真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)

1stアルバム「THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE(夜行性のかたつむり達とプラスティックのブギー)」収録。  

イエローモンキーファンにとって忘れられない日付、12月28日を、もっと言うなら「メカラ・ウロコ」というものを象徴する楽曲なのではないだろうか。 1996年12月28日の「メカラ・ウロコ7」のライブを、吉井和哉は自分のライブ人生のハイライトのひとつとして名前を挙げることが多いけれども、その理由のひとつはこの楽曲を、自身が思い描いた理想の形で再現することが出来たからではないかと思う。

宗清さんのコメントによれば、この曲は吉井和哉どん底であった時代に、ここからいつか抜け出そう、という思いを込めて作った曲なのだそうだ。そう思ってみると、メカラウロコというイエローモンキーの記念日に、彼が好んでこの曲を演奏したというのも感慨深いものがある。

初武道館のライブの際にも、この曲は演奏されており、Cherry Blossom RevolutionのDVDにももちろん収録されている。ストリングスを入れていないので、最後のリフレインをエマのギターが奏でているのがなんだか新鮮。

メカラ7、そしてラストの東京ドームでのメカラ8のDVDにも当然のように収録されており、かつライブアルバム「SO ALIVE」にメカラ9での演奏が収録されているわけで、何らかの形でこの曲の「メカラ」での演奏がすべて残されているというのも凄いことだと思う。メカラ7のDVDでは「メカラ・ウロコ楽団」を指揮する吉井の姿が見られ(ここからSUBJECTIVE LATE SHOWへの流れは絶品)、メカラ8ではエマのギターソロの際、寄り添ってエマの手を追いかける吉井和哉の姿を見ることができる。 どちらも、私が泣きたくなるほど好きな光景のひとつです。

Ah change’s coming,change’s coming,change’s coming・・・・