THE YELLOW MONKEY IS HERE.

おまっとさんでした!恒例のやついきます!

 

ふ、ふ、フラゲ日ですよってにーーーー!!!

 

恒例っつって4年ぶりじゃねえか。え?あら?そんなに?時間の経つのは早いものですね。というわけで本日5月19日、THE YELLOW MONKEY新録ベスト盤フラゲ日でございます!ラジオでちらっと聞いた曲もありますが、それもふくめて今から聞きながらただただ思ったことを垂れ流すゲームスタート!

 

1 悲しきASIAN BOY

イエー!がない!なんかもはやライヴのテンションに慣れすぎてイントロ間が抜けて聴こえる!吉井のイエッサがかなり寄せ芸炸裂しててすごい。コーラス違うと雰囲気変わるな~。いやほんとなんか全体的に不思議な感じよ。なんともいえないふわっと感。あっオーライ!は言ってる。貴様と俺とは同期の桜は言ってない?原曲はフェイドアウトなのでアウトロは完全にライヴバージョンですね!これ、ファン投票でギリ16位にすべりこんだわけだけど、ヒーセが当時ラジオで「これが入らなくてどうするんだよぉ~~」と仰ってたの思い出します。私もこの曲に、一票入れました!イェア!

 

2 パール

おっとなんだか最初のギターの音に違和感。あとあれだね?原曲よりも遅くなってるね?すげえ丁寧なパールだなあ~~。いやこれはなんだろう、原曲の勢いと必死さがパールの肝だったのかなってぐらい違う曲みたいよ。原曲のあのちょっとやけっぱちの色っぽさみたいなものが薄いかな~という印象。楽曲の美しさはいわずもがなだけども。

 

3 太陽が燃えている

おっとホーンが入ってるやないか。ホーンアレンジが入ってよりパッと華やかな曲になった印象。これはなんか吉井も歌が手の内に入ってる安定感があるなあ。あとこれほんとベースラインが絶妙ですわね。ストリングスも入ってるし、アレンジとしてはいちばん凝っているのでは?ちょっとビッグバンドぽい味があってよいです。

 

4 プライマル。

これ不思議なんだけど吉井やっぱりその時の歌い方にけっこう寄せてる感じするよね?とはいえ違うのは違うんだけど、あえて変えよう!みたいな感じはまったくない。すげー素直に歌ってるよなあ。おっとなんだこのピポパポ音。ひー途中のヒーセのベースに腰が砕けそう。この曲はほんとに当時と今とではもう一つ一つの意味が違って聴こえる。もはや希望の曲。

 

5 WELCOME TO MY DOGHOUSE

重低音さんいらっしゃい!ってぐらいリズム隊の仕事師っぷりがすばらしい。テンション振り切った犬小屋しかライヴでは聞かないのでなんか冷静なスタートでおもしろい、おもしろいとか言っちゃだめですか。すいません。はぁ~しかしエマのぎたーのざ・おなご殺しぶりよ。そこに畳みかけるベース!遠吠え!あっアカン興奮してきた、と思ったら吉井もここから俄然温度あげってってるやないか!わかりやすい!おまえ、わかりやすい!いやほんとマジ犬小屋は偉大よ…!

 

6 追憶のマーメイド

まーーーーってましたーーーー!!!ストリングス入ってはるーーー!!!歌謡曲感すごーーーい!!!これもひねらず素直に歌ってるな~。マジで歌謡曲方向に振りきっていい味出してる感じある。っていうか、あんなにメンバーに(ってか、吉井に?)冷たくされても(演奏されなくても)ずーっと好きな曲として投票してくれたひとのおかげでこうして今新録で聴けるんやで…アカン涙出てきたわ…もーーーぜったい東京ドームでやってくれーーー!!!

 

7 BURN

いやもうアニーのドラムに全部だよね。これよ。これなのよ。割といろんなひとがカバーでやってくれたり吉井もソロでやってたりしたけどドラムのこの、これ、これです。はあ。吉井のシャーマンみはちょっと薄れてるかな~。鍵盤の音色が違うのでブリッジのところ結構印象ちがうな~。あっと最後のギターの音まで入ってるううう!うれしい!!

 

8 SPARK

違和感仕事してーーーー!!!!なにこの「この15年毎日演奏してましたが何か」感。吉井のボーカルは当時ほどひねってない感じあるけどバンド演奏の厚みと安定感ハンパない。エマのギターのキレの変わらなさもすごいしいやもう全般的にすごい。Dメロのアレンジ変えてきて、かつこのしっくり具合。お見事!

