踊れ、踊れ

6月20日からTHE YELLOW MONKEYの全アルバム・ビデオクリップが配信開始、というニュースはもうずいぶん前から(というか20周年記念日から)告知されていたわけですけれども、それを記念してニコニコ生放送THE YELLOW MONKEYの24時間特番をやるという。

 

24時間。 誰が頼んだそんな耐久レース。 自慢じゃないがニコニコ生放送聴いたことないわたしだ。そもそもそういう、自分で見たいタイミングを選べないものが初手から苦手なわたしだ。いくら大好きなTHE YELLOW MONKEYの特番だからって、これが24時間じゃないとしてもスルーする可能性が非常に高いというのに、あまつさえド平日に24時間とか正気の沙汰じゃない。厳選されたライブ映像って、厳選ってことはいままでリリースされたやつから「厳選」するだけなんでしょどうせ、とか鼻をほじほじしていたし実際ほとんど見るつもりなかった。 昨日までは。

 

特番にあたって「ザ・イエローモンキーと縁の深いアーティスト、ミュージシャン、制作関係者から寄せられた独占コメント」というやつがあり、そのコメントを送った人物のリストがUPされたわけですよ。上からざーっと眺めて、まず「おっ、野宮さんだ!」そこに食いつきましたよね。で、あーやっぱ栄樹くるよね、そこも確認しますよね。あっエンジニアの山口さん、そしてTVKの山本さん… TVKの山本さん…? えっ? コーイチ? 山本浩市って…あのコーイチ!!!????

卓袱台ひっくり返す勢いで立ち上がりました(実話)。

山本浩市…おお…ご記憶の方は少ないと思うが私はかつてこんな浩市への思いの丈をぶつけるエントリを書いたことがあるのである。TVKといえばTHE YELLOW MONKEYのお母さん、言わずとしれたLiveyの制作局、だからもちろん縁の深い制作関係者でまったく間違いない。しかしながらそれと同時に、私にとって山本浩市という人は「TRUE MIND」と「メカラウロコ7」のディレクターであって、その2本を手がけたというその一点でわたしの大恩人といって差し支えないのだ。

 

恥を晒すようでなんですけど、クレジットされたKOHICHI YAMAMOTOがどういう漢字を書くのかも最初はわからず、検索に検索したうえで「山本浩市」の名前を探し当て、そして私はあれだ、彼にファンレターを送ったことまであるのだ。どうだ気持ち悪いだろう!ほんとこういうこじれたヲタまじで手に負えない。自分で自分の愛情が斜めの方向に行きすぎて気持ち悪い。実際送ったといっても局宛てに送っただけなので、手元に届いたかとかあまつさえ読んでらっしゃるとか思わないですけども(読んで頂いてないほうがありがたいかもしれない)、ことほどさように私にとって山本浩市という人はTHE YELLOW MONKEYを語る上で欠かせないひとだったんです。

 

ド平日に24時間、ばっかじゃなかろうかと思うけども、でも結成20周年のときにもチーとも触れられなかったコーイチ(呼び捨てで申し訳ない)(今更)(でも愛と敬意は異常なぐらいあります!)に白羽の矢を立ててくれたというだけでニコニコ生放送ありがとうっ!と心は谷村新司です。24時間のうちコーイチのコメントなんてものの2~3分でしょう、わかってるわかってる、それでもいい! それでもいい!つったって見られなきゃ話にならないじゃん、とは思いますが俺じゃないほかの誰かが見届けてくれたらそれで幸せだ…!みたいな気持ちもあり、というかそれ以前に見られる努力をしろよ、ということでタイムシフト予約ってやつをしてみたよ…!何しろド素人なのでタイムシフトそれなに美味しいの、みたいな域を出ていませんが、なんとなく生放送ではなくて放送から1週間以内の自分の好きな時に1回だけ再生できる機能、と解釈してみました。週末がんばってみる。どこまで頑張れるかわからないけど…!

しかし最初にも書いたとおり厳選ライブ映像にハナから期待していなかった私ですが、TVKが噛んでいるとなったら本当に本当の厳選が出るんじゃねえのかとそういう意味でも戦々恐々でございます。ともあれ鼻をほじほじしている場合では最早なく、この祭りに褌一丁で飛び込む決意を新たにしております!ってなんだその例え!