30周年が来たりて笛を吹く #5「LOVE LOVE SHOW(English Version)」1998.07.20ロンドンアストリア

98年ロンドンアストリアでのラブショー。未公開の映像ではなく、2013年12月にリリースされた「パンドラ」のDVD初回限定盤にこのアストリアでのライヴのフル映像がついてます。とはいえ通常盤ブルーレイにはついていないし今Amazon見たら中古にふざけんなって値段がついていたので公式でこうして見せてくれるのはGJと言わざるを得ない。悪いこと言わないからほかも全部見せなさい。

 

この英語バージョンはもともとSICKSのUK版リリースのときに収録されたものですが、その後BURNのシングルのカップリング、あとMOTHER OF ALL THE BESTの初回盤にも入ってましたかね。映像ではRED TAPEにも入ってるんですけど、こちらは同じアストリアでも1997年の方。どっちもかっこいい(聞いてない)。

 

映像でLOVE LOVE SHOWを見る時の楽しみはなんといっても音源だけじゃぜったいに味わえないその速さなわけですが、この98年アストリアの頃はパンチのツアーでしぬほど繰り返しやっていたこともあって、もはや限界です!って感じの速さが味わえます。この映像を見た後でFIX THE SICKSの(リリース直後の)映像とか見ると「て、丁寧…!」って驚いちゃいます。

 

再集結後も何度となく演奏される曲ですけど、最近は花道でパフォーマンスしたりおねえさんと絡んだりな印象が強い中、この映像見るとそうだったこれ吉井がめっちゃギター弾くやつなんだったって思い出すし、あのイントロのピックスクラッチも吉井がやってたんだよなー(今はエマ)と懐かしくなります。たまにはこんなふうにかき鳴らしてくれてもいいのよロビン(なぜか急にロビン呼び)。

 

あとなんといってもエマのオスみがすごいよねこの頃。ひれ伏したくなる。間奏の三国さんのキーボードのスペーシーな音もこの人ならではだな~って感じで良いっすよね。ちなみに歌詞は普通にネットで検索して出てきますのでみなさんぜひ語呂合わせぶりも含めて楽しんでくだぱい!