントの会計を済ませるためにとぐろを巻いてレジに並ぶ善男善女を横目に見ながら12階へダッシュ。時間がないのでとにかく聞く、「すいません!ロックジェットっていう雑誌置いてますか?」 「あのー、お客様の前に置いてございます」 レジ前に陳列してたよHMV。 やるなHMV。 表紙がジャケ写だからパッと見CDだと思ったよHMV。 レジ前に置いてあるものを立ち読みするわけにもいかず(そしてそんな時間もなく)、結局お買い上げの巻なのであった。

しかし蓋を開けてみればいのうえひでのりさんと右近さんの超ロングインタビュー(演劇雑誌のTOMMY特集などあれの10分の1もない)が読めたりしてああ買うべくして買ったのねと思った。 で、本題の(今から!?)エマさんのインタビューですが、大変興味深かったです。それだけか!いやいや、吉井さんの話やツアースケジュールのタイトさなんかもああそうだったのねええ、という感じではありますけども、武道館でドラムを叩いた鈴木敬くんの話が個人的にはうんうんと思うところがあった。

今回のドラマーのメインはもちろん愁さんで、長野で最初に聞いたときもえらい押し出しのいいドラマーだなあ!と思ったしすごく吸引力があるのだが、私の好みで言えば(武道館の感想でも書いたけど)鈴木くんの音の方が好きなんだね。27日に見たときは、それでもラブショーとか黄金バッドとか、黒馬パンクなんかで「あー音がばらける」って感じだったり、ちょい速めでお願いしたい!な部分もあったんだけど、それが28日にかなり修正されてきているのに素直に感動したのだ。27日のラブショーと28日のラブショーって多分全然違ったと思います。 エマってもともと物凄くアイコンタクトとる人だけど、27日の時すごくよく鈴木くんを見ていたのも印象に残ってる。

それにしても、ドラムはどうしてこうも入れ替わり激しいのかっていうね。ギターの二人は不動だったし、ベースはネギさんと三浦くんの二人でしょ。ドラムはあっくん、しーたかさん、あっちゃん、愁さん、鈴木くんだもんね。ねー・・・。なんだか、アニーの苦労がしのばれるね(笑) 読みごたえ物凄くあるけど(ボウイの写真満載だし)、1260円とお高いので気になる方は是非立ち読みなどどうぞ(勧めるな!)