 

9 楽園

吉井の!寄せ芸炸裂!これ意識してやってるんだろうけど(じゃなかったらコワイよ)こういう歌い方を楽曲が呼んでるんだろうか?楽園の間奏、ほんとこのベースとギターのマリアージュ…最高ですね。しかしヒーセのベースなんなんですかね。なんなん?ほんと、解散した後に誰かが言っていた、THE YELLOW MONKEYの音ってヒーセのベースだったんだなって言葉を思い出さずにいられない。

 

10 真珠色の革命時代

原曲の収録年が古いというのもあるけど、おそらくいちばん吉井の歌が変わってる曲ではないか。イントロから入るストリングスの旋律がそれだけで涙を誘う。吉井が当時思い描いていた楽曲の完成形をようやく音源として残すことができたのかもしれないな…ほんとうに美しい。メンバーの演奏もなにもかもがこれしかないというような美しさ。よかったね。これを残せてよかったね、また集まって、そしてこうして残せてよかったね…

 

恥ずかしながら号泣ししたため一時離席(チーン)(鼻をかむ音)

 

11 SO YOUNG

真珠色のカットアウトからこのイントロへのつなぎがすばらしい!もともとのベストを買ったときはさほど意識してなかったけど、こんなに投票数多かったのか…。はっいかんなんか遠い目して聴き入っちゃったよ。しかしなんつー歌詞書くんだよ!ひえーーだめだーーーまだ走馬燈が、走馬燈が仕事しすぎるううううう

 

12 天国旅行

これまたそーやんからほぼノータイムでイントロ。ってまて!スリー、フォー!のカウントむちゃんこハッキリ言ってる!いやしかしこれ…私以前「吉井和哉はこの天国旅行って曲をものしたという一点で歴史に名を残していい」とかほざいてましたけど、その楽曲のスケールにメンバーが合ってきたというか、それぞれの経験値が積み増されて凄いことになってるっていうか、ええええ!なんだこれ!!!完成度高過ぎない!?アニーの1,2,3,4のカウントもはっきり入ってるね…ありがたみ…まずいエマのギターの凄みに泣けてきた。どうすんだこれ最後までもつのかこんなんで

 

13 SUCK OF LIFE

あっはっは!今泣いたカラスがなんとやら!いやこれも真珠色と同じで原曲の収録年代が古いので当然いろいろ変わってきてるししかもTHE YELLOW MONKEYライヴ四天王のSUCKですから、吉井もどうすりゃいいのさこのテンション、みたいなのが面白すぐる。しかし歌ってる間に帳尻合ってくんのないつものことながら。あとでっかいイチモツベイベーってむしろはっきり歌いすぎだし最後完全にライヴのテンションやないか!お前のわかりやすさなんなんや!

 

14 花吹雪

多分今回収録されている曲の中で一番鍵盤の印象が強い曲なので、わりと別のカラーになった感じで新鮮!けっこう音のアレンジを変えてきてるような。吉井はこういう曲はもう自家薬籠中のものというか、安定の色気と切なさがあって満点です。いい歌詞書くな~しかし!あとわし花吹雪のベースが大好きなんじゃ…ほとんど旋律やないかってぐらいの歌うベース…最高かよ…

 

15 JAM

これはもう手の内に入っているというか、さすがですね。15年後にまたもう一度これを録音したとしても、同じようなクオリティで録れるのではないかと思わせる。バンドにいろんな運命を連れてきて、バンドのいろんな運命に立ち会った曲だけど、その思いがきちんと楽曲に乗っているのを感じる。私にとっても結局のところ、これが運命の曲であり続けたんだよなあと思うと泣けてきます(またか)。しかしほんと、あの最後、一気に曲の温度をあげていく吉井の膂力の凄さ!アウトロにリフレインがつかない原曲のバージョンなのもうれしい。

 

16 バラ色の日々

ラスト!つまりファン投票で1位だった曲です。いやこれさすがにこなれてるね。違和感仕事してーーーー!!!(第2弾)あっでもエマのギターけっこう違うな。そしてかっこいいな。つーか…エマさんキレッキレやないか!しかし、このバラ色がこうして投票で1位になって、また新録のベストのトリを飾るっていうのもなんだか感慨深い。

 

あー終わっちゃった!

 

いやーーきゃいきゃい言いながら楽しみました。ところどころでも書いてるけど、元の曲から「離れよう、離れよう」みたいなところがまったくないのがすごい。基本的にその楽曲を、「今、そのままやってみる」ってことに心を砕いたという感じ。もちろん、よりアレンジされているものもあるんだけど、離れてるか寄せてるかでいったら寄せてる。それは、あえて離れようとしなくても、この歳月の間に積み重なったものがどうやったって出てくるでしょうっていう自信というか、そういうところを見てほしいという気持ちなのかもしれないな、なんて思いました。吉井のさー、歌うときにちょっと声が裏返ったり、アクセントがついちゃうとことか、まったく同じアクセントでやっぱり歌ってたりして、意識してるのか、自然に出るのか、このバンドの音だから自然に出るのか、なんか不思議な感じでした。あと聴くときはぜひヘッドフォン(イヤフォン)使うの推奨!リズム隊の音がより楽しめますわよ…フフフ…

 

つーことで映画は11月公開という告知もなされ、じゃあ、次は、オリジナルアルバム…?だろうがーー!!だろうがよーーー!!(このネタわかる人ここ読んでないとおも)もう、すごおおおく期待しています。ほんと、自分でも不思議だけど、自分の知らないTHE YELLOW MONKEYにめっちゃ飢えてます、わたし。解散している間は、このバンドのことを思うとき、たとえ懐古趣味の再結成でもいいからもう一度会わせてくれなんて考えてたこともあったけど、今や、私の見たことのない、聴いたことのないバンドの音を聞かせてくれーーーなんて思っちゃってるわけだから、ファンというのは度し難いですね。でもどれだけ度し難くても期待しているし、ファンにできることなんて期待してるよ、楽しみにしてるよってその気持ちを大事にしておくことだけなんじゃないかって思います。 期待してるよ! 楽しみにしてるよ!!!!