幸運なことに（ほんとにな！）ダメもとのシュートが決まって参加させていただくことが出来ました。横浜BLITZは初。以下とっても長いです（ツアバレありですごめんなさい）。
今回、重ねて幸運なことに友人も皆自力当選という奇跡を成し遂げまして、そのうちひとりが奇跡の番号（おらあんな桁の少ない番号みたことねーだ）を引き当てたのですが、せっかくだからみんなで見れる場所でみたい、ということで中央ブロックはかなり混みあうので桁の大きい他のメンツがそこに入り込むことは苦しかろう、と前方のサイドブロックで待機。無理せず全員合流できまして、しかもいいんすかー、こんなスペース余裕あっていいんすかーというぐらいまったりな感じで開演を待つ。
客電が消えて、下手から登場。おおお！かっこいい、これはちょっと相当かっこいいんでないの！前髪をサイドに流しているのがちょっと新鮮、そしてサングラスーー、似合う～そのサングラス似合うよ～、黒の上着に中は赤のＴシャツ、下は白。そしてアコギを手にしたかと思うといきなり みんなに死んだらいいなと思われる～～～♪ なんと驚きのワセドン始まり（笑）素晴らしい、最高、これぞ吉井和哉！途中で歌詞を間違えて「みんなが間違えたかどうだか確かめる～」とアドリブ。 つーか歌詞間違い全般的に異常に多かった。
続いてBiri。このワセドンからBiriへの流れよかったなあ。仙台のときスタンドであまり飛べなかったので今日は（スペースもあるし）飛び跳ねまくりました。私たちは下手側のサイドにいたんだけど、吉井はあれ癖なんだろうと思うけどぜったい向かって右（つまり下手側）を見ながら歌いますよね。これだけ近くで御尊顔を拝し恐悦至極でございます！というぐらいよく見えました。ここからはツアーの流れと同じでWEEKENDER。正直、ここのWEEKENDERが日替わりになるんでないのかと思っていたんだけどそうでもないっぽいね。この曲の「遠回りしてもよかったと言える大人になりたい」のところで、白のストロボとオレンジのナトリウムライト（ぽかった）のストロボが交錯する照明があって、こーれがもう神がかった格好良さだったっつーの、もうやべえっつーの。 上海は仙台より吐息少な目。でもすっげえエロい顔して歌ってたなあ。
ルーザーに続いてSIDE BY SIDE。いや仙台でもよかったけどほんっとこれいい。無理に笑うのよせ、の顔とかぞっとするほどよかった。CALL MEでは間奏で「もしもし、神様」と電話をかけるアクションが。ぜんぜん関係のない話なんですけど「オイル」という芝居の「もしもし、もしもし・・・本当は助けが欲しい、あなたの。聞こえているなら、返事をして、神様」という松たかちゃんの台詞を思い出したりした。 ここでMC。暗転のとき観客の一部が盛り上がっていて、明転すると同時に「はいはいはい～～おまえらはぁ、好き勝手喋ってぇ」と微妙な金八物真似を披露（笑）「長くなるけど、いい？」と言われていいよーーと答えるオーディエンス。 あんま細かく書かない方がいいのかな？という気もしつつ、うーんしかしまあ今回行けなかったひとにはとりあえず細かく知りたいかもしれん、と思うので細かく書いてみます。言ってる本人のニュアンスが伝わらないのにこういうことをblogに書くもんでないよ、と不快に思われるかたもいるかもしれません、すいません。
昨日雑誌の取材である素敵なアーティストと対談しまして（ここで客に『働いてるでしょ？』かなんか言った）、誰かっていうのは業界のアレでまだ言えないんだけど、その取材の最中から気分が悪くなってきて、対談が終わったら今度はコメント録りですとか言われて、奥田民生くんへのおめでとうコメントとか、それで今日俺もう気分悪いから帰るわ、って車で帰ったんです。そしたらべつに全然下ネタじゃないんだけど運転してるときに股間のあたりからビリビリビリってしびれたみたいになって、視界は狭くなるし、あっおれ死ぬんだってマジで思ったの！もうブレーキもアクセルも踏めないし、あーこれ今度自伝とか出すけどそれって死ぬ前に出すっていうことになってたんだなあ、でもそうするとロッキンオンがおいしいなあ、とか考えて、いやだめだ、おれは113本のツアーを１本も飛ばさずにやりとげたぐらいいろんな我慢を耐えてきたんだ！