WELCOME TO MY DOGHOUSE

インディーズアルバム「BUNCHED BIRTH」収録。

まちがいなくTHE YELLOW MONKEYというバンドを象徴する曲のひとつ。 解散イベントでのJAMを除けば―――あれはイベントでライブじゃない、そうするとイエローモンキーがライブで最後に演奏したのはこのWELCOME TO MY DOGHOUSEということになる。 バンドの始まりの一曲でもあり、終わりの一曲でもあった。

しかし、レーベルの関係からなのか、どのベスト盤にも収録されていない。収録されているのは、だからBUNCHED BIRTH1枚のみ、ということになる・・・インデックス上では。

ご存じない方はいないだろうが、SO ALIVEの「真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)」のあと、10分過ぎあたりに隠しトラックとしてこのWELCOME TO MY DOGHOUSEのライブバージョンが収録されているのである。 これを初めて聴いたときの嬉しさは忘れられない。 曲の最後の最後で、ジッポのライター音が入っているのも、秘かなツボ。

DVDに収録されているのはjaguar hard painとRED TAPE、そして「私達普通の野良犬に戻ります」と宣言した(宣言しちゃってるじゃんね・・・)メカラウロコ8live at TOKYO DOMEの3つ。 RED TAPEはFIXのツアーのアンコールのもので、今見ても変な汗が滲んでくるほど最高すぎる。 ソロのところのヒーセの格好良さとか、もうどうなんだろうか!っていう。

メカラ8も、ダメダメだったTVのシンガーとは違って、この曲を演る彼らにはまだバンドマジックを感じられるのが不思議だ。 最後を飾るのに、これほど相応しい一曲はないと今でも思う。

華やかに見える道化師の黒い見世物小屋へようこそ