やわらかな思い出

遅ればせながらCOMPLETE SICKSがデイリーで1位をとったということでおめでとうございます!いや、まあ、あのこれぶっちゃけ発売日がずれてるからっていうのが大きいわけですが、その発売日をずらしたのも当然週間順位とか度外視して13年前縁の、というのを大事にした結果だったと思うんですけど、あらためてそうか~、そんなに嬉しいのか~と思ったりなんだり。だってヲタ的にはこのコンプリ版については順位とかまーったく考えなかったし、デイリー1位と聞いてもへえ!みたいな感慨ですが、でもみんなが、吉井もヒーセもアニーもあんなに喜んでるならこっちだってうれしいお!っていう。

だってねぇ~~、ヒーセのblogとか、あんな風に書かれて嬉しくないファンはいないよ。今までのSICKSならべて写真とったりするのもすんげーわかるっつーか、もうヒーセ大好きです(告白)。創生児からHOTEL宇宙船、花吹雪の流れがすきだって話、はじめて聴いたかも。私も大好き、でもってそのあと「淡い心」に繋がる流れも大好き!

でもって昨日はスペシャアーカイブ特番でした。いやーなかなか濃い1時間だった!最初は追憶とjaguarの映像がメインなのかな~とか思って見てたけど、後半相当レアなところも出てたとおもう!あとあのサイトの20th ANNIVERSARYのロゴを使うのセンス良すぎて反則です(笑)

コメントを寄せてくれたのはマリーズ志磨さん、バックホーン松田さん、そして民生。志磨さんはねー、もーほんっと私は今、志磨さんと酒を飲みたい!語り合いたい!絶対時間を忘れて語り合えるはず!自分でも「ただのマニア」って言ってたけど、いや志磨さんはそれで実際に吉井に会うところまで行ってるわけで、全然ただのマニアなんかじゃないYO!「いつかTHE YELLOW MONKEY見てバンドはじめましたって男の子が会いに来てくれたら嬉しい、でもそいつのやってる音楽がTHE YELLOW MONKEYそっくりなら俺はうれしくない」っていう吉井の文章をそのまま受け取って、そうや、俺は全然違う音楽をやって吉井さんに会いにいくんや!と思ってずっとバンドやってたって、もうなんなのこの子~~~!(涙)

志磨さんインタのバックで流れていた赤裸々の映像は時期的にjaguarリリース前だよね。だから「キチガイみたいにとがった愛撫」って歌ってるんだと思われる。リリースでは異常者に直されてたもんな。

あとFM802 MTWBの映像も出てたね~。これシャツがあの、96.1.12の武道館と同じシャツなんだよ、それですっごい覚えてる(笑)あれ好きだったんだよ~~!それから太陽が燃えているのメイキングとかちょうなつい。あの女の子可愛かったな~~。

そうだ、栄樹のコメントもありました。前にも言ったかもしれないけれど私はTHE YELLOW MONKEYのPVのなかでBURNがいちばん好きである。好きすぎて撮影した場所まで行った。山形県の古屋敷村だ。ほんと自分でもどうかしてると思う。そのBURNのPVについて栄樹がかなり熱く語ってくれたのはだから嬉しかったな-。ってそこまでリスペクトしといてなぜに呼び捨てなんだよっていう(笑)

THE BACK HORNの松田さんのコメント、バンドっていうのは組んでいるだけで奇跡のようなもの、いつ壊れてもおかしくない。だれか一人がいなくなったらその瞬間に音は鳴らなくなる。これコメント撮ったのはいつなんだろう。松田さんがTHE YELLOW MONKEYのことを、その闘いぶりもふくめて見せてくれていたバンドだったと思う、と言ったのはとてもよくわかる。確かに彼らはある意味不器用で、一勝一敗をさらけ出しながら進んでいくようなバンドだった。

とか思いながら見ていていきなり電リク野郎ELVISが出てきたので笑いました。なつい!ちょうなつい!これglobeのkeikoも司会だったんだけどこのときいなかったんだよね(笑)個人的にこのときのエマのビジュアル大好きです(聞いてない)

民生は「流星とバラード」のお衣装でご登場。きゃー!スーツ!貴重!一言二言かなーと思っていたら割と長かったコメントが。誰もが憧れるロックバンドの様式美、というものを誰もが追いかけられるわけじゃないけど、THE YELLOW MONKEYはバンドらしい絵を持っていてそれが羨ましかった、と。

パンチのツアーについてのインタビューはまあもう、いつ見てもつらいです・・・という感じはある。吉井この頃だっけな?bridgeで自宅インタビュー受けてたような、その頃の髪型だよね。アニーのインタビューのときに流れたドラムソロは「ゴージャス」のアウトロと思われるのでどこかのホールだろう。アリーナではあのドラムソロがなくて悲しかった。

自分でもこれ見るまでぜんっぜん忘れてたんだけど、このインタビューのバックで流れてる大阪城ホールのライブ、100本目だって話が出てそれでようやく思い出したの。2月5日の城ホール、100本目だったんだよ。そうだ、あの頃はそういう勝手な記念日がたくさんあった。100本目だからなんだって話だけど、100本目!じゃあ行かなきゃ!みたいなばかなテンションが渦巻いてたなあ。

当たり前だけれど、こういった特集番組や、彼らの足跡を振り返る!みたいな番組は、もう物語の結末がわかっているわけで、どうしても最後にむかっていくにつれ切なさがよぎる。今こうしてあのときはいい時間だった、と振り返ることができていてもその切なさは変わらない。おもろうて、やがて悲しきか。とても楽しいけれど、最後には「解散」の二文字が待っているのだ。

番組の最後はメカラ8のJAMをフル尺で流していた。広いなあ東京ドーム。名曲だなあ、JAM。そのJAMをバックに、ファンのひとからの投稿が流れていた。最後に流れたメッセージには「解散してしまったいまでも、そしてこれからも間違いなく№1ロックンロールバンドです」と書かれていた。

それにしても、フジもそうだけれどスペシャも力の入った番組をどうもありがとう。さすが映像資料が豊富なだけある!というかこのコメント陣はまさしくスペシャの力のたまもの!という感じですね。あの「100本目だぜ」の吉井の声を聞いたときはちょっとした衝撃でした。さて、残すは1月30日のフジの特番の完全版を残すのみか。座して待つ!