（笑）って家までたどりついたけどもう車庫入れするのが精一杯で、ガレージの外にへたりこんじゃって119番に自分で電話したの！それで「どんな症状ですか」「…しんどいんです」とか言って、「職業は」「…歌手です」ってここでロックミュージシャンとか言っても伝わらないからね！（笑）それで優秀ですねえ救急車、５分ぐらいで来てくれて、自分で後ろ開けて自分で横になって、お名前はって聞かれて「さっき言ったじゃん」って、アレ不思議だね人間ってしんどいときでもむかつくんだね（笑）それで病院でついてくれたのが推定５０歳ぐらいの看護婦さんと唐沢寿明似のお医者さんで、そしたらその看護婦さんが「あら！この人イエモンの人よ！」って（笑）とりあえず血を採りますから！って言われてそしたら普通腕とかから採ると思うじゃん！股の付け根から採血するんだよ！それでズボンもパンツも脱がされて、死にそうになってるときのあの・・・自分の息子ね・・・ひどかった（笑）点滴してもらったんだけどその推定５０歳ぐらいの看護婦さんが何回も失敗して、もう血がだらだら出て腕がシド・ヴィシャスみたいになってんの！（シド・ヴィシャスって、と自分でツッコミ）でも点滴して３分ぐらいしたらふっと「あれ？気分良くなった」って（笑） おしまい（笑）
おしまい、じゃNEEEEEEE！！ （私の心の声） 続けて、でも昨日もう死んだと思ったから、今日ここで歌える喜びったらないね！とも。 基本的にほんとひとつのMCネタ、みたいな感じで明るく笑いも交えつつ、なトークではありました。とりあえずこういうMCがありましたよ、ということで。
シュレッダーから聖なる海とサンシャインへの流れはツアーと変わらず。ほんと自然な流れだし、なんかまるでアンサーソングのように対になってる感じすらする。だから「僕は君のことを忘れないだろう」って歌ってたりするのかな。 さて、ここからは畳み掛け！I WANT YOU I NEED YOUで、吉井が上手側を見ながら指さしだけこっちにくれたときがあって、ひーーー！ってくらった。そういう不意打ち大好き。Painではガンガンに頭を振らせていただきました。この時吉井が下手サイドのスピーカーに向かってきて、ぎゃーー近い！って凝視していたら舌出した・・・エロい、エロいよもう。
曲間でも何度も「暑いね」って言いながら巻いていたストールで汗を拭いていましたが、最後までストールは外しませんでした。でもほんと相当暑かったんじゃないかなあ。最後はけていくときとか、サポメンの皆さん顔が真っ赤になってましたもの・・・ マンチーでは「マンゴー替え歌」こそなかったですが、やっぱりちょーー楽しい。「爆発の股間」は言わせるたびに指折って数えてた（笑）６回は言わされたな（笑）
そしてこのあとあの、あのギターのイントロが！ LOVE COMMUNICATION！！！！！ いやあああああああ！（絶叫）友人と手を取り合って飛び跳ねて踊った、思わず。いやそれにしても・・・LOVE COMMUNICATION聴けるとは！あとで言っていたけど急遽覚えさせられたらしいです、バーニー。やっぱこれスピッツゲストのときの恩恵かな！田村さん（スピッツリーダー）のおかげかな！と終演後皆で大騒ぎした。しかしハンパない盛り上がりだった。天使と女神と♪のところのレスポンスも皆ばっちりだし、吉井もサビで左右に手を振ってワイパー煽るようなアクションをしていた。むせびなくギター、でもう脊髄反射で右側見ちゃって、あっ弾いてない、バーニーだった！とか。でもほんといろんなものが一瞬にして吹っ飛んだな、多分殆ど絶叫していたと思う、私。
間髪入れずにALL BY LOVE。これもどんどんかっこよくなるなあ。腕を回してくれるエマはいないけど吉井は腕を回すのね（笑）メンバー紹介ここでだったかな？もう一個前だったかも。結構中央部は押せ押せの感じになっていたみたいで、何人か途中で避難しているひともいたけど、MCのどこかで吉井が「みんなもうちょっと下がって」「あっ頭打つよ」と前方から引き出された子を気遣うシーンもありました。 勝者の歌を、と言ってWinner。これ、ほんとにどんどん好きになるな。自分の中で「ボトムが下がって」いくのがわかる。
