I LOVE YOU が骨になる

 吉井さんがPVの撮影で三保の博物館に行ってるって、という情報をとある方からいただいて、その時ちょうど研修中だった私はぎゃああああ、なんでええええ、よりによって私のいないときにぃぃぃ、って居たって平日だしどうにもならんのだがお約束のようにそういうつぶやきも漏らしてみたりしたのですが、ビルマニアのPVがオンエアされた次の週にはミーハー魂炸裂でさっそく行ってました、その東海大学自然史博物館。なにしろチャリンコで15分ほどだったのですもの。

 

というわけで、吉井くんが流れるままに最後は絶対そうしよう、なんつって手を取りあっている1億2000年前の手。 狭いフロアにかなりみっしり!という感じで化石が並んでいるので、なんつーか、圧迫される感じがあります。トリケラトプスとかもいるよ。思ったけど、恐竜の化石は横から見るより正面(つまり顔)から見る方が迫力がある。これ向かってきたらイチコロだな的な。

 

ビルマニアのPVには山田孝之くんがそれはそれはもう素晴らしい仕事師っぷりを発揮してくださっていて、リズムも良いし彼の表情を見ているだけでも飽きない。吉井くんがモバイルでも紹介していたショットは最高ですよね、っていうかあそこの表情へいたるまでが最高。なんつって俺はクローズゼロを見ていないわけですが、っていうか出演作をほとんど見たことないわけですが、でもこのPVの山田くんはGJ!であることは間違いないとおもう。ただ何で緑の衣装だったのかってのは疑問だったけれども。

もうひとつの楽しみはギター、ドラム、ベースを演奏する吉井くんが見られることで、個人的にもっともツボだったのはベーシスト吉井和哉だ!ぎゃー!ベースちょう似合うんでない?流石もとベーシストって言うべき?なんか、ああいう風に淡々と弾く、ってギターではありえないアクションなので余計ツボった。ドラムは全体的にやけっぱち感が漂っていて何回見ても笑ってしまう件。3分26秒あたりのブレイク後の入りとか。どんだけ力入ってんねん。

 

歌詞の中の、「踏みとどまらずあいつを絶対見返そう」っていうところ、吉井くんらしいなーというか、言葉のつながりで行くと「踏みとどまって あいつを絶対見返そう」になりがちだと思うんすよね。踏みとどまらず、という言葉をここでチョイスできるのはセンス以外のなにものでもない。でも一番すきなのは「愛する世界に飛び込みいい幻想見よう」かな。つくづく私はこういう歌詞に弱いね。自覚してます。 東京タワーに上ったときにこの曲エンドレスで聴いたんだけど、すげーずっぱまりで、情景を思い浮かべて描いた曲っていうのはわかるなあと思ったり。

ちなみにこれはどうでもいいことなんですけど、この東海大学自然史博物館のある半島の突端からはそれはそれは美しい海の向こうに浮かぶ富士山が見られるのですよ。