名は体をなんとやら

吉井さんがいろいろマメに更新してくださっているというのになんというダメブログなんでしょうかここは!もうダメブロに改名します。嘘です。どうでもいいけどブログのタイトルって大事だよねー(なんですか藪から棒に)。 寺にこもったり山に行ったりとちょびっと電脳生活を離れておりましたがその間にもいろんな情報が出たり入ったり、いや入ってはいないか、出たり出なかったりのエブリデイ、周回遅れどころか3周半ぐらい遅れてますがいちおう今更ながらにぽつぽつ書いてみたりなど。 何はさておき今年もジョンレノンスーパーライブに出演決定ということで、いやもう吉井と民生がいつものとおり顔を揃えたところでうん、もう、ジョン祭りはさ!あれだからさ!みたいな感じで華麗にスルーしようとしたら 出演:東京スカパラダイスオーケストラ orz どんな罠なのこれ…揃っちゃう?民生と吉井とスカパラ揃っちゃう?えっこれなんて猫にフリスキー?あなたにはその価値があるから?それロレアルパリ?もう完全に自分を見失いました。しかしそこまで我を失っても「でもジョン祭りだしな」という思いが私に私を取り戻させる。いやジョンにはなんのあれもないが。むしろ祭りのほうがあれがあれなんだが。にがて…なんだよな…あのくうかん…オノコードとか持ってちかちかやってる和民はもちろんプライスレスだし今回は曽我部さんまで出るし(絶対罠だよねこれなんかの…)バンドのキーボードでダイちゃん呼ばれてるし…。駄菓子菓子!!なによりも週中の水曜日、ド平日って事実が何よりも俺を阻む。はああ。行きたいけど、休みをとってぶっちぎるにはいろいろあれだ、あれってなんだ、それだよそれ! ダイちゃんといえば(強引すぎる繋ぎ)、先日フジフジ富士QがM-ONにて放送されましたね。3時間の放送時間で、1アーティスト1曲づつかなあ、とか思ってたんですが、2曲とも放送されたひとと1曲だけのひととおりまして、その選択基準はまったくもって謎なんですけれども、吉井さんはありがたくも2曲とも放送していただいておりました。 私の友人がどんぴしゃで言い当てたように(ほんとすごいよ~)「マリアとアマゾネス」のすっぱまりようもすごいし、「Anthem」の、決して得意技ではないと思われる続く高音のサビをまさに必死、という顔でうたう吉井は当たり前だけれどほんとうにかっこよくて、ステージが始まる前「歌詞ガン見だったらどうしよう」「歌詞忘れたらどうしよう」「なんか寒いこと言ったらどうしよう」とか心配した自分を改めて猛省しましたいやマジで。そしてやっぱり、Anthemの最後で、大きく体を捩るように声を絞り出していた姿がいっとう好きです。 この日のことは、出演者のおひとりでもあった片寄明人さんがすばらしい文章を書いてくださっているので、読んでない方はいないと思いますけれどいちおうリンクはっておきます。イベント後のtwitterでのつぶやきでも、團長や、片寄さんや、たくさんのひとが、ほんとうに真摯なイベントだったことに折に触れ言及されていたことを思い出します。9/18にリピート放送がありますので、見逃した方は是非チェックを。 最近はモバイルの更新もほんとにマメで・・・・ごめんなさい私ほんと話題についていってない!(泣き伏す)制作過程に興味がない訳ではないんだけど…つーか今ネタバレとか言われてもリリースの頃にはすっかり忘れてる自信あるし、機材の話も好きだけどでもあんなチラ見せされるよりどうせならがっつり解説してくれよおおおなんだよおおとか思ったりなんだりです。あっそういえば質問も更新してたね!モバイルでこのコーナーいちばん好きかもしんない。いつもニヤニヤ笑いながら見てます。今回は中盤の不倫不倫不倫、リンリンリリンリンリンリリンリン♪の連打がすごかった、ってそんなこと言ったら真剣に悩んでる方に申し訳ないですねごめんなさい。いやあれあそこまで連続で書いてるところになんか意図的なものを感じるお!なんか前半結構良いこと言ってた気もするのにすっかり吹き飛びました。でもってアキネーターで民生を思い浮かべるのは私もやりました!つーかあれ相当前に一回流行ったよね…その時エレカシ宮本とスピッツマサムネくん、つまりバンドのボーカル、独身、生まれ年も1年違い、と条件だけならほぼ同じ二人をどうやって振り分けてるのかなと思っていろいろやってみた記憶が(今やってみたら「ドラマに出たことある?」で振り分けられた感…w)。 新曲レコの準備でいそがしそうな吉井さんですが、月初めのコラムに「それどころじゃねえんだ」的なことを書いていたりしてでも律儀に1日に更新したりしてさては夏休みの宿題は早めに終わらせるタイプなのか意外に!とかいうことは思いませんでしたが(ちなみに私は夏休みの宿題を8月31日からはじめるタイプです)(聞いてない)、でも個人的にはここ何回かのブログの中でいちばん読み応えがあったなと思ったりも。 HMV渋谷閉店のニュースは意外なほど各所で取り上げられていたけれど、しかしこんなことを言うと怒られるかもしれないが、私は今の音楽業界をとりまく不況というやつがいまいちピンときていない。いや、CDが売れなくなっているというのはわかりますし吉井さんの書いているようにレコード会社を取り巻く環境が厳しいというのもわかります。今月のJAPANでも横山健さんがそういう話をしてますよね(とても面白いインタビューでした)。でもじゃあ、あの10年前の、ミリオンダブルミリオン当たり前、ああいう時代が「当たり前」なのか?っていうとそうなの?と思ってしまうというかね。 この話書くと長くなるのでここでは控えますけれど、でもCDが売れないとか配信が伸びないとかいうことよりも、もし「音楽業界」というのに危機的状況が訪れるとしたら、それは若者が音楽よりも面白いジャンルに流れ出すことじゃないのかなあと、野田秀樹の受け売りのようなことを思います。 武道館はもちろんなくならないだろうけど、でも「今の」武道館がいつまであるかは誰にもわかんないですよね。あれが建設されて40年ぐらい経つのかな?いつ老朽化による建替え、なんて話が出てもおかしくないと思ったりもするのだった。いいコヤ、というのは本当に独特の、手垢のついたような空気があって、武道館にもまさしくそういう空気があるのだけれど、たとえばあそこが建替えられるということになったら、そういうものはきっぱりと消えてしまうことになるんだろうとおもう。同じ姿形で残ったとしても、その空気までは残せないものね。 でも今すでに建替え工事に入っている歌舞伎座、そこがなくなる、という時に誰かが言った「新しい空間がまた、いいものに見えてくるように、素晴らしい作品を創り続ければいい。空間は何時も新しくなっては愛されて、垢にまみれて、やがて古くなり、そしてまた新しくならなければいけないのである。」という言葉のとおり、たとえ武道館がなくなったとしても、新しい空間に歴史を刻みつけていくのが吉井さんたちの仕事だよね、なんちて。 そんなこと言って、私はもうこのブログのタイトルからもおわかりのように、ノスタルジーとセンチメンタルだけで出来上がったセンチメートルな人間ですから、武道館が万が一建替え!なんてことになったら吉井ちゃんその前にあれであれを一発お願い、みたいなことは当然考えたりしますけどね、うふふふ。 つまるところ、ブログのタイトルってのはほんとに大事だって話です(なんですか藪から棒に)。