ラストはツアーと同じくShine and Eternity。 アンコールでは白のＶネックＴに黒のジャケットをお召し。本当はツアーと同じく白衣装で出るはずだったんだけど、間違って社員が名古屋に送ってしまったらしい（笑）当該社員を舞台上に呼んで謝罪させてました（笑）ここで客から「社歌～！（歌って～）」みたいな声がかかったんだけど、「待て待て待て待て！」「アンコールで盛り上がったら歌う。君達次第だ！」とかなんとか（笑） そして２月にZEPPトゥアー（笑）の発表、あーんど１２月２７日２８日は 「よしいぶっどーかーん！」Yeah!!!!!!! 全然関係ないけど吉井のこの「ぶっどーっかーん！」って言い方、ちょう好きです。 そして「売れないと思うけど（笑）、シングル出すことになりました」「クリスマスに向けて」だそうです。ということで鶴谷さんとふたりでバッカを。ライブでは初聴き。
ラストは雨雲。これ、仙台でも同じところの歌詞を間違えていなかったか。むーん。 ダブルアンコール、最初にバーニーがバースデーソングをギターで。いやーしかしあんなに皆に祝われるのを拒否っていたひとがねえ、と感慨深い。思い切りよく歌いながらしかしそんな感慨も吉井の姿を見て吹っ飛ぶ（笑）なんと自分が金の半身半馬になって登場（爆）！ 上に来ている金のジップアップに見覚えが・・・と思ったら案の定「イエローモンキー解散のときの衣装がこんなところで役立つとは！」（笑）ま、まだ置いてたんか・・・大森さんから借りてきたんかい？（笑） しかし、吉井本人に「おめでとう」を言うことが長いこと出来ずにいたので、やっぱりちょっと感慨深くもあった。 その半身半馬のままなげやりに弓を放つ今年もうすぐ４１歳のロックスター（笑）御丁寧にくす玉まで用意され、似顔絵ケーキまで！すげえなあ、さすが前夜祭、あちがった温野菜。「舞台監督さん、コレ今引いちゃっていいんすか？」とほとんど素で聞く吉井（笑）そしてくす玉を引いた瞬間に金銀テープの特効！くす玉の中からは 「いくつになっても爆発の股間！」 でもってそのくすだまの形が・・・息子っていうか・・・テンテン？（笑）その下向きのテンテンがずっと吉井を指しているのがもーおっかしくておっかしくて笑い死にしそうになった。せめてテンテンは上向きに！（それもどうか！） そしてその格好のままアコギ一本でゴールドケンタウルス社歌を熱唱（爆） これなんかもう・・・すごい破壊力すぎて帰る道すがらずっと頭を回るんですけどどうしたらいいんでしょうか（笑）そして「これで終わりなのかまさか」と思ったら終わりでした（笑）っていうか「アンコールで盛り上がったら」とか言いながらぜんぜんやる気満開じゃねえかよっていう（笑）
というわけで、なかなかに前夜祭・温野菜に相応しいアットホームでありつつも熱く盛り上がった一夜になったのではないでしょうか。体調のことは心配ですけどそれはもう私がここでぎゃあぎゃあ言うことでもないかなあと。声の調子はやっぱり仙台の方がよかった感じだったので、名古屋どうかなあという気もしつつですが、でも楽しみだぴょん（脳天気）。 あとですね、その前日対談したという話、聞いた瞬間隣で見ていた友人と顔見合わせて「○○○じゃない？」「絶対そうだよ」と言い合っていたのですが、帰宅後そのアーティストが自分の日記で「昨日は同年代のアーティストと対談」と書いているのを発見、もうこりゃ間違いないなと。つーわけでその対談というのは相手はスピッツ草野マサムネ氏、そして掲載誌はbridge表紙巻頭と見たがどうか！10/31という吉井のアルバムからえっらいタイミング外した発売でありながら意地でも吉井を表紙にする、それが渋谷パパクオリティ。って想像だけでもの言ってますけど当たらずとも遠からずだと思うのよ！ちなみに２０日発売のJAPANには吉井の仙台レポ載るらしいわよ（プチ情報）。
ともあれ楽しい一夜をありがとうございました。そして最後になりましたが吉井和哉さん、 お誕生日おめでとう！！